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2024年12月1日

脳卒中予防の新常識!〇〇ー〇オイルで「脳出血」リスクが20%低減

2024  11月  イラン


一価不飽和脂肪酸(MUFA)が健康に良い影響を与えるという主張は多くの研究で示されている。

しかし、MUFA摂取が脳卒中リスクにどのように影響するかについては、矛盾した結果が報告されてきた。

そこで、MUFA摂取と脳卒中リスクの関連を明らかにするため、過去の研究を網羅的にレビューし、統計的に分析をこころみたそうな。

2024年8月25日

驚異の脂質効果!動物性脂肪とオリーブ油が脳卒中リスクを劇的に低減?

2024  8月  中国


脂質は、脳卒中の一次予防において重要な役割を果たす栄養素である。

脂質摂取と脳卒中リスクの関係については、これまでの研究で一貫した結論が得られていない。

そこで、総脂肪、飽和脂肪酸(SFA)、一価不飽和脂肪酸(MUFA)、および多価不飽和脂肪酸(PUFA)と脳卒中の関係を、これらの脂質が食事由来かサプリメント由来かを区別してくわしくしらべてみたそうな。

2024年5月16日

驚異の回復力!脳卒中に挑むオリーブオイルの真実

2024  4月  スペイン


ヒドロキシチロソール(HT)は、多くの病理学的状況において有益な効果を持つ生理活性のあるオリーブ油フェノールである。

HTを強化した食事が、脳梗塞による損傷を減弱させる有益な治療アプローチとして機能することが動物実験で報告されている。

そこで、人間でこの効果をランダム化された二重盲検パイロット試験で検討してみたそうな。

2024年4月7日

1日1大さじで脳卒中を防ぐ?オリーブオイル、長寿を導く奇跡の力

2024  4月  中国


現在のところ、オリーブ油摂取と脳卒中など心血管疾患(CVD)、がんの罹患率および死亡率、全死亡率との間に報告されている関連性は一貫していない。

そこで、オリーブ油摂取とCVD、冠動脈性心疾患(CHD)、脳卒中、がんの罹患率および死亡率、全死亡率との関係をメタアナリシスでくわしくしらべてみたそうな。


2021年12月10日

脳卒中を予防できるオリーブ油の1日の量と質

2021  11月  スペイン


地中海式ダイエットは世界でもっとも健康的な食事パターンとして知られている。

オリーブ油の摂取がその特徴で、地中海沿岸諸国では植物性脂肪の3分の2がオリーブ油に由来するという。

オリーブ油には一価不飽和脂肪酸がおおく含まれ、抗高血圧、抗炎症、抗血栓効果が期待できる。

さらにバージンオリーブ油にはポリフェノールが豊富に含まれ、心血管保護作用を示すという。

そこで、スペインの3つの大規模研究からオリーブ油と脳卒中など心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月22日

揚げ物は脳卒中リスクをあげなかった

2020  9月  スペイン


脳卒中の栄養学的決定因子として、揚げ物(frying)との関連についてはほとんど研究がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年3月24日

オリーブオイルの脳卒中予防効果


Olive Oil Consumption and Cardiovascular Risk in U.S. Adults
2020  2月  アメリカ

オリーブオイルの摂取は、地中海地域の人々の脳卒中など心血管疾患リスクの低下と関連しているといわれているが、アメリカ人についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年12月6日

飽和脂肪酸と脳卒中リスクの用量関係


Dietary saturated fat intake and risk of stroke- Systematic review and dose-response meta-analysis of prospective cohort studies
2019  10月  中国

脳卒中で死亡する原因の43%は食事の問題であるとする報告がある。

とくに脂肪の影響はおおきいと考えられ、脂肪酸の種類とその構成比率が重要である。

飽和脂肪酸は肉、チーズ、バター、全脂肪乳に、
不飽和脂肪酸はオリーブ油、亜麻仁油、魚油、くるみ、ピーナッツにおおく含まれる。

現在の食事ガイドラインでは心血管疾患予防の観点から飽和脂肪酸の摂取を全カロリーの10%未満に抑えるよう指導している。

しかしこれまでの研究のおおくは飽和脂肪酸と脳卒中との関連について一致した結論がえられていない。

これをたしかめるべく最新の研究をふくめたメタアナリシスを試みたそうな。

2019年7月27日

nature.com:オリーブ油が脳梗塞に良いあらたな理由


Neuroprotective effects of oleic acid in rodent models of cerebral ischaemia
2019  7月  韓国

一価不飽和脂肪酸のオレイン酸はオリーブ油成分の80%を占める。脳の細胞膜やミエリンにもおおく含まれる。

さいきんではオレイン酸が脳機能のはたらきに必須であり、神経の軸索やシナプス形成を促すはたらきも報告されている。

じっさいアルツハイマー病やうつ病患者ではオレイン酸のあきらかな低下が確認されている。

これまで脳梗塞にたいするオメガ3や6タイプの不飽和脂肪酸(DHAやリノレン酸、リノール酸など)のはたらきについてはおおくの研究がなされてきた。

しかし一価不飽和脂肪酸のオレイン酸と脳梗塞との関連については研究がすくなくよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2018年6月17日

