元2022 4月 日本
脳卒中で上肢の手指機能が麻痺した患者での、伸筋活動を促進する効果的なリハビリテーション方法はみつかっていない。
いっぱんに筋肉へ振動刺激を与えたときに、その筋肉が収縮し拮抗する筋肉が抑制される、または振動を与えた側と拮抗する筋肉の活動が促される現象が知られていて、それぞれTVR、AVRと呼ばれている。
そこで、脳卒中患者の手のひらに振動刺激を与えたときの伸筋と屈筋の反応をくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中片麻痺の患者7人と健常者22人について、
電気ハンドマッサージャーに手のひらを当てているときの筋電図を測った。
開眼、閉眼の条件でも測定した。
次のようになった。
・麻痺手、非麻痺手ともに伸筋活動は屈筋活動よりも有意に大きかった。・とくに、開眼時に伸筋活動が増強された。・非麻痺手のほうが麻痺手よりもおおきな筋活動が認められた。