元2022 4月 フランス
ラテロパルジョンは身体の垂直位を保つことが困難になる障害で、脳卒中後によく見られる。
これは運動能力の制限につながるのでリハビリテーションの対象として注目されている。
介入のための研究のおおくがプッシャーと呼ばれる特殊な例のみを対象としているので、広く知識を得る目的でメタアナリシスをこころみたそうな。
元2022 4月 フランス
元2021 9月 中国
元2021 2月 オーストラリア
元
Lesion Localization of Poststroke Lateropulsion
2019 4月 アメリカ
・ラテロパルジョンともっとも関連のつよい部位は下頭頂小葉で、中心後回のブロードマン領野2から40にかけての範囲だった。
・ラテロパルジョンの患者は脳の損傷ボリュームが大きかった。
元
Case-Control Study of Impairments Associated with Recovery from "Pusher Syndrome" after Stroke: Logistic Regression Analyses.
2016 9月 アメリカ
元
Rotational coherent dot movement normalizes spatial disorientation of the subjective visual vertical in patients with rightsided stroke.
2016 4月 ドイツ
・ドット群が静止しているとき異常グループのSVVは左方向に傾いていた。
・ドット群が時計回りに動いているときSVV異常グループの偏りは相殺され、反時計回りに動いているときには偏りがよりひどくなった。
・SVVに異常のないグループおよび健常者にも似たような傾向は見られたが わずかな程度だった。

プッシャー現象 なぜ脳卒中患者は傾くのか
元
Polarity-Dependent Misperception of Subjective Visual Vertical during and after Transcranial Direct Current Stimulation (tDCS).
2016 3月 ブラジル
・偽刺激に比べて自覚的視性垂直位はプラス電極側に大きくシフトした。
・刺激を切ったあとに反対側に振れるリバウンド効果が確認できた。
・左プラス|右マイナス のときに自覚的視性垂直位がプラス電極側にシフトする効果がもっとも持続した。
・電界分布を計算したが内耳への影響はなさそうだった。

脳卒中患者が傾く仕組みについて
プッシャー現象 なぜ脳卒中患者は傾くのか
半側空間無視の新治療法、前庭感覚電気刺激を5日間繰り返してみた
前庭感覚電気刺激で半側空間無視をやっつけろ!
元
Subliminal galvanic-vestibular stimulation recalibrates the distorted visual and tactile subjective vertical in right-sided stroke.
2015 3月 ドイツ
・右ではなく左耳後ろにマイナス極を貼った場合に、視覚的な垂直認識のズレが有意に減少した。
・同時に 触覚的な垂直認識のズレも有意なほどではないが低下した。
・これらの変化は垂直認識のズレが大きい患者でのみ観察できた。
プッシャー現象 なぜ脳卒中患者は傾くのか
元
Effects of galvanic vestibular stimulation combined with physical therapy on pusher behavior in stroke patients: A case series.
2014 7月 日本
・両患者はGVSを行った週にのみ傾きが改善した。
脳卒中経験者は傾く
前庭感覚電気刺激で半側空間無視をやっつけろ!