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認知症薬で意識障害改善か 脳卒中後遺症に貼り薬
2015 5月 Japan
『...脳卒中の 発症後、名前が言えず、食事もできない意識状態が1カ月続く70~98歳の患者12人に、認知症治療薬「リバスチグミン」を胸などに貼り、経過を観察した。
その結果、脳卒中のうち、くも膜下出血の2人はいずれも翌日には簡単な会話ができるようになり、1週間後には自分で食事ができるようになった。』
感想:
単にマーケティングが上手なだけなのかも知れないけど、この数日なんども目にするのでメモ。
関連リンク:
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認知症薬で意識障害改善か 脳卒中後遺症に貼り薬
2015 5月 Japan
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Hemispheric differences in malignant middle cerebral artery stroke.
2015 4月 アメリカ
・悪性中大脳動脈梗塞の左右脳のわかる患者データが2673人分見つかった。
・そのうち63%は右脳の梗塞だった。
・右脳梗塞の場合の死亡率は31%、左脳は36%で ほぼ同じだった。
・合併症率は右脳のケースで高かった。
死んでしまいやすい脳内出血は 右脳? それとも左脳?
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Head Position in the Early Phase of Acute Ischemic Stroke: An International Survey of Current Practice.
2015 4月 チリ
・42.9%の医師から回答があった。
・結果はほぼ半々で、
・「上体を起こして寝かせる」 が52.8%
・「フラットに寝かせる」 が47.2% だった。
・脳卒中患者の頭の位置についての規定が院内に無いとする医師が 53.9%いた。
・71%の医師は急性期脳梗塞患者の頭の位置がどうあるべきか確信がなかった。

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Burden in caregivers of long-term stroke survivors: Prevalence and determinants at 6 months and 5 years after stroke.
2015 4月 ポーランド
・発症から6か月時点では介護者の44%がかなりの負担を感じていた。
・5年後ではその割合は30%になっていた。
・6ヶ月時点の負担感は、介護者の"首尾一貫感覚"(ストレスに対処する力)および介護に要する時間と強く関連していた。
・5年後では介護者の不安が負担感の主な要因だった。
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Prevalence, knowledge, and treatment of transient ischemic attacks in China
2015 5月 中国
・人口年齢構成を考慮に入れたTIA患者の割合は2.27%だった。
・TIAは女性や高齢の入院患者に多かった。
・成人の3.08%はTIAの知識を有していた。
・TIAと診断された患者のうち正規の治療を受けたのは4-5%のみだった。
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Physical activity profiles and sedentary behaviour in people following stroke: a cross-sectional study.
2015 5月 イギリス
・1日あたりの歩数は 4035 vs. 8394 で脳卒中経験者は非常に少なかった。
・睡眠を含むじっとしてる時間は、20.4 vs. 17.5 で脳卒中経験者が長かった。
・脳卒中経験者の歩行はいつもマイペースで健常者に比べ非常に遅かった。
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Patient-directed therapy during in-patient stroke rehabilitation: stroke survivors' views of feasibility and acceptability.
2015 4月 イギリス
・患者は概ね ひとりリハビリに好意的だった。
・具体的な感想は、71%が「有意義である」、68%は「楽しい」、59%が「効果があった」、88%が「仲間にも薦めたい」 だった。
・下肢エクササイズはミラーセラピーよりも評価が高かった。
・使用する用具の準備、設置が症状の重い患者にはキツかった。
・ヤル気の喪失と監督者の不在は不安要素だった。

Wiiが脳卒中リハビリに有効であることを文句なしに証明することにした
じっさい ビデオゲームで脳卒中リハビリする療法士さんはどれくらいいるの?
作業療法士さんに来てもらったけど効果が無いばかりか気晴らしにもならなかった