ときどき、脳卒中リハビリの現場は偉大なる勘違い
をしているんじゃないか…
と思う時がある。
かなりの運動機能が回復したいまでも、
ときどき ひどく手や腕、肩、足がしびれることがある。
そんなときは動きも若干ぎこちなくなる。
思わず その腕や足をもう一方の手でさすったりもんだりしてしまう。
いつもそこで フッ と気がつく。
別に腕や足の骨が痛んでいるわけでもなければ
筋肉痛になっているわけでもないんだよな… って。
この腕や足のジンジンくるしびれは脳の中にある神経のつながりが損傷をうけたことに
よるものであって、腕や足の損傷によるものではない。
だからいくら腕や足をマッサージしたところでそれが本当に癒えるわけではない。
マッサージするとなんだか 癒される気になるだけである。
そんな気になるだけなのである。
病院では 理学療法の時間、療法士さんが一生懸命にマッサージをしてくれる。
それで、なんとなく よくなった気がする。
よくなった気がするのである。
・・・
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2010年2月21日
2010年2月20日
超音波で脳血栓を破壊
元
腎臓結石のように超音波をつかって脳の血栓を破壊する方法が研究されている、とのこと。
これで脳梗塞の重症化を未然に防ぐことができるらしいのだけれど…

これって 脳のマッサージに使えないものかな?
なぜなら 理学療法で手足を一生懸命マッサージされるのだけれど、
別に手足が悪いわけではなくて、脳のなかの問題だから
本当に マッサージするべきは脳か と思ったまで。
腎臓結石のように超音波をつかって脳の血栓を破壊する方法が研究されている、とのこと。
これで脳梗塞の重症化を未然に防ぐことができるらしいのだけれど…
これって 脳のマッサージに使えないものかな?
なぜなら 理学療法で手足を一生懸命マッサージされるのだけれど、
別に手足が悪いわけではなくて、脳のなかの問題だから
本当に マッサージするべきは脳か と思ったまで。
2010年2月19日
超先端医療:足湯で脳卒中麻痺が改善する
元
鹿児島大学の研究
足湯に浸かると身体が温まり、脳卒中後の麻痺が癒される
ことが最新の医療計測技術を用いて判明した。
F波とかM波っていうのを測定して客観的な指標を得たそうな。
温泉に全身で浸かるともっと効果がありそうだ。
今後のさらなる研究が期待される。
Beneficial effects of footbaths in controlling spasticity after stroke.
鹿児島大学の研究
足湯に浸かると身体が温まり、脳卒中後の麻痺が癒される
ことが最新の医療計測技術を用いて判明した。
F波とかM波っていうのを測定して客観的な指標を得たそうな。
温泉に全身で浸かるともっと効果がありそうだ。
今後のさらなる研究が期待される。
2010年2月18日
カッコいい車椅子を羨ましく思うオカシナ価値観
車椅子に乗りはじめたころ、
おなじフロアにいた若い女性の乗っている車椅子が
全体が黒っぽくて、フレームが細く、
樹脂製の部品を多く使った 軽そうで
どことなくスポーティーな感じがするものであった。
しばらくすると、廊下で見かけるたびに
その車椅子がやたらカッコよく見えて、
あぁ あんなのに乗りたいな~ と思うようになった。
そして、
退院したらもっといいのを買うぞ!
などと妙な決心もした。
車椅子が必要でなくなった今、 思い返してみると
実にオカシナことを考えていたものだ…とつくづく思う。
歩きの上手な患者の杖をみて、
あんな感じのイイ杖を買うぞ! と意気込んだこともあった。
狭い世界に居ると、価値基準のレベルがどんどん下がってくる。
この病気のおかげで、
車椅子や杖の例以外にも、オカシイと思えることがいくつも出てきた。
でも町でNSXを見かけると、いまだにカッコいいと思うし、いつか買うぞ、とも思う。
これが いまの自分の限界かな。
おなじフロアにいた若い女性の乗っている車椅子が
全体が黒っぽくて、フレームが細く、
樹脂製の部品を多く使った 軽そうで
どことなくスポーティーな感じがするものであった。
しばらくすると、廊下で見かけるたびに
その車椅子がやたらカッコよく見えて、
あぁ あんなのに乗りたいな~ と思うようになった。
そして、
退院したらもっといいのを買うぞ!
