~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2023年5月7日

脳卒中後のサルコペニア:ポリファーマシー脱却で自宅へ

2023  3月  日本


ポリファーマシー(不適切な多剤投与)と回復期リハビリテーション環境での転帰に関するエビデンスは少ない。

そこで、脳卒中後のサルコペニア(加齢による筋肉量の減少および筋力の低下)患者において、ポリファーマシーからの脱却(deprescribing)と機能回復および自宅退院との関連をくわしくしらべてみたそうな。



65歳以上で、2015-2021年に回復期リハビリテーション病院に入院した脳卒中患者のうち、すくなくとも5種類以上の薬剤を使用していた者を対象とした。

サルコペニアは握力と骨格筋指数により判定された。



次のようになった。

・ポリファーマシーの脳卒中患者264人のうち、平均年齢81の153人がサルコペニアと診断された。

・そのうち36.6%56人がポリファーマシーから脱却していた。

・ポリファーマシーからの脱却は、退院時のFIM運動スコアおよび自宅退院と独立に関連していた。


脳卒中後のサルコペニア高齢患者において、ポリファーマシーからの脱却は、退院時の機能回復および自宅退院と正の相関にあった、


というおはなし。
ポリファーマシー

ポリファーマシー

ポリファーマシー

ポリファーマシー


感想:

不適切な多剤投与って言ってるけど、

お医者様が必要と判断したから処方してくれたわけでしょ。

だったら疑問をはさまず命尽きるまで飲み続けるのが日本人ってものではないの?


[ポリファーマシー]の関連記事

[サルコペニア]の関連記事

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *