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2012年10月1日

脳卒中対策はどこにお金がかかるのか


Economic burden of stroke in a large county in Sweden.
2012  9月  スウェーデン




脳卒中の経済負担の内訳を調べてみたそうな。



スウェーデンの人口150万人都市での

3074人の脳卒中患者にかかった発症から1年間の

直接的、間接的コストを推し量った。



次のことがわかった。


・男性は急性期病院での治療に主にコストがかかった。


・女性は、退院後のリハビリに要するコストが大きかった。


・若い患者は、病気による生産性の低下と健康維持のためのコストが非常に大きかった。







脳卒中により生じるコストの50%は急性期病院に、

40%はリハビリ等のケアに、10%が生産性の低下で説明できた



というおはなし。

2012年9月30日

ゲロを吐いて倒れた脳卒中患者の運命は?


Vomiting should be a prompt predictor of stroke outcome.
2012  9月  日本



脳卒中発症時の嘔吐と予後の関連を調べたそうな。



京都の脳卒中患者1968人について、

次のことがわかった。


・68.5%の患者が脳梗塞、23.3%が脳出血、7.7%がくも膜下出血だった。

・脳卒中患者の14.5%で嘔吐が見られた。

・嘔吐患者の内訳は、脳梗塞8.7%、脳出血23.7%、くも膜下出血36.8%だった。

・嘔吐した脳卒中患者の死亡危険率は3-5倍に達した。





発症時に嘔吐した脳卒中患者の死亡リスクは非常に高かった。

それなりの覚悟が必要である



というおはなし。



写真:vomitting

2012年9月29日

中国からの飛来物質が原因と思われる脳梗塞被害が福岡で多発!


Relationship Between Asian Dust and Ischemic Stroke: A Time-Stratified Case-Crossover Study.
2012  9月  日本


黄砂現象と日本の脳梗塞との関連を調べたそうな。


1999-2010に脳梗塞で入院した福岡の7429人について、

入院当時の気象状況、浮遊粒子状物質との関連を解析した。


次のことがわかった。


黄砂現象と脳梗塞全般との関連はあまり無かった。

・しかし、黄砂現象とアテローム血栓性脳梗塞とは非常に強い関連があった。

・ラクナ脳梗塞、心原性脳梗塞と黄砂現象との関連はまったくなかった。


黄砂現象にともないアテローム血栓性脳梗塞患者が増えることがわかった


というおはなし。

写真:黄砂のおかげ

2012年9月28日

【未来技術】脳幹梗塞患者にレーザー光線を当てたらめっちゃ元気になった


A new treatment protocol using photobiomodulation and muscle/bone/joint recovery techniques having a dramatic effect on a stroke patient's recovery: a new weapon for clinicians.
2012  9月  アメリカ


レーザー光療法で脳卒中患者が元気になった例だそうな。


2年前に脳幹梗塞を患った29歳の女性。

退院後もひどいめまいがあり

左手は使えず、右手にも痙縮がある。

脳神経の一部麻痺により通院時の歩行もままならない。



彼女に低レベルレーザー治療(LLLT)を

60分間×週1回×8週間

施したところ、劇的な変化が起きた。



障害のあらゆる面で改善を示し、

効果も持続するので、いまは月に1回のペースで通院を続けている。



低レベルレーザー治療(LLLT)の将来に期待してくれ


というおはなし。





感想:

こういうの好き。


この研究で使用したレーザー装置は

THOR って企業のもので、以下のような事例もある。


頚の痛み治療に使った例



100年後のLLLT


2012年9月27日

脳卒中のあと 自殺にいたる人の特徴


Do Stroke Patients have an Increased Risk of Developing Suicidal Ideation or Dying by Suicide? An Overview of the Current Literature.
2012  9月  アメリカ



脳卒中のあとの自殺にいたる要因について調べてみたそうな。



1990-2011の関連する研究論文を検索したところ、

16件の研究が該当した。

それらをまとめると次のことがわかった。

2012年9月26日

織物工場はホコリっぽいから脳卒中になりそう


Occupational exposures and mortality from cardiovascular disease among women textile workers in Shanghai, China.
2012  9月  アメリカ



繊維質のホコリが脳卒中死亡率に与える影響を調べてみたそうな。



上海の織物工場で働く女性工員26万人あまりについて11年間調べたところ、


・脳梗塞および脳出血死亡危険率が1割ほど高かった。

・心筋梗塞との関連はみられなかった。






織物工場のホコリが脳卒中死亡率を

上昇させているかもしれないことがわかった



というおはなし。


写真:織物工場

2012年9月25日

【初耳】鉄を多く摂る日本人男性は、脳卒中で死亡することが判明


Associations of Dietary Iron Intake With Mortality From Cardiovascular Disease: The JACC Study.
2012  9月  日本



