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2020年12月28日

脳梗塞患者での腸内細菌の変化

2020  6月  中国

脳梗塞患者の腸内細菌の多様性の乱れ(ディスバイオシス)と臨床的意味についてくわしくしらべてみたそうな。



脳梗塞患者79名と健常者98名から便サンプルを採取し、16SrRNAシークエンシングにより微生物の種類を同定して臨床上の特徴との関連を解析した。



次のことがわかった。

・脳梗塞患者と健常者の腸内細菌叢の多様性と構造は全体的によく似ていた。

・しかし脳梗塞患者では酪酸産生菌が有意に減少し、乳酸菌が増加していた。

・機能遺伝子的にも同様だった。

・酪酸産生菌は入院時の神経症状NIHSSスコアと負の相関を示し、

・乳酸菌はNIHSSスコアと正の相関を示した。

・47種類あった菌のなかで、酪酸産生菌と乳酸菌が診断モデルを考えるに際しもっとも特徴的だった。


脳梗塞患者では酪酸産生菌の量と機能は有意に減少し、乳酸菌は増加していた。酪酸産生菌と乳酸菌は脳梗塞の予後診断に役立つ可能性がある、


というおはなし。
酪酸産生菌と乳酸菌 脳梗塞患者の



感想:

酪酸は重要っぽい。そして酪酸の原料になるでんぷんをおおく含む食品が、、、








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