元2022 11月 インド
心房細動は不整脈が持続する状態をさし、発生率は高齢者ほど高い。
心房細動があると認知症リスクが2-3倍高くなることがわかっている。
新規に心房細動と診断された脳卒中歴のない患者での認知症の有病率と予測因子をくわしくわしくしらべてみたそうな。
次のようになった。
・平均年齢66の108人の患者のうち、認知機能検査MMSEにより37%が認知症と診断された。・とくに注意と計算、次いで作業記憶、視空間スキルに障害がおおかった。・高齢、女性、肥満、糖尿病、などが認知症と有意に関連していた。
あらたに心房細動と診断された患者における認知症の有病率は37%だった。認知症の有病率は脳卒中の既往と関係なく心房細動があるだけで増加する、
というおはなし。
感想:
いっぱん高齢者の認知症率は7-14%って書いてある。
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