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2010年4月28日

ひたすら立ち続ける訓練

入院中、杖をつかった歩行訓練が始まったころのこと。

リハビリの時間は1日に40分2セットしかなくて
けっこう暇な時間を持て余していた。

かと言って勝手に杖をついて病棟を歩き回るなんてことは
許可されていないし もちろんできもしなかった。


でもこの空き空きの時間をつかってなにかしたかった。


そこで、ベッドの脇に立ち、柵に軽く手を置きつかまりながら
ひたすら立ち続けるという訓練を自らに課した。

休み休み1日あたり計2時間くらい立ち続けた。



これが絶大な効果があった。

数日後から驚くほどのスピードで歩行がうまくなっていった。



このひたすら立ち続ける訓練は、

・転ぶ心配もなく
・自然にバランス感覚が養われ、
・車椅子生活で弱っていた足腰の筋肉も鍛えられ、
・療法士を必要とせず、
・暇な時間をフル活用することのできる

是非 同病の方に勧めたいトレーニング法であると思っている。

2010年4月27日

ねずみの秘孔を突いて脳卒中治療研究


Potential neuroprotective effects of acupuncture stimulation on diabetes mellitus in a global ischemic rat model.



韓国での研究。


脳梗塞にしたねずみに鍼灸をほどこしたところ、
脳の還流状態が改善して脳神経が壊死しにくくなったんだそうな。




なにが不思議って、ねずみの経絡やツボって一体どうやってわかるんだ、ってこと。

2010年4月26日

電気鍼灸で肩関節痛改善


[Clinical observation on electroacupuncture combined with rehabilitation techniques for treatment of shoulder subluxation after stroke]



中国での研究。

電気鍼灸とリハビリテーションを組み合わせることで、
脳卒中後の肩関節脱臼からの回復が良くなることがわかった、という内容。


さすが本場。


超能力理学療法士に会ったことがあるので、
この種の話はすんなりと受け入れることができる。

2010年4月25日

イメージトレーニングは上肢訓練に最適


Mental practice is effective in upper limb recovery after stroke: a randomized single-blind cross-over study.



脳卒中で上肢麻痺の回復訓練にイメージトレーニングを取り込むと
大変成績が良くなる、とのこと。

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最近こいうのが増えてきているような気がする。


おもしろい。

2010年4月24日

現在を普通と考える

未だ左手足に強い痺れが残っている。


しびれというのはふしぎなもので、
意識を向けなければ気がつかないものである。
すくなくとも自分の場合。


当初はこのしびれがやたらと気になっていたけれど、
最近は この状態を当たり前のこと、
と考えることができるようになってきた。



もちろん相変わらず動きは良くないし
右半身とはまったく異なる感覚である。


これを普通、と思えるのである。



しびれている足をかばおうとか、
動きの悪い手を使わないようにしよう、
というのではなく、

そういうものだと思って 使えるようになった。



すこし例えてみると、

左手には軍手を3枚重ね、
左足には毛糸の靴下を5枚重ねで履いているような
動きづらさ、感覚の鈍さがあり、

それで生活をすることに完全に同意している状態である。



そういうものだと思っているから、
不便だとか、うっとうしいとか思わない。



あきらめ とはちょっと違う。


以前は正常時のころの体調を基準にしていたから不全感でいっぱいだったけれど、
いまは この普段の状態を基準にすることができるようになった、
ということ。



その一方で、
ここからもっともっと良くなる、という確信もある。

2010年4月23日

医療の進歩が脳卒中患者の生活の質向上につながっていない


Is Health-Related Quality of Life Improving After Stroke? A Comparison of Health Utilities Indices Among Canadians With Stroke Between 1996 and 2005.



カナダでの研究。

医療技術の進歩によって脳卒中患者の生活の質(QOL)も向上したか
どうかをしらべたところ、実はそうではなかった、という結論 と理解。


どんな具合にそうでなかったのかはよくわからない。



けどおおよその予想はつく。


じぶんは、リハビリ病院へ転院時、
前の病院で数日前に行った同じ検査(CT,MRIなどなど)
をまたくりかえし されて、
(CT写真も持参したのに)



そして医師は
撮影した画像に向かってなにか難しいことをブツブツ言うだけで
特に治療をするわけでもない。

おまけに回診には1度も来ない。



診断や検査技術の進歩が 病気の予後の改善に
結びついている気がほとんどしない。



MRIの進歩でtPAを処方する判断ができて脳梗塞患者を救うことができる、っていうけれど、

実は 必要とされる人の2%程度にしか実施されていない、
なんて話も同様の例、と思う。

2010年4月22日

脳卒中後のQOLは手の回復次第


Is health-related-quality of life of stroke patients influenced by neurological impairments at one year after stroke?




脳卒中後のQOL(生活の質)を低くしてしまう要因をいといろと調べてみた結果、
上肢の動きがよくないこと が一番影響しているということがわかった、という話。



そうかな・・・? という気もするけど、


もし、自分が利き手側に麻痺をうけていたら、と想像してみると、
なるほどとも思えてくる。


トイレにいってお尻をふくのもままならないわけで、
ついでに感覚の麻痺もあったら、
うんこが手についてもしばらく気がつかないと思う。

2010年4月21日

イメージトレーニングで歩行リハビリ


Locomotor imagery training improves gait performance in people with chronic hemiparetic stroke: a controlled clinical trial.




脳卒中で片麻痺の患者に、
ビデオを使った歩行イメージトレーニングを4週間行ったら、
そうでないグループに比べ、歩行機能が著しく改善したそうな。






脳の中の問題は脳のなかで解決するべし、ってことと理解。

2010年4月20日

触覚刺激で運動機能を改善する


Tactile Stimulation Promotes Motor Recovery Following Cortical Injury in Adult Rats.




ネズミでの実験。

脳卒中にしたあと、触覚刺激を与え続けたところ、
運動機能が著しく改善した、とのこと。

過去の研究によると、神経の腕が伸びるんだって。




入院中、
麻痺した手や足をさすりなさい、とはよく言われたけれど、
まったく根拠のない話でもなさそうな気がしてきた。

2010年4月19日

先生と呼び合う療法士

入院中 ちょっと違和感を持ったことのひとつ。


担当の理学療法士がある1日だけ別の人に代わることになったとき、
その療法士さんが別の担当者を紹介して曰く、

『よーださん、次の回はこちらの○○先生にお願いしてありますから。』


ん? リハ医なのかな?
と思ったが やはり 理学療法士だった。




それ以来 注意して他人の会話を聴いていると
患者が療法士を 先生と呼んでいるケースはもちろん、
療法士どうしで先生と呼び合うことがよくある ことに気がついた。



病院のなかは先生が多くて困る。

誰が責任者なんだかわからない。


先生と呼ばれると気持ちが良いのだろうか?


先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし”、 ってフレーズ、よく耳にするんだけどな。


気にしないのかな?




おまけに
本当の先生は一度も回診に来ないし・・・

2010年4月18日

抗うつ薬+tPAで脳梗塞の予後悪し


Effect of selective serotonin re-uptake inhibitors (SSRIs) on functional outcome in patients with acute ischemic stroke treated with tPA.



抗うつ剤が脳卒中になった脳細胞を守ったり可塑性を促したりするって話はときどきあるようで、
例:Antidepressants could lessen stroke severity



tPA治療をする人たちについても 抗うつ剤と回復の程度を調べたところ、
抗うつ剤を使っていた人たちは予後がよくなかったそうな。





アスピリンが万能薬のように使われていたころに通じるものを感じる。

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