元2022 6月 フランス
未破裂脳動脈瘤の破裂可能性を個人レベルで予測することはむつかしい。
そこで、破裂予測モデルであるPHASES、UCAS、ELPASS の3種類のスコアについて、じっさいのくも膜下出血患者で高リスクであることが予測できていたかどうかを確かめてみたそうな。
2021年1-3月の動脈瘤性くも膜下患者319人をあつかった17施設にたいし、
PHASES、ELAPSS、UCASスコア評価に必要な項目をすべて提供するよう呼びかけた。
次のようになった。
・動脈瘤のおおきさは7mm未満が57%だった。41%は前交通動脈に位置していた。・PHASES、UCAS、ELAPSSの各スコアにより、くも膜下出血患者の57%、32%、18%がそれぞれ破裂リスクが「低い」と判定された。