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2010年1月10日

脳内出血とストレス

自分が脳内出血であると医師に告げられたとき、

あっなるほどね、

と 妙に納得してしている部分があった。


というのも、
その発作の直前 数週間は非常にストレスの多い
日々であったからだ。


そりゃ血管きれるわな、とあまり不思議に感じず、
突然の不幸に見舞われた、とは思わなかった。

なるべくしてなった、と思った。



そしてこれまでに何人かの脳内出血経験者と会って話をし、
webで脳内出血経験者の体験談を読んで思った。


どうやら脳内出血はストレスと著しく関連が深い、
そんな気がするのである。


脳内出血経験者の多くは、仕事のストレス、過労などが
原因でそうなったと考えているように感じる。



逆に脳梗塞経験者でストレスが原因、
と考えている人は多くない、  そう思える。



統計とったわけではないが、そんな気がするのである。


ストレスと血圧の因果関係は普通に考えてもありそうだから
脳内出血と結びつけても そんなに無茶な理屈ではない。



ただ、私が疑問に思うのは、

血圧が上がる-->圧力に耐えきれず-->血管が切れる

として、

なぜ血圧が上がるのか、
なぜ血管の弾力性が失われるのか、

ってことで、


本当はそれらの改善こそが治療であって
その要素の一つとしてにストレスがあると考える。

ところが病院での治療にストレス対策は無く、

第一、突き詰めるとストレスとはいったいなんぞや?と思うのである。


本当に降圧剤を飲んで解決する問題なのか、 と

いつか医師を問い詰めたい。




それが言いたいこと。

2010年1月9日

階段歩行訓練をイメトレ

リハビリ病院に転院したてのころ、

療法士に付き添われて階段を登ったり
降りたりしている患者を見て

なんというすごい回復ぶり、
果たして自分があのようなレベルにまで到達できるのだろうか…

と真剣に思った。



訓練用の3段くらいしかない階段を登ろうとして
よろよろと崩れてしまった時にはその先が
果てしなく遠いことのように思えた。


登るときには健側側から、
降りる時には麻痺側から、
一歩ずつ、ゆっくりと、


いま思うと階段で杖を使うというのはとてもムツカシイことである。


手すりが右側にくるように立ち、
イザという時には右手で手すりをがっちりとつかめるよう準備
しておく方が安心できる。


降りるのは登りの2倍の難しさを感じた。



階段のステップがあんなにも狭いと感じたこともなかった。



いつかエスカレーターにも乗れるようになるのだろうか…と思った。



何度も何度も頭のなかでイメージトレーニングをした。

2010年1月7日

降圧薬服用者の脳卒中 随時血圧とリスクは相関せず


http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/hyper2009/topics/201001/513584.html

