元2022 5月 ドイツ
動脈瘤破裂によるくも膜下出血には全身性の炎症が関係していて、動脈壁を不安定化するという報告がふえてきている。
全身性の炎症には喫煙やインフルエンザなどの感染症、大気汚染が危険因子とされているので、
COVID-19パンデミックでの企業や学校のシャットダウンがくも膜下出血の発生率に影響したものか、くわしくしらべてみたそうな。
ドイツ多施設でのCOVID-19パンデミック前後のくも膜下出血の入院率を解析した。
次のことがわかった。
・シャットダウン期間中にくも膜下出血の入院が10分の1にまで減少した。・入院前の死亡や、総死亡率の増加は認められなかった。・急性呼吸器疾患の発生率、大気汚染レベルが大幅に低下していた。
パンデミックでのシャットダウン期間中のくも膜下出血患者の入院頻度は10分の1にまで減少した。喫煙やインフルエンザ、大気汚染の減少が影響しているかもしれない、
というおはなし。
感想:
グレードⅠ-Ⅲくらいの軽度のくも膜下出血のばあい、脳梗塞や脳内出血とはことなり脳組織の壊死はおこらない。
出血は自然にとまるし、頭痛を我慢しさえすれば勝手に元通りに回復する。
そういうひとたちが病院にゆくのを控えたんだとおもう。
でもワクチン打つと日本人のくも膜下出血率は50倍になる↓。