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2010年2月7日

退院後1年経過

ちょうど1年前の今日、
リハビリ病院を退院した。

とても居心地の良い病院だった。

おそらく診療報酬の理由から あともう2ヶ月くらい居てほしいような話だったが、

回復しすぎて、通常のリハビリではものたらなくなってしまい
強く希望して退院した。

自分で荷物を全部 迎えの車に運んで 乗った。


あれから1年。

自転車乗り、車の運転 が可能になった。

左半身の痺れもかなり弱くなった。

手指の動きは未だすこしぎこちない。

足首へのちからの入り方も意識が必要である。


退院後極端に疲れやすくなっていたが、
体力的にはタフになった。

でも相変わらず、よく眠る。


左手足の皮膚感覚、触れたものの質感や
温度については すこし改善した気がするが、
感度は変わっていない気もする。

視覚や重心の移動など 他の感覚から補っているようだ。



階段を降りる時にはまだ少しこわい。

左足は未だ操作している感覚がある。
自分と一体化していないという意味で。



ものの考え方はおおいに変わった。


自分中心になった。
良い意味で。


生活もおおいに変わった。

自分中心になった。
良い意味で。


今後、

これまでにない発展の予感。

2010年2月6日

植物状態の人の2割近くに意識があるって

'Vegetative state' man responds to questions




MRIで直接 脳の活動を調べることで、
何年間も昏睡状態にある患者に意識があることがわかったらしい。

それも 全体の2割近くもいるとのこと。


枕元で、

『ご家族のみなさん、彼の臓器提供をご了解願えませんか?』

などと 医者が話している声が聴こえてくる。

ありそうな こわい話。

2010年2月5日

作業療法士の怪しいマッサージ

リハビリ病院で同室だった患者仲間から聞いたはなし。


彼の担当の女性作業療法士は 独自の指圧マッサージ術を持っていて
しばしばその実験台にされるのだという。


ある日、
『今日、マッサージされて失神しちゃったよぉ』 と言う。


なんでも

その療法士に肩が痛いと相談したら、
首をちからいっぱいにキツーくつままれたのだという。



あまりにキツくて、しかも痛くて、
それでもガマンしていたら突然 目の前が真っ白になって、


気がつくと仰向けで 多くの人に囲まれていて、
自分の名前をよばれて 顔をのぞき込まれていたという。


あとで30秒くらいの間 失神していたと聞かされたそうな。


周囲は大騒ぎになって、その療法士はキツくお叱りを受けたとのこと。



どんなことでもそうなんだけど、
人を信用しきっちゃいけないな…と思った。

とくにこの分野は。

2010年2月4日

降圧剤の脳卒中再発予防効果はない って

これを読んで思った。

高血圧治療は脳卒中予防に有効か



降圧薬の利用によって社会全体の脳卒中の発生数が少なくなることは証明されている。

しかし、一度脳卒中になったひとの再発を抑えることができるか、というと、
どうやらそうではないらしい。



前科ものは いつまでたっても要注意人物として
後ろ指をさされ続ける、ってことなんだと思う。



脳卒中になった時点ですでに、

血圧が高いから血管が破れる、傷つく、といった理屈以外の
もっと体質的な "脳卒中になりやすさ"
ってものが身体に深く刻み込まれているということと理解した。


これも前科者の定めと心に留めて、常に意識して生きてゆくしかないんだね。

2010年2月3日

tPAって数%しか利用されていない

これよんで


Present state of stroke emergency in Japan




tPAが必要かもしれない患者にtPAが実際に使われるケースは、
全体のほんの数%しかない。

その理由は
救急搬送が間に合わない、
患者の知識不足からすぐに救急車を呼ばない、
病院にそのあたりのことがわかる医者がいない

ってな理由らしい。



夢のくすり tPAって言っても なんだ大したことない、と思った。

2010年2月2日

麻痺足の靴下が脱げる

昨年の入院中、
履き脱ぎがしやすい、足首までの靴下をいくつかそろえた。

寒いのでいまも就寝中はそれを履いている。

ところが、
朝起きてみると たいてい、感覚麻痺の残っている足の方だけ
靴下が取れている。

一方、正常側の足にはちゃんと履いている。


いまではもう不思議でもなんでもないのだけれど、

眠っている間にも触覚を頼りに足がモゾモゾとうごいて
靴下が脱げないように頑張っている、ってことがよく分かる。


同様にスリッパも脱げやすいことは よく耳にするはなし。

2010年2月1日

全身用バイブレータで脳卒中リハビリ

Whole body vibration: Neuro-rehab applications
全身用バイブレータ

 


これをパーキンソン病や脳卒中後のリハビリに役立てよう、
という研究がいくつかなされたらしいけれど、

あんまり効果がないようです。

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