元2026 3月 アメリカ
脳卒中のあとでも、運転を再開する人は少なくない。実際には、脳卒中後1年以内にかなりの人が運転に戻る一方で、正式な運転評価を受けずに再開している人も多い。
そこで、脳卒中後の運転の危なさに、左脳と右脳のどちらの損傷か、注意障害、実行機能低下、失語がどう関わるのかをくわしくしらべてみたそうな。
元2026 3月 アメリカ
元2025 7月 ドイツ
元2023 2月 シンガポール
元2022 8月 スウェーデン
元2021 2月 オーストラリア
元
The right hemisphere is important for driving-related cognitive function after stroke
2020 3月 日本
元
Clinical Characteristics of Driving-related Stroke Occurring as a Recurrent Stroke
2020 1月 日本
元
Impaired force control contributes to car steering dysfunction in chronic stroke
2019 11月 アメリカ
・麻痺手では健常者の非利き手にくらべても最大握力が低く、握力変動性が高く、車線逸脱度もおおきかった。
・麻痺手の握力変動性はあきらかに車線逸脱度と関連し、最大握力の関連はみられなかった。
元
Hazard perception of stroke drivers in a video-based Japanese hazard perception task
2019 4月 日本
・脳卒中患者はすべてのハザードタイプで回答個数が一般人よりもあきらかにすくなかった。このちがいは損傷脳の左右によらなかった。
・脳卒中患者はBPタイプのハザードにたいして反応速度が遅く、これも損傷脳半球によらなかった。
・TMTでは一般人のタスク完了スピードが脳卒中患者よりもあきらかに速かった。これも損傷脳の左右によらなかった。
元
A systematic review of the risk of motor vehicle collision after stroke or transient ischemic attack
2019 1月 カナダ
・論文検索結果5605件から12の研究がみつかった。
・症例対照研究3つのうち1つで脳卒中と自動車衝突事故との関連が指摘されていた。(OR 1.9)
・コホート研究5つのうち1つで脳卒中とTIAで自動車衝突事故リスクが上がるとしていた。(RR 2.71)
・シミュレータを用いた横断研究4つのうち2つで脳卒中経験者の自動車衝突事故リスクは2倍としていた。

元
Increased Risk of Traffic Injury After a Cerebrovascular Event
2018 10月 カナダ
・運転中の事故は377件あり、率は年間1000人あたり2.2人で(一般人は1.7人)、損傷脳半球の左右でのちがいはなかった。脳卒中経験者は歩行中に自動車にはねられやすく 特に右脳損傷で顕著だった。彼らには運転教習レベルの歩行指導が必要だろう、
・歩行中に自動車に接触する事故は327件あり、年間1000人あたり1.9人で(一般人は0.4人)、その率は右脳損傷者におおく 2.1 vs. 1.7人で、
・関連要因を調整したリスクは左脳損傷者の1.27倍だった。
・転倒骨折等での脳半球の差はなかった。
元
A Case-Control Study Investigating Simulated Driving Errors in Ischemic Stroke and Subarachnoid Hemorrhage.
2018 2月 カナダ
・全体の30%、脳梗塞の26.7%およびくも膜下出血の33.3%で健常者にくらべ運転パフォーマンスが低かった。
・脳梗塞とくも膜下出血の患者はいずれも車線維持能力が低かった。
・さらに脳梗塞ではスピード維持が、くも膜下出血では右左折能力に困難を示した。
・梗塞の左右脳半球やくも膜下出血の影響領域(中大脳動脈か前交通動脈)の違いは結果に反映しなかった。
・Trail Making Test (TMT)とUseful Field of View test(UFOV)は脳梗塞の車線維持能力と関連し、くも膜下出血は認知機能テストとの関連はみられなかった。

元
Driving and visual deficits in stroke patients.
2018 2月 ブラジル
・すでに運転復帰しているグループでは1名が中レベル以上の事故リスクを示すいっぽう、
・運転再開希望グループでは1名が中レベルの事故リスク、2名が最高レベルの事故リスクに分類された。
・かれらは視覚障害が運転再開に支障あるレベルとは認識していなかった。
元
Investigating cognitive ability and self-reported driving performance of post-stroke adults in a driving simulator.
2017 10月 オーストラリア
・運転に必要な 心理的、身体的、スピード的かつ 自己を評価する能力は両グループで差がなかった。
・認知能力的に劣る部分はあっても 脳卒中経験者は自己の能力を過大評価しそうにはなかった。
・平均して脳卒中経験者は認知能力の点で自己評価が低い傾向にあった。
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
元
Stroke while driving: Frequency and association with automobile accidents.
2017 8月 日本
・85人(脳梗塞63、脳内出血20、くも膜下出血2)が運転中に脳卒中をおこした。
・運転中に脳卒中を起こす率は、脳梗塞4.8%、脳内出血3.4%、くも膜下出血0.8%だった。
・運転者のおおくはそのまま運転を続けるか路肩に停車した。
・しかし14人(16%)は自動車事故に至った。
・彼らのおおくは重度の脳卒中により精神状態に変調をきたしていたと考えられた。
元
Shifting gears: An inpatient medical record audit and post-discharge survey of return-to-driving following stroke/transient ischaemic attack.
2017 2月 オーストラリア
・35%の患者にのみ運転復帰の指導記録があった。
・運転を控える期間を明示された患者は13%のみだった。
・アンケートに回答した31人のうち20人が自動車運転を再開していた。
・21人は運転復帰指導のために呼び出しを受け、
・7人は運転を控えるべき1ヶ月以内に運転を再開していた。
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
元
Driving restrictions post-stroke: Physicians' compliance with regulations.
2016 11月 スウェーデン
・脳卒中患者への運転控え勧奨と交通局への報告はその81%が見逃されていた。
・女性よりも男性により多く 運転を控えるよう伝える傾向があった。
・2%についてのみ今後の運転能力評価が予定されていた。

元
Fitness-to-drive agreements after stroke: medical versus practical recommendations.
2016 5月 ベルギー
・脳卒中経験者の73%については医師と路上審査者との結果が一致していた。
・路上で不適格と判定された83人のうち61%にあたる51人を、医師は合格としていた。
・路上で保留と判定された80人のうち78%にあたる62人を、医師は合格としていた。

元
Driving in stroke survivors aged 18-65 years: The Psychosocial Outcomes In StrokE (POISE) Cohort Study.
2016 3月 オーストラリア
・26.7%が発症後1ヶ月以内に自動車運転を再開した。
・彼らの多くは男性で、一家の大黒柱だった。
・うつや疲労の症状は無く、日常生活動作は自立し、復職もしていた。
・また 運転再開を控えるよう言われた記憶もなかった。
