元2022 2月 フランス
上肢リハビリテーションにロボット支援を取り入れると、難度の高い繰り返し訓練を高用量かつ低コストに提供できる利点がある。
しかし訓練用量と効果との関連はあきらかでないのでくわしくしらべてみたそうな。
脳卒中の亜急性期(1.6-3.4ヶ月)の患者36人を
高用量群(45分x2回/日)、低用量群(30分x2回/日)にわけ、
ロボット支援の上肢リハビリテーションを週5日ペースでおこなった。
次のようになった。
・上肢機能の改善度⊿FMAは両群で有意な差はなかった。・1分間あたりの動作回数はいずれも28回で、差がなかった。・かかった費用は高用量群2017ユーロ、低用量群は1162ユーロだった。
ロボット支援を取り入れた脳卒中の上肢リハビリテーションを高用量化してもコストがさらにかさむ「だけ」だった、
というおはなし。
感想:
亜急性期の患者ってところがズルい。ほっといても回復する。
一般に、ロボット支援リハビリの上肢への応用は全滅↓
下肢は言うに及ばず↓