リハビリ情報を調べていると、しばしば
"学習された不使用" というフレーズに出会う。
脳卒中で麻痺を持った一方の手をしばらく使わないでいると、
その状態が日常化してしまうということを指す。
ちなみに
この状態を改善するべく正常な側の手の動きを制限して、
麻痺手を使用せざるを得ない環境に置く訓練法を
特に、CI療法と呼んでいる。
でもなにか引っかかる。
この "学習された不使用" って、そんなに特別な考え方なんだろうか・・・・って。
"学習された不使用理論" なんて呼ばれたりもしているようだけど、
理論なんていう大層なものなのだろうか、と思う。
街で左利きの人を見つけて、
『あなたの右手は学習された不使用理論により自由に動かないのです。
この分野の治療法を研究している有名な医師を知っています。ご紹介しましょう。』
って言うのかな。
オートマチック限定免許を取得しようとしている人に
『オートマチック車はほとんど左手足を使いません。
このままでは学習された不使用理論によってマニュアル車の運転が
一生できない身体になってしまう恐れがあります。』
とでも言うのだろうか。
ただの 適応 だろう、と思う。
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2010年3月28日
2010年3月27日
出産回数が多いと脳出血になりやすい
元
経腟分娩回数のことをパリティというそうな。
その数が2,3,4回と増えるにつれ、
脳内出血またはくも膜下出血になる危険性が高まるらしい。
経腟分娩にこだわっていることから妊娠自体が原因ではないと思う。
激しくいきむのはよくないよ、ってことと理解した。
便秘のグレードを3日目、4日目、5日目・・・と評価して
脳内出血との関連を調べたら、何か有意な相関が得られそうな気がしてきた。
経腟分娩回数のことをパリティというそうな。
その数が2,3,4回と増えるにつれ、
脳内出血またはくも膜下出血になる危険性が高まるらしい。
経腟分娩にこだわっていることから妊娠自体が原因ではないと思う。
激しくいきむのはよくないよ、ってことと理解した。
便秘のグレードを3日目、4日目、5日目・・・と評価して
脳内出血との関連を調べたら、何か有意な相関が得られそうな気がしてきた。
2010年3月26日
前向き志向でリハビリ良好
元
脳卒中のあと気持ちがポジティブ志向になった患者はその後の機能回復が非常に良い、
ってことを確認した研究。
一見 当たり前のはなし と思うけど
どっちが原因と結果なのだろうか、とも思う。
回復が順調だから前向き志向になるんじゃないだろうか。
また、
ポジティブでもあまり回復しない患者や、
悲観的なうつ患者でもスタスタ歩き回れるようになる患者も結構いそうである。
仮に気持ちの前向きさが予後に影響すると考えると、
リハビリ病院の看護師のやたら陽気な振る舞いや、
作業療法室のお祭り様の明るさの理由として納得が行く。
Change in positive emotion and recovery of functional status following stroke.
脳卒中のあと気持ちがポジティブ志向になった患者はその後の機能回復が非常に良い、
ってことを確認した研究。
一見 当たり前のはなし と思うけど
どっちが原因と結果なのだろうか、とも思う。
回復が順調だから前向き志向になるんじゃないだろうか。
また、
ポジティブでもあまり回復しない患者や、
悲観的なうつ患者でもスタスタ歩き回れるようになる患者も結構いそうである。
仮に気持ちの前向きさが予後に影響すると考えると、
リハビリ病院の看護師のやたら陽気な振る舞いや、
作業療法室のお祭り様の明るさの理由として納得が行く。
2010年3月25日
踏み台昇降訓練で感覚回復
発症後1年経っても左足首の感覚が鈍く、
歩けるのだけれど、ぎこちない状態が続いていた。
出した足をかかとからガツンと地面に落とすように歩き
階段を降りる際にも左右対称なキレイな動きとは言い難かった。
しかし最近、家の階段の1段目だけを
ひたすら上がって降りて上がって降りて・・・
を数百回繰り返す練習を始めたところ、
なんとなんと足首の感覚が戻ってきた というか、
歩行時に柔らかい足の運びができるようになり、
階段の動作もずっとスムーズになった。
就寝中履きっぱなしの靴下も脱げにくくなった。
どうやら難しい動作をトライしようとするあまり
階段を1段上り降りするという基本的な動作を
ないがしろにしてしまっていたようだ。
なにごとも基本が大切ってこと と思った。
歩けるのだけれど、ぎこちない状態が続いていた。
出した足をかかとからガツンと地面に落とすように歩き
階段を降りる際にも左右対称なキレイな動きとは言い難かった。
しかし最近、家の階段の1段目だけを
ひたすら上がって降りて上がって降りて・・・
を数百回繰り返す練習を始めたところ、
なんとなんと足首の感覚が戻ってきた というか、
歩行時に柔らかい足の運びができるようになり、
階段の動作もずっとスムーズになった。
就寝中履きっぱなしの靴下も脱げにくくなった。
どうやら難しい動作をトライしようとするあまり
階段を1段上り降りするという基本的な動作を
ないがしろにしてしまっていたようだ。
なにごとも基本が大切ってこと と思った。
2010年3月24日
神経筋電気刺激療法は長時間やる意味はない?
