元2021 9月 韓国
脳卒中後の不眠症は一般的であり、脳卒中の回復に悪影響を及ぼす。
そこで、脳卒中後の不眠患者にたいして光療法を試み、その効果をくわしくしらべてみたそうな。
軽中等度の脳卒中で不眠症になった患者に2週間の試験をおこなった。
光療法群では早朝に30分間10000ルクスの光を浴び、
対照群は50ルクスとした。
次のようになった。
・光療法群27人、対照群29人、計56人の患者が対象となった。・睡眠潜時(眠りに入るまでの時間)と睡眠効率(就寝中の睡眠割合)の変化量は、光療法群が有意にすぐれていた。・光療法群は参加者の日中の眠気、疲労感、気分、生活の質を有意に改善した。
光療法は、脳卒中後の不眠症患者の睡眠の質および疲労、気分、QoLの改善に有効である、
というおはなし。
感想:
上の写真が使用した機器(Philips EnergyUp Energy light)。
デスクライトを顔に向けてもおなじとおもう。