元2021 7月 韓国
脳梗塞後の再発予防に抗血小板薬が用いられる。
このときの抗血小板薬の種類と組み合わせの効果の違いはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。
非心原性の脳梗塞ののち、
アスピリンのみ、
クロピドグレル+アスピリン、
その他の併剤療法(シロスタゾール+アスピリン など)
のいずれかの治療を受けた患者について、
3ヶ月後の脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、総死亡についてフォローした。
次のようになった。
・総患者数12234人のうち、アスピリンのみ52.2%、クロピドグレル+アスピリンが42.9%、その他4.9%だった。・3ヵ月後になんらかのアウトカムイベントのあった割合は、それぞれ 14.5%、14.4%、13.0%、だった。・3ヶ月後の脳卒中再発リスクは、クロピドグレル+アスピリン群がもっとも低かった。