元2023 6月 スウェーデン
脳卒中の後遺症で見過ごされがちなのが「疲労」である。
脳卒中後疲労(PSF)は安静にしていても軽減されない慢性的な病的疲労と定義されている。
その有病率の報告は2年後39-72%と幅がある。
5年以上にわたる長期の研究はほとんどないので、予測因子もふくめてくわしくしらべてみたそうな。
2014-2016年の「The Fall Study of Gothenburg」の参加者504人について、2020年に疲労度アンケートをおこないスコアを評価した。
次のことがわかった。
・連絡のとれた305人のうち39%128人から回答があった。・平均年齢は71、41%が女性だった。・脳卒中から平均4.9年後の「脳卒中後疲労」の有病率は52%だった。・彼らのうち、ほぼ3分の2が身体的PSFと精神的PSFを有すると診断できた。・年齢、性別、BMI、脳卒中重症度、入院期間、投薬回数、喫煙状況、併存疾患(高血圧、糖尿病、心房細動、鬱血性心不全、虚血性心疾患)のうち、BMIのみが有意な予測因子だった。