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2023年7月10日

塞栓性脳卒中:「Neurology」が暴く真実

2023  7月  アメリカ


脳卒中後の障害は脳梗塞の種類によってもことなるが、塞栓性のそれはより深刻であることが示唆されている。

この違いが併存疾患による影響や、発症時の重症度によるものかはあきらかになっていないので、くわしくしらべてみたそうな。



Atherosclerosis Risk in Communities (ARIC)研究参加者について、

脳梗塞の種類と発症時の重症度NIHSSスコアとの関連を解析した。



次のようになった。

・平均年齢71、脳梗塞患者940人が対象となった。

・NIHSSスコア5以上の重症リスクは血栓性よりも塞栓性で高く、軽症から重症になるにしたがって塞栓性の割合も増加した。

・心房細動で調整後も、血栓性よりも塞栓性のほうが重症リスクは高かったが、影響は減弱した。

・5年間の死亡リスクも、血栓性よりも塞栓性のほうが高かった。


塞栓性の脳梗塞は、血栓性にくらべて、発症時の重症度が高く、死亡率も高かった、


というおはなし。
塞栓性脳梗塞

塞栓性脳梗塞

塞栓性脳梗塞

塞栓性脳梗塞


感想:

ビタミンCをしっかり摂って、多めの運動量をこころがけると塞栓性予防になるんよ↓。




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