元2021 4月 アメリカ
口腔衛生は全身性の健康状態を反映すると考えられている。
歯科疾患と脳卒中との関連についてはいまだあきらかになっていないので、アメリカの国民栄養調査(NHANESⅢ)のデータからくわしくしらべてみたそうな。
NHANESⅢから、
むし歯(う蝕)、歯の欠損数、歯肉出血、歯周ポケット、
のデータを抽出した。
これらと自己申告による脳卒中の既往歴との関連を解析した。
次のことがわかった。
・45歳以上で平均年齢65、8634人の記録を対象とした。・歯の欠損数は、脳卒中の既往歴と有意に関連していた。・脳卒中の既往歴とむし歯、歯肉出血、歯周ポケットとの関連は統計的有意ではなかった。