食事から摂る鉄と脳卒中死亡率との関連を日本人について調べたそうな。




年齢40-79の58615人の健常人について15年ほど追跡調査したところ、


・1227人が脳卒中で死亡した。

・内訳は、脳梗塞で651人、脳出血で459人だった。

・食事から摂る鉄が多い男性の脳卒中死亡率が高かった。

・この関連は女性にはみられなかった。

・鉄分を多く摂る人はそうでない人に比べ脳卒中死亡危険率が4割増しになった。





鉄分を多く含む食事を続ける男性は脳卒中で死ぬことがわかった



というおはなし。






感想:

これまで、鉄分は不足するから積極的に摂るべきものと教育されてきた。



鉄分を多く含む 食べ物を教えてください by Yahoo知恵袋




鶏レバー好きだったのに…

2012年9月24日

機能的電気刺激(FES)装置 "ODFS Pace" を試してみた


Feasibility of Functional Electrical Stimulation-Assisted Neurorehabilitation following Stroke in India: A Case Series.
2012  8月  インド



脳卒中後の尖足を改善する、とされている機能的電気刺激(FES)装置

"ODFS Pace" の有効性を調べてみたそうな。




7人の慢性期脳卒中患者にODFS Paceを着けた訓練を

30分間×週3回×2週間施したところ、


・装置を着けていることで6人は歩行が楽になった。

・3人は装置無しでも歩行が改善するようになった。







このFES装置は副作用もなく歩行支援ができ、

やがては歩行機能の回復を促すであろうことがわかった



というおはなし。



ODFS Paceでつま先が上がるビデオ

音がなかったら演技だと思っちゃうね。

2012年9月23日

脳梗塞後、そろばんをイメージ化し再び暗算できるようになった女性


Abacus in the brain: a longitudinal functional MRI study of a skilled abacus user with a right hemispheric lesion.
2012  8月  日本




脳梗塞になったそろばん達人の脳の働きの移り変わりを調べてみたそうな。



そろばんの達人で、暗算もよくできる57歳女性が右脳梗塞になり、

暗算がまともにできなくなった。




彼女の暗算中の脳の働きを6ヶ月後、13ヶ月後にMRIで調べたところ、

その暗算能力の回復につれ、言語関連領域から視覚関連領域に

活動範囲が移っていった。



また、暗算中にそろばんの画像を見せると正解数が激減したことから

暗算にそろばんのイメージを使っていることが推測できた。

写真:そろばんの絵を見せる


なにか関係がありそうだ


というおはなし。





感想:

この女性患者は国立大学の教授で、

医学の博士号と言語聴覚士の資格を持っていて、

査読付き英語論文を20本以上書いたすごい経歴の持ち主である、

ってなことが載っている。



この情報がどう役に立つのかわからなくて

なんとなく微笑ましく感じた。



どうやらこの人のようだ。

今後に期待。

2012年9月22日

人気の 脳卒中代替療法 in インド


Complementary and alternative medicine treatments among stroke patients in India.
2012  9月  インド



補完医療代替療法を選ぶ脳卒中患者の特徴を調べてみたそうな。




平均年齢57、発症6ヶ月以降の314人の

インドに住む脳卒中患者に面談を行った。




次のことがわかった。


36%代替療法を行なっていた。




その内訳は、

アーユルヴェーダマッサージ 59%

・輸液療法 20%

・ハーブ療法 15%

・ホメオパシー 13%

・魔術 3%

鍼治療 2%

・麻薬 9%

・その他 9% だった。




特に、

・上下肢麻痺、嚥下障害、脳出血などの

重症脳卒中患者がよく代替療法を選択していた。







脳卒中患者の3分の1が補完、代替療法を試みていた。

重症脳卒中または後遺症の重い患者ほど

それらを選ぶ傾向があった




というおはなし。





感想:

なるほど インド。

アーユルヴェーダ鍼治療を圧倒している。
インドの代替医療

2012年9月21日

【虐待】ネグレクト体験が脳卒中を呼ぶ


Childhood emotional neglect linked to increased stroke risk in later life
2012  9月  アメリカ




子供への心理的虐待と脳卒中リスクとの関連を調べたそうな。


55歳以上のボランティア被験者について

18歳以前の身体的、心理的虐待体験について調査した。



3年半の追跡期間中に257人が死亡した。

そのうち192人の脳を解剖して脳卒中の有無を確認した。

これらの結果を解析したところ、


次のことがわかった。


・子供の頃の逆境が脳卒中と関連していた。


・特に、"無視"による感情的虐待との関連が強かった。


無視虐待がキツかった子供は将来の脳卒中リスクが3倍だった。


・この傾向は運動不足、喫煙、他の疾患を考慮に入れても変わらなかった。







子供はかまってあげないと

将来脳卒中になってしまうことがわかった




というおはなし。

Emotional neglect in childhood and cerebral infarction in older age.

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