元2025 2月 オーストラリア
LGBTQI+当事者が脳卒中を経験した際、リハビリ現場では彼らの性的ニーズやセクシュアリティが十分に理解・支援されていないという指摘がある。
そこで、LGBTQI+の脳卒中経験者とそのパートナーに焦点を当て、脳卒中後の性やセクシュアリティの変化を質的に探究し、その課題と支援の方向性をくわしくしらべてみたそうな。
元2025 2月 オーストラリア
元2024 12月 インド
元2023 12月 中国
元2023 6月 イタリア
元2023 3月 日本
元2023 2月 アメリカ
元2021 12月 カメルーン
元2021 9月 スイス
元
Interventions for sexual dysfunction following stroke
2020 5月 オーストラリア
元
Basilar artery thrombosis during sexual intercourse
2020 1月 ドイツ
元勃起不全(erectile dysfunction:ED)は性交中に勃起状態を維持できないことを意味し、成人男性の18-40%に見られるという。
The association between CHA2DS2-VASc score and erectile dysfunction- a cross-sectional study
2019 12月 トルコ
元
Erectile Dysfunction Predicts Cardiovascular Events as an Independent Risk Factor- A Systematic Review and Meta-Analysis
2019 9月 中国
・被験者154794人をふくむ25の研究がみつかった。
・EDなしにくらべEDがあると心血管疾患リスク1.43倍、冠動脈疾患リスク1.59倍、脳卒中リスク1.34倍、総死亡リスク1.33倍だった。
・EDの程度がひどくなるほど心血管疾患および総死亡リスクがたかくなった。
左脳をやられると勃起不全
脳のここをやられると勃起不全になる
元
Positive Correlation between Left Hemisphere Lesion and Erectile Dysfunction in Post-Stroke Patients
2019 2月 インドネシア
・患者うちわけは、左脳損傷35人、右脳損傷39人で、勃起不全あり38人、勃起不全なし36人だった。
・弱いながらも統計学的有意に左脳損傷と勃起不全に関連が認められた。
脳のここをやられると勃起不全になる
脳梗塞の位置と勃起不全(ED) について
元前頭葉の梗塞はその発症率の低さもあって どんな症状を示すのか もしくは症状がないのか、についてじつはよくわかっていない。
Behavioural changes as the first manifestation of a silent frontal lobe stroke
2019 1月 スペイン
・67歳の男性が家族に付き添われて入院してきた。前頭葉の病気は診断がむつかしく見過ごされることが少なくない、行動異常に気づく家族の報告は貴重である、
・家族の報告ではこの2週間で急に人格が変わってしまった、とのこと。
・彼は銀行でマネージャーとして勤めていた。
・まずテーブルマナーが乱れ、食事中に卑猥な言葉を発するようになった。
・やがて家族のまえで臆することなくマスターベーションをはじめた。
・彼は自身の行動の異常さをまったく意識していない様子だった。
・彼には高血圧と糖尿病の持病がありそれらの薬はのんでいた。
・CTとMRI検査の結果、前頭葉に5.5×2×6cmの梗塞がみつかった。
・アスピリンを与えて1週間ほど入院しているうちに状態はよくなった。
元
Cardiovascular Disease Disparities in Sexual Minority Adults- An Examination of the Behavioral Risk Factor Surveillance System (2014-2016)
2018 11月 アメリカ
・男性はゲイが2.2% バイセクシュアルは1.5%で、女性はレズビアンが1.3%、バイセクシュアルが2.4% いた。
・性的少数者の男性は強い精神的ストレスやうつの率が高かった。
・異性愛者にくらべ ゲイの男性は現在喫煙者がおおく、肥満はすくなかった。
・性的少数者の女性の場合、強い精神的ストレス、うつ、現在喫煙、大酒飲み、肥満 がおおく、身体活動レベルは高かった。
・レズビアン女性は心臓発作はすくなく、バイセクシュアル女性には脳卒中がおおかった。

元
Everything you always wanted to know about sex and Neurology- neurological disability and sexuality
2018 7月 アルゼンチン
・平均年齢は54で、性機能不全は患者の77.5%に、健常者の22.5%にみられた。
・身体障害と性機能不全にあきらかな関連がみられた。
・パーキンソン病では全員が性機能不全で、多発性硬化症はほぼ健常者レベル、
・脳卒中患者では併存疾患とその治療内容が性機能不全に関係していた。
元
Healthcare Professionals' and Patients' Views of Discussing Sexual Well-being Poststroke
2018 5月 アイルランド
・アンケートによると性的テーマについて医療関係者と話し合ったことのある脳卒中経験者は1人もいなかった。
・脳卒中経験者はリハビリの場で性的ウェルビーイングの問題をとりあげてほしいと考えていたが、医療関係者は身体機能と医療行為にしか関心がないように感じられた。
・おおくの医療関係者が患者と性的テーマについて話し合うことを意識的に避けていた。個人的に恥ずかしい感情と専門家として必要な知識を持ち合わせていないことが主な理由だった。
・性的ウェルビーイングの問題を公式にみとめて情報提供用の資料を手渡すだけでも状況は改善すると考えられた。
元
Risk Factors, Depression, and Drugs Influencing Sexual Activity in Individuals With and Without Stroke
2018 5月 アメリカ
・使用する薬の種類がおおく喫煙習慣があると性的活動頻度が低かった。
・脳卒中経験のある者も性的活動頻度があきらかに低かった。
・特に アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害タイプの降圧薬やスタチンの使用者で性的活動頻度が低かった。
元
Sexual Dysfunction after Good-Grade Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage.
2017 12月 スイス
・31.3%の患者がくも膜下出血後にセックスの楽しみが低下したと報告していた。
・女性性機能インデックス(FSFI:female sexual function index)によると女性の47.4%が性機能不全に該当した。
・そして女性19人全員が不感症を訴えていた。
・国際勃起機能スコア(IIEF:International Index of Erectile Function)によると男性の50%が勃起不全に該当した。
・くも膜下出血の重症度でWFNSグレード2の患者は1にくらべあきらかに性機能低下の報告が多かった。