Temporal trends in incidence and long-term case fatality of stroke among children from 1994 to 2007.
2012 5月 アメリカ
子供の脳卒中の傾向について調べたそうな。
1994-2007の患者データベースを解析した。
結果は、
・この14年間に715人の子供が脳卒中で入院した。
・脳卒中発生件数は94年以降減少し、2000年から再び増加傾向にある。
・発症後30日、1年、5年の死亡率はそれぞれ、12.3%、15.7%、17.5%だった。
・脳出血の場合、脳梗塞に比べ生存率が非常に低かった。
子供の脳卒中は一旦減少したものの、現在は増加傾向にある。
脳出血の死亡率は脳梗塞の2倍で、
死亡者の7割は1ヶ月以内に亡くなる。
さらに5%の子供が続く5年以内に死亡することがわかった、
というおはなし。