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2021年11月16日

脳卒中後の転倒はメンタルの問題だった

2021  9月  セルビア


脳卒中後の合併症でもある転倒は、発症後1週間で7%が、退院後1年間で73%の患者が経験するという。

さらに病院内での転倒で約30%がなんらかの傷害を負うと報告されている。

脳卒中患者の転倒に関連する危険因子をあきらかにしてみたそうな。



脳卒中で入院した患者561人の記録を解析した。

入院中に 転倒した群と 非転倒の群に分け、

年齢、性別、体重、学歴、職業、脳卒中の種類、部位、重症度、不安、うつ、不眠、などとの関連を解析した。



次のことがわかった。

・ベッドの近く、夜間に転倒した者がもっともおおかった。

・転倒患者の入院期間は、非転倒者とくらべて有意な差が認められた。

・精神状態、感覚能力、抑うつ気分、不眠、精神運動性の低下、不安、記憶、にあきらかな差を認めた。


脳卒中による神経ダメージが精神状態に変化をもたらし、転倒を引き起こす主な要因になると考えられた、


というおはなし。
転倒


感想:

メンタルの問題であることに気が付かないと、筋トレしてみたり 外骨格ロボットをつけてみたり、といった的はずれなことを始めてしまう。







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