~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

2010年2月28日

びっこをひく夢

昨夜足を引きずっている夢をみた。


いまではすっかりよくなって
他人からは外見上、脳卒中になったことは 説明しないと分からない。



しかし未だ左足には痺れが残っていて、
足首のちからの入り具合が弱く、
足の裏の感覚もひどく鈍い。


そんなわけで
部屋にひとりで居るときには 無意識にびっこをひくことがある。



それが夢のなかでも出てきて驚いた。

ショックだった。



無意識レベルで現状を容認してしまっている証拠ではないのか、

ゆめで見るほどに状態が固定してしまっているのではないか、

などと考える。



普通に振る舞えるよう、いままで以上に意識的になろう・・・と思う。

2010年2月27日

Wiiがリハビリに良いは本当か?


Wiiで脳卒中患者の運動機能を回復、カナダで実証



Wiiがリハビリに良いという話。
よく見かける。

実際、リハビリ病院に居たとき、手足の状態が大分回復してきたころ、
Wiiを使ったゲームを2日間(40分x 2コマ)、ほどやった。

たしかに面白いし、やる気がでる。

一時的に。


でも、 Wiiのゲームというのは身体の状態の良い人しかできない。

Wiiを楽しめるくらい元気なら リハビリ上の問題はほとんど解決している、と思う。


リハビリへの興味と意欲を喚起、維持できるというのがその有用性の根拠のようであるけれども、


果たしてこれ、 一人で自宅でもやるだろうか?
というと とても疑問である。

すくなくとも自分はやっていないし その気もない。


やっぱり作業療法士のように 
仕事とはいえ 一緒に盛り上がってくれるひとがいないと面白くないものである。

そういう意味では、ひたすら輪を棒に通したり、
ただただ おはじきを拾いつづけるなどのアナログな作業でも
リハビリネタとしては十分に興味を維持できると思う。




それよりも
反射、反応速度の低下や、視野、注意力の欠損の程度に気づかせてくれるようなゲームはないかな?

これらは入院中とても不安に思ったことのひとつなのだけれども、だーれも答えてくれなかった。

ST(言語聴覚士)の検査は重症な人を見分けるためのようなものばかりだし…

2010年2月26日

独身男性は脳卒中で死ぬ



Single men more likely to have fatal stroke



独身男性は結婚しているひとよりも6割ほど高確率に脳卒中で命取りになる。


結婚を失敗した と思っている人も同程度の確率なんだと。


賭けと同じだと考えると、一か八かで結婚してみるのもアリということか。

2010年2月25日

CI療法を自宅で


Comparison of two types of Constraint-Induced Movement Therapy in chronic stroke patients: A pilot study.




CI療法は病院にこもって徹底的に2週間のトレーニングをするのが本来のやり方。

それを自宅で、だらだらと4週間にしたら効果はどうか、という研究。

で、
どっちも同じように効果があった、という結論。




CI療法って、最初から手が動く人しか対象にしない点で、ただのトレーニングに過ぎないと思う。



英会話の勉強と一緒で、
海外に引越して、しゃべらないと生活できないような環境に置かれれば、
少しくらい頭が弱くてもしゃべれるようになる。

もちろん自宅でだらだらと練習することもできる、時間はかかるけど。



要するにそういうことであって、

CI療法が何か特別なものでないことが改めて明らかになっただけのこと  と理解。

2010年2月24日

明日があるさ

リハビリ病院でのこと。


なぜか坂本九が好きなようで、

朝、夕に 廊下にラジカセを置いてその曲をガンガン流す。


特に


・上を向いて歩こう


・明日があるさ


は何度もかかるので  もう歌詞がすっかり刷り込まれてしまった。



問題なのは、その曲がかかる時間で、


早朝、6時半に


『よし、きょうもリハビリ頑張るぞ!』
と意気込んでいるまさにその時に


明日がある明日がある
明日があるさー

と流れる。




まだ きょうが始まったばかりなのに…

この歌詞って  

あぁ 今日はダメだった、明日に希望をつなごう、 って内容なんだよな。


だれもオカシイと思わないのかな


と気になって仕方がなかった。

2010年2月23日

バーチャルリアリティで脳卒中後の歩行訓練支援


New Successful Treatment Improves Walking Post Stroke




脳卒中後に歩行困難になった人向けに使用する訓練機器。
その名も ゲイトエイド:GaitAid


ゴーグルとイヤフォンを装着する。



ゴーグルには市松模様の床が現れ、
その一枚一枚を踏むように歩くんだと。


歩きにつれてその模様も動き、
ステップごとの足音がはっきりとイヤフォンから聴こえる。


足元がよく見えなくてかえって危ないような気もするが
これが歩行訓練にいいんだって。


MITで勉強した偉いひとが開発したそうな。


ちょと高い。20万円以上する。

2010年2月22日

ミュージックイントネーションセラピー



脳卒中の後遺症、失われた言語力を歌で引き出す

Singing helps stroke patients recover speech--study



脳卒中で言語に障害をもった患者に、
歌にあわせて話すよう訓練すると うまく言葉にすることができるようなるんだとか。
MIT:ミュージックイントネーションセラピーと言うそうな。


これって、
要するに歌って覚えるなんとか ってやつと一緒だな、と思った。



ほかにどんなものがあるだろう と思い、

グーグルで "歌って覚える" で検索したら、
高頻度に検索されるキーワードが以下のように表示された。

sing.png


歌って覚える英単語 はありがちだけど、
歌って覚える般若心経とか、歌って覚える縦列駐車とか、 もうわけがわかんない。




そう言えば
リハビリ病院に入院している時に、食事前に、お年寄りがデイルームに集められて、
大声で、かぁ~らぁ~すぅ~ なぜなくのぉ~  と
童謡 七つの子 を歌わされていた。


嚥下を円滑にする効果がある、  らしい。




ミュージックイントネーションセラピー  

・・・
あり だと思います。

ご意見 ご感想はこちら

名前

メール *

メッセージ *