などと妙な決心もした。
車椅子が必要でなくなった今、 思い返してみると
実にオカシナことを考えていたものだ…とつくづく思う。
歩きの上手な患者の杖をみて、
あんな感じのイイ杖を買うぞ! と意気込んだこともあった。
狭い世界に居ると、価値基準のレベルがどんどん下がってくる。
この病気のおかげで、
車椅子や杖の例以外にも、オカシイと思えることがいくつも出てきた。
でも町でNSXを見かけると、いまだにカッコいいと思うし、いつか買うぞ、とも思う。
これが いまの自分の限界かな。
2010年2月17日
脳卒中患者の4人に1人は1年以内に死亡
元
これはアメリカでの話。
さらに8%の脳卒中患者は1年以内に再度、脳卒中を起こす。
脳卒中患者の2人に1人は4年以内に死ぬか、別の脳卒中または心臓発作を起こす。
黒人で特に多いそうな。
日本人の場合、たしか5年内の脳卒中再発率が3~4割だったような気がする。
だからあんまり無茶な数字ではない、 …かな と思う。
Quarter of stroke patients die within a year: U.S. study
Risk of recurrent stroke, myocardial infarction, or death in hospitalized stroke patients.
これはアメリカでの話。
さらに8%の脳卒中患者は1年以内に再度、脳卒中を起こす。
脳卒中患者の2人に1人は4年以内に死ぬか、別の脳卒中または心臓発作を起こす。
黒人で特に多いそうな。
日本人の場合、たしか5年内の脳卒中再発率が3~4割だったような気がする。
だからあんまり無茶な数字ではない、 …かな と思う。
2010年2月16日
脳卒中患者へ与える 心理的悪化サイクル
下記ブログ記事を読んで
なるほど、そうだよな…とおおいに共感した。
私の場合も 病院の関係者は、情け容赦なく、
『もう二度と普通に歩くことはできない、と思ってください。』
『手が急に動くようになることはありえません。』
『お願いですから もう車の運転など考えないでください。』
『いつか自転車に乗るなんてとんでもないことです。』
などと平気で しかも きっぱりと言う。
いずれも、ほんの半年ほどの間にまったく逆の結果になったのだから
彼らの経験に基づいたアドバイスは ホント アテにならない。
言われたことを真に受ける必要はないと思う。
自分のことは自分でじっくり観察して自分で結論をだそうョ。
患者に不安を与える言動をしてはいけない!
医師などの医療関係者は、患者が「心理的悪化サイクル」陥らせないようにする工夫が必要である・・・
なるほど、そうだよな…とおおいに共感した。
私の場合も 病院の関係者は、情け容赦なく、
『もう二度と普通に歩くことはできない、と思ってください。』
『手が急に動くようになることはありえません。』
『お願いですから もう車の運転など考えないでください。』
『いつか自転車に乗るなんてとんでもないことです。』
などと平気で しかも きっぱりと言う。
いずれも、ほんの半年ほどの間にまったく逆の結果になったのだから
彼らの経験に基づいたアドバイスは ホント アテにならない。
言われたことを真に受ける必要はないと思う。
自分のことは自分でじっくり観察して自分で結論をだそうョ。
2010年2月15日
脳卒中ドライバーに必要な適性検査
・Useful Field of View (UFOV)
・Stroke Drivers' Screening Assessment (SDSA)
という代表的な指標があって、
その結果次第で適性の有無、
運転リハビリの方針を決めることができるのだそうな。
わたしが運転免許適性試験を受けるときに病院で診断書を作ってもらった際には、
これに相当する検査はやっていなかったと思う。
免許センターでの適性試験はテキトーだし…
どうやら
このへんのルーズさは、日本に限ったことではないらしい。
・Stroke Drivers' Screening Assessment (SDSA)
という代表的な指標があって、
その結果次第で適性の有無、
運転リハビリの方針を決めることができるのだそうな。
わたしが運転免許適性試験を受けるときに病院で診断書を作ってもらった際には、
これに相当する検査はやっていなかったと思う。
免許センターでの適性試験はテキトーだし…
どうやら
このへんのルーズさは、日本に限ったことではないらしい。
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