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2021年9月19日

日本の季節と脳卒中発症率 最新版

2021  8月  日本


脳卒中発症率の季節変動についておおくの報告がある。

しかしそれらのおおくは欧米のものであったり、1960-2000年の古いもの、病院ベースのものであったりする。

そこで、日本の現在の住民ベースの大規模調査からしらべてみたそうな。



滋賀県脳卒中登録データベース(Shiga Stroke Registry:SSR)から、2011-2013年の初回脳卒中6688例を解析対象とした。



次のようになった。

・脳卒中の種類内訳は、4480例が脳梗塞、1588例が脳内出血、563例がくも膜下出血だった。

・年齢 性別を調整後の脳卒中発症率は、年間10万人あたり、春に151人、夏に130人、秋に141人、冬に170人だった。

・季節変動は、脳梗塞よりも脳内出血でより顕著だった。


現在、日本での一般住民を対象とした大規模脳卒中登録によると、脳卒中の発症率は冬にもっとも高く、夏にもっとも低かった、


というおはなし。
脳内出血、くも膜下出血の季節変動


感想:

これ↓ぜんぶ日本の。





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