元2023 4月 中国
脳卒中後の認知障害(PSCI)は、脳卒中後の一般的な後遺症である。
中国は脳卒中経験者の数は多いが、PSCIの発症率や危険因子に関する大規模な調査は行われていない。
そこで、多施設共同横断研究により、中国の脳卒中経験者におけるPSCIの発生率と危険因子をくわしくしらべてみたそうな。
2019年5月1日から2019年11月30日まで、
初発脳梗塞の診断を受けた患者を、中国の30省にある563の入院型脳卒中センターネットワークから募集した。
PSCIは、脳卒中から3~6カ月後に評価した。
次のことがわかった。
・計24055人の患者が登録され、平均年齢は70歳であった。・PSCIの発生率は78.7%であった。・年齢≧75歳、西部地域の居住、教育レベルの低さは、PSCIのリスク上昇と関連していた。・高血圧は非PSCIに関連する可能性がある。・45歳未満の患者では、失業がPSCIの独立した危険因子であった。
中国での大規模調査の結果、脳梗塞後の認知障害はおよそ8割にみられ、高齢や居住地域、低学歴が関連していた。また、高血圧が認知障害にたいする保護因子である可能性が示された、
というおはなし。
感想:
脳に滞りなく血液を巡らせるためにはじゅうぶんな血圧が必要であり、高齢者はとくにそうである、って書いてある。
そんなことだろうと思って、8年ほど前に降圧薬からはきっぱりと足を洗った。