本文
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/pdf/0912jsh-1.pdf

血圧の降圧剤治療を受けている方が、
そうでないグループよりも脳卒中になるリスクが
2倍近く高くなる、という内容だった。


なんだかよく分からないのだけれど、

控えめにみても、
降圧剤治療の効果って、あんまりないのかもしれない。



病院で測る血圧はアテにならない、とか


読めば読むほど

ほんとになんだかわからない。



高血圧は脳卒中のなりやすさの1つの指標にはなるけれども、
血圧の値を降圧剤で補正したところで脳卒中になる確率には
たいした影響はないよ、ってことなのか。


じゃいったい どうしたらいいんだ。

2010年1月6日

脳卒中後 バッテリー疲労

体力は回復した。

以前は息が切れて途中立ち止まってしまうような階段でも
一気に登ることができるようになった。


でも、なぜか疲れやすい。


筋肉ではなくて

精神的にというか、きゅうに頭が働かなくなってしまう。



バッテリーのヘタった携帯電話のように、
充電したばかりでも、いつのまにか電池が無くなっている。


これも脳卒中後のアパシー現象の一つ、かと思う。



でも、効用もある。

これまで通りに 力任せで物事を解決しようとしなくなった。



人生が楽になった気もする。

2010年1月5日

歩行リハビリ訓練の恐怖

リハビリ病院に転院して、

歩行訓練の始まってしばらくしたときのこと。


時間のある時に看護師付き添いが条件で、
病棟の廊下を歩行訓練してもよい、ということになった。


杖をついて歩けることにうれしくて、

あるとき看護師に付き添ってもらって
調子にのって廊下をグングン歩いてみた。



通り過ぎる部屋の中をフッと覗いたところ、

頭の中が
もう その部屋の分析でいっぱいになってしまい、
足の運びに注意が向かなくなってしまった。


こりゃマズイな…と思う間もなく、
姿勢を崩し廊下に向かって倒れこみ始めてしまった。


とっさに足も手も出すこともできずに
顔面強打は必至、と思った。


でもそこはプロの看護師さん。
サッと抱きかかえてくれてその場は事無きを得た。



その後からが大変で、
すっかり歩行恐怖症になってしまった。


杖をつきながら歩行訓練していると、
隣に療法士がいるにも関わらず、

"またバランスを崩したらいったいどうなってしまうのか…"

"この足が突然制御が利かなくなって倒れてしまうのではないか…"

"脳がどうかしてしまったのではないか…"

という思いがすごい勢いで頭の中に渦巻くようになり、
その恐怖心を抑えることができないような気がして
身体が震えてしまうのである。


いま思うと、パニック障害ってこんな感じかな、と思う。


ビルの屋上のふちを歩いているような、
長さ10mの竹馬に乗っているような、
そんな恐怖感をもった。


かーなり怖かった。



でもね、克服する方法を見つけるのも早かった。

2010年1月4日

痩せ薬のシブトラミンが脳卒中のリスクを高めるって

シブトラミン


Weight loss pill linked to heart attacks, stroke risk

急性期病院の給食はうまくない

急性期病院-->リハビリ病院
と転院したが、

最初の病院の給食はうまくなかった。


歯磨き粉のチューブからひねり出したような 鯛みそ なるものが
いっつも出た。

ぜんぜんうまくない。


魚の干物と牛乳のコンビとか、

もうね、

病院食は量も少なくていつもお腹が空いている状態なんだけど、

それでも是非残したくなる うまさ。



急性期病院は患者の長居を想定していないので、
給食部門にはあまりちからを入れていないのだと思った。



リハビリ病院へ転院したら、

状況は一転、

感激したね。

料理のうまさ、心配りに。

2010年1月3日

人生に苦労が多いと脳卒中になりやすくなる

この研究から

Major life events increase the risk of stroke but not of myocardial infarction: results from the Copenhagen City Heart Study.



子供のころから人生を通して、
金銭的な苦労などのキッツい出来事が多い人ほど
そうでない人に比べ、
将来脳卒中になる危険性がやや増加する、っていう話。


しかし、その種の苦労の積み重ねは心筋梗塞の類には影響しないらしい。



思い起こせば…


説得力あるような ないような…

2010年1月2日

歩行訓練とC-3PO 連合反応 共同運動

リハビリ病院へ転院して
歩行訓練が始まりしばらくして、


なんとか自然に歩くことができるよう努めて
意識していても、

左足の振り出しと左手が連動して動いてしまうことが多かった。


特に緊張したときなどは
コントロールが利かなくなる。

前から人が来てすれ違うだけでも
足と手がガッチガチになる。


担当の理学療法士が、その様を例えてC-3POと言う。
スターウォーズにでてくるロボットの名である。


C-3POは好きなキャラなので特に嫌な気はしなかったが、
うまく言い得ているな…とは思った。


足を出すと手も曲がる、
手を伸ばすと足も出る、

調べてみるとそんな動きのことを

"連合反応"とか"共同(協同)運動"などと言うそうな。

珍しいことではないらしい。


脳の手足の支配領域が近いからなんだろうな、とは思っていた。

2010年1月1日

メタボのひとは生まれつき脳卒中にもなりやすい

日本の研究から

Association of genetic variants with ischemic stroke in Japanese individuals with or without metabolic syndrome.



メタボリックシンドロームと脳卒中のなりやすさについて、
DNA配列との関連があるかどうか調べたらしい。


で、メタボリックシンドロームでないひとは、
脳卒中になることと いくつかの着目したDNA多型との関連はなさそうで、


メタボリックシンドロームで脳卒中になったひとでは、
それらの強い関連性が示唆された、って内容と理解した。


メタボ気味のひとは脳卒中にもなりやすいよ、
という だれでも知っていそうなことを
むつかしく証明しようとした例の1つ、  かな。




2010年の抱負:

スーパーサイヤ人になる。



 

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