元2022 6月 インド
脳出血は小児脳卒中の約半数を占めている。
小児期の脳出血の病因はよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。
生後28日から12歳未満で脳出血で入院した患者を3ヶ月後までフォローした。
次のことがわかった。
・48人の脳出血児が対象となった。・年齢中央値は6ヶ月、69%が2歳未満だった。・病因はおおい順に、ビタミンK欠乏性出血(VKDB:Vitamin K deficiency-related bleeding disorder)が44%、中枢神経系感染症19%、動静脈奇形13%、遺伝性凝固障害8%だった。・動静脈奇形は2歳以上で頻度が高かった。・44%が入院中に死亡した。・生存者のうち、56%は3ヶ月後にも神経症状を呈していた。
小児脳出血の病因は、ビタミンK欠乏性がもっともおおかった、
というおはなし。
感想:
暑い季節には麻痺側の足の甲に紫斑がでるので関心をもった。
ビタミンKが足らないと出血するんだな。その補給には納豆がいいみたいだからさっそくたべたよ。
