元2020 11月 アメリカ
抗血小板薬は心血管治療にますます用いられるようになってきている。
頭部外傷を受けた患者における急性および遅発性の頭蓋内出血のリスクについては、これまで限られた研究しかおこなわれてこなかった。
そこで、抗血小板療法を受けている患者での頭蓋内出血のリスクと関連因子についてくわしくしらべてみたそうな。
2箇所の外傷センターでの、抗血小板薬を使用している頭部外傷患者の記録を解析した。
次のことがわかった。
・抗血小板薬を用いていた鈍的頭部外傷の327例のうち、133例(40.7%)が急性の頭蓋内出血で、・3例(0.9%)が遅発性の頭蓋内出血だったが無症状だった。・その3例のうち1例はクロピドグレルで、他の2例はクロピドグレルとアスピリンを併用していた。・遅発性の頭蓋内出血では 頭蓋内出血なしに比べ、高齢で、外傷度が高く、血小板数が低い傾向にあった。・アスピリンの患者はクロピドグレルよりも急性頭蓋内出血の割合がおおかった。
抗血小板薬を使用していた頭部外傷患者の頭蓋内出血の発生率がとても高かった。遅発性の頭蓋内出血はまれだった、
というおはなし。
感想:
お医者さんは「血液サラサラのおくすり出しておきますね」と言ったあとに、
「脳出血がめっちゃ起きやすくなるけど、脳梗塞をほんのすこし防げるかもしれないからいいですよね」と続けてほしい↓。