【日本男児限定】 脳内出血にならない朝食の条件とは


Dietary Intake of Energy and Nutrients from Breakfast and Risk of Stroke in The Japanese Population: The Circulatory Risk in Communities Study (CIRCS)
2018  6月  日本

これまで朝食と脳卒中との関連を長期に調べた研究は存在しないのでやってみたそうな。


40-59歳で秋田、大阪、高知、茨城の健康な住民3248人の食事調査をして、脳卒中の発生を25年間フォローしたところ、


次のようになった。

・230人が脳卒中になった。

・朝食を摂らない人にくらべて、しっかりと朝食を摂っているひとの脳内出血リスクは男性で0.38倍、女性は1.36倍だった。

・とくに朝食で飽和脂肪や一価不飽和脂肪をおおく摂る男性で脳内出血リスクが低かった。

飽和脂肪や一価不飽和脂肪をおおく含む朝食を毎日しっかりと摂っている日本人男性の脳内出血リスクはあきらかに低かった、


というおはなし。
図:朝食

感想:

一価不飽和脂肪はオリーブ油やアボカドに豊富。1日の量ではなくて朝食に摂ることがポイントなんだって。

さいきん朝食によく、バターを混ぜたご飯にオリーブ油をかけた納豆をのせて食べる。
続けよう。

2017年10月29日

リノール酸の脳梗塞予防効果


Substitution of Linoleic Acid for Other Macronutrients and the Risk of Ischemic Stroke
2017  10月  デンマーク

n-6多価不飽和脂肪酸であるリノール酸は、もっとも多く食事で消費されている植物油(コーン油、ひまわり油、べにばな油、大豆油)の成分である。

リノール酸にはLDLコレステロールを抑え高血圧リスクを下げる効果があるとされている。

また 飽和脂肪酸や糖質からのエネルギーを多価不飽和脂肪酸でおきかえると脳卒中など心血管疾患の予防になるとする報告もある。

今回、飽和脂肪酸や糖質の代わりにリノール酸をおおく摂ったときの脳梗塞予防効果をくわしくしらべてみたそうな。


50-64歳のデンマーク人57053人を対象に食事調査をし、13.5年間フォローした研究TOASTのデータを解析したところ、


次のことがわかった。

・この間に1879人が脳梗塞になった。

・リノール酸を多めに摂って、代わりに飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸(オリーブ油のオレイン酸)、糖質を少なくしていた人の脳梗塞リスクは低かった。

・脳梗塞の種類別では 大血管アテローム硬化や小血管病変で同様の関連があり、心原性脳塞栓のリスクは逆に高くなった。

飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸、糖質をへらして代わりにリノール酸をおおく摂ると脳梗塞になりにくくなるかも、



というおはなし。
図:リノール酸とりのれん酸

感想:

油脂もんだいはそう単純じゃなくて、、、これ↓思い出した。
ランセット誌:糖質で死亡、動物性脂肪は脳卒中予防

高血圧+キャノーラ油で脳出血が確定?

2017年8月20日

脳梗塞に効く植物油の種類があきらかに


Comparative effects of plant oils and trans-fat on blood lipid profiles and ischemic stroke in rats.
2017  8月  韓国

動物性の飽和脂肪酸にくらべて植物油におおい不飽和脂肪酸は心血管疾患によいと考えられてきた。

ところが数ある植物油(菜種油、大豆油、とうもろこし油、オリーブ油、シソ油)のなかでもαリノレン酸を多く含むシソ油以外はすべて 「脳出血」の発生をうながすと指摘されるようにもなった。

こんかいは「脳梗塞」との関連を実験でたしかめてみたそうな。


シソ油、菜種油、ごま油、ショートニング(トランス脂肪酸)を含む餌を2週間食べさせたネズミを人為的に脳梗塞にして、その後も同じ食事を3週間続けて 梗塞のおおきさや運動機能をしらべたところ、


次のようになった。

・シソ油以外のグループはすべて体脂肪と体重が増加した。

・ごま油とショートニンググループはコレステロールと中性脂肪が上昇したがシソ油グループでは低下した。

・シソ油グループは梗塞体積がいちばん小さかったばかりか歩行機能とロータロッドテストの結果がもっともすぐれていた。

シソ油にはほかの植物油にくらべて肥満を防ぎ かつ脳梗塞の回復を促す効果が期待できる。シソ油を積極的に使うべきである、


というおはなし。
図:ロータロッドテスト

感想:

植物油の毒性問題はかなり深刻そうなんだよね、、唯一の例外であるシソ油(エゴマ油とも言う)は価格が菜種(キャノーラ)油の10倍以上で手がでない。
高血圧+キャノーラ油で脳出血が確定?

傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに

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