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2021年7月13日

新型コロナのくも膜下出血はコブがちいさくて...

2021  7月  アメリカ


COVID-19パンデミックは公衆衛生上の緊急課題である。

ほとんどの症例は重篤には至らないが、誘発された炎症が動脈瘤などを悪化させるというエビデンスが増えつつある。

そこで、COVID-19患者におけるくも膜下出血の特徴をあきらかにするべく、くわしくしらべてみたそうな。



2020年3月から2021年1月のアメリカ5箇所の脳血管センターでのCOVID-19陽性の動脈瘤性くも膜下出血患者記録を分析した。



次のことがわかった。

・女性5人、男性5人の計10人の患者が確認された。

・年齢中央値は38.5だった。(8例が50歳未満)

・4例はCOVID-19は無症状、3例は軽中程度の症状、3例は肺炎や敗血症をともなう重症患者だった。

・10例のうち4例が解離性の仮性動脈瘤で、3例は後方循環、1例は前方循環系だった。

・6例の嚢状または水疱状動脈瘤のうち4例は最大径が4mm以下だった。


COVID-19患者のくも膜下出血は従来型とはことなり、小さな動脈瘤、解離性の仮性動脈瘤、若年患者、の頻度が高いことがわかった、


というおはなし。
COVID-19のくも膜下出血症例


感想:

総数がおおいというわけではなさそうだな。




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