元2020 7月 アメリカ
動脈硬化で狭くなった血管への自己拡張型の頭蓋内ステント(Wingspan stent)は2005年に人への適用が例外的に認可された。
しかしのちのSAMMPRIS試験により脳卒中と死亡が有意に増加することがわかり、2012年にFDAは頭蓋内ステントは脳卒中予防効果なしと結論づけた。
しかし一部のステント支持者によるWEAVE研究の成果をうけて、FDAは過去7日間に脳卒中症状のない患者に限るなど条件を厳しくしてその使用を最近 認可した。
そこで、このあらたな適用基準でどれくらいの患者にベネフィットがあるものか、SAMMPRISのデータを再解析してみたそうな。