元2021 8月 日本
救急外来受診者のうち、急性の頭痛を訴える患者は1%を占める。
くも膜下出血が占める割合はそのうちのさらに0.7-2%にすぎない。
頭痛患者のうちのほとんど~99%を占めるくも膜下出血でないケースの早期鑑別は、検査コストの観点から重要である。
急性頭痛患者に対して、くも膜下出血の可能性を除外するための臨床判断として、オタワSAHルール(Ottawa SAH rule)がある。
これは、(1)年齢が40歳以上、(2)頸部の痛みやこわばり、(3)目撃された意識消失、(4)労作時に発症、(5)雷鳴のような頭痛(瞬時にピークに達する痛み)、(6)診察時の頸部屈曲制限、の6項目からなり、
これら「すべてに当てはまらない」場合は、くも膜下出血の可能性がほとんどないと考えられる。(逆に、1つでもあてはまればくも膜下出血の可能性がある。)
しかし、オタワSAHルールは別に設けてある適用基準が厳しいため、日本ではこれを洗練させた オタワ様ルール(Ottawa-like rule)が使用されることがある。
これらルールの感度をくわしくしらべてみたそうな。