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2022年11月23日

脳卒中運動機能リハビリテーション 2004年からの傾向

2022  11月  中国


脳卒中後の運動機能障害は後遺症の50-70%を占める。

運動機能のリハビリテーションは生活の質の向上と機能回復のための重要な手段である。

そこで 2004年から2022年までの運動機能リハビリテーション論文の傾向と新分野をあきらかにするべく書誌解析をこころみたそうな。



次のことがわかった。

・78の国や地域、564の機関から3302の論文が検索された。

・論文数は年々増加傾向にあった。

・国別貢献度ではアメリカがもっともおおく、中国、日本、韓国、カナダが続いた。


・キーワード分析では、上肢、Fugl-Meyer評価、筋電図、バーチャルリアリティ、遠隔リハビリテーション、外骨格、ブレインコンピュータインターフェース、が重点研究分野と考えられた。


脳卒中後の運動機能リハビリテーションに関する論文は今後も増加すると考えられ、とくにバーチャルリアリティ、遠隔医療、ブレインコンピュータインターフェース、などが注目されている、


というおはなし。
脳卒中運動機能リハビリテーションの図
主なキーワード


感想:

10数年まえ、上肢CI療法の適応条件を知った瞬間に「これはひどい!」と心底おどろいたものだった。

上記のもっとも引用のおおい論文は2006年のもので、2016年には同じ学術誌でその効果の優越性が完全に否定されている

だから注目されているイコール「使える」ってわけではないとおもう。

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