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2021年10月23日

脳卒中経験者は配偶者と一緒のときに強い〇〇をする

2021  9月  スイス


脳卒中発症の36%は運動不足が原因とする報告がある。

ガイドラインでは、1週間に少なくとも150-300分の中-高強度の身体活動(moderate-to-vigorous intensity physical activity:MVPA)が推奨されているものの、成人でこれを満たすことのできている者は20%にすぎない。

そこで、脳卒中経験者とそのパートナーの身体活動がMVPAと関連しているものか、くわしくしらべてみたそうな。



平均年齢68の脳卒中経験者89人と、その配偶者または内縁のパートナー83人について、

自己申告の身体活動と、加速度計を用いた身体活動を14日間測定した。



次のことがわかった。

・脳卒中経験者のうち、週に150分以上のMVPAを行っている者は25%にすぎなかった。

・脳卒中経験者は身体活動の61%は1人で、36%はパートナーと行っていた。

・MVPAは日によって50%前後の変動があり、MVPAの平均レベルはパートナーのそれと相関があった。

・MVPAがおおい脳卒中経験者は、パートナーのMVPAもおおい傾向があった.

・脳卒中経験者およびパートナーはいずれも、一緒にいたときのほうがMVPAが有意におおかった。


脳卒中経験者の中-高強度の身体活動は、1人のときには生じにくく、パートナーと一緒にいるときに活発になっていた、


というおはなし。
身体活動 誰と一緒?


感想:

1人で運動はむつかしい。

退院したてのころリハビリのつもりで、平日の昼間に近所を1人あるきまわっていたら、すれ違う小学生にはことごとく大声で挨拶され、おとなからは不審人物の目でにらまれ、ほどなくしてひきこもった思い出。


さいきんはこういう↓ことがわかってきたので、ぜんぜん運動していない。


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