元2022 8月 中国
くも膜下出血での再出血と遅発性脳梗塞が長期の生存におよぼす影響についてはあきらかになっていなので、くわしくしらべてみたそうな。
2013-2019年の動脈瘤性くも膜下出血の患者記録から、
12ヶ月以上生存した者のうち、入院中の再出血または遅発性脳梗塞を分類した。
2021年までの死亡記録と照らし関連を解析した。
次のようになった。
・くも膜下出血から1年後まで生存していた2607人を対象とした。・入院中に再出血を起こした者の100人あたりの年間死亡率は7.2人で、・遅発性脳梗塞を起こした者では3.7人、・いずれも起きなかった者では2.1人だった。・入院中再出血があった者の長期死亡リスク は2.37倍、遅発性脳梗塞では2.09倍だった。
くも膜下出血後1年以上生存している者のうち、入院中に再出血や遅発性脳梗塞を経験した者の死亡率は2倍以上あった、
というおはなし。
感想:
再出血も遅発性脳梗塞もなかったひとの長期死亡率2.1%は一般人のそれとほぼおなじ。