元
神経筋電気刺激療法は効果があるけれど、
長時間やってもそれに見合うほどの効果の向上は得ることができない、って話。
これって、あの怪しいビデオのHANDS療法と同じハズ。
ホントに効果があるのかな??? と思う。
神経筋電気刺激療法は効果があるけれど、
長時間やってもそれに見合うほどの効果の向上は得ることができない、って話。
これって、あの怪しいビデオのHANDS療法と同じハズ。
ホントに効果があるのかな??? と思う。
2010年3月23日
PTプラス イメージトレーニングの効果
元
慢性期脳卒中患者にPTトレーニングに加えイメージトレーニングを併用したところ、
他の方法に比べて著しい成果を上げたという研究。
12人の慢性期脳卒中患者について
椅子から立ったり座ったりする動作訓練にプラスして
・イメージトレーニング、
・認知訓練、
・なにもしない
の3グループについて週3セット4週間継続したそうな。
すると、イメージトレーニングのグループのみがすっごく改善したんだと。
1回あたりの練習量は、実際の起居動作が約10回、イメトレ回数が約100回だって。
無茶な回数じゃないと思う。
これはとても興味深い研究だと思う。
慢性期脳卒中患者にPTトレーニングに加えイメージトレーニングを併用したところ、
他の方法に比べて著しい成果を上げたという研究。
12人の慢性期脳卒中患者について
椅子から立ったり座ったりする動作訓練にプラスして
・イメージトレーニング、
・認知訓練、
・なにもしない
の3グループについて週3セット4週間継続したそうな。
すると、イメージトレーニングのグループのみがすっごく改善したんだと。
1回あたりの練習量は、実際の起居動作が約10回、イメトレ回数が約100回だって。
無茶な回数じゃないと思う。
これはとても興味深い研究だと思う。
2010年3月22日
発症3日以内に指がすこし開いて肩がうごくと予後がいい
元
脳卒中発症後3日以内に手の指が少しでも開いて、肩の外転(腕を外にひらく)ができる患者は、
その後の機能回復がとっても良いそうな。
一方、そうでない患者は、機能回復があまり期待できない。
つまり、予後の善し悪しは発症直後から予想がつくって内容。
自分は、肩は少しだけ動いた。
腕を揺らせる程度ではあったけど。
手の指はまったく開かなかった。
微動だにしなかった。
けど、いまは ほぼ自由にうごくよ。
Presence of Finger Extension and Shoulder Abduction Within 72 Hours After Stroke Predicts Functional Recovery. Early Prediction of Functional Outcome After Stroke: The EPOS Cohort Study.
脳卒中発症後3日以内に手の指が少しでも開いて、肩の外転(腕を外にひらく)ができる患者は、
その後の機能回復がとっても良いそうな。
一方、そうでない患者は、機能回復があまり期待できない。
つまり、予後の善し悪しは発症直後から予想がつくって内容。
自分は、肩は少しだけ動いた。
腕を揺らせる程度ではあったけど。
手の指はまったく開かなかった。
微動だにしなかった。
けど、いまは ほぼ自由にうごくよ。
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