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2013年1月21日

プリズム眼鏡の検証のために同名半盲患者に自動車運転させてみた


A pilot evaluation of on-road detection performance by drivers with hemianopia using oblique peripheral prisms.
2013  1月  アメリカ



同名半盲でも運転ができるようになるプリズム眼鏡を作ったそうな。



脳卒中で同名半盲になった12人について、

・視野を拡張する特注プリズム眼鏡 または

・見せかけだけの偽プリズム眼鏡

をかけさせて、シミュレータで街のなかを自動車で25km運転させた。

人を撥ねそうになったり、衝突事故を起こしそうになった回数等を

同乗者が記録し、比較した。



次のようになった。

・半盲側への危機対処成功率は特注眼鏡にすることで30%→80%に上がった。

・半盲でない側への反応は両者同じだった。





この特注プリズム眼鏡をかければ、

同名半盲で運転しても事故らないかもしれない



というおはなし。

図:同名半盲用プリズムメガネ



感想:

実際に市街を走らせてしまったとおもった。

2013年1月20日

トマトと脳卒中との関連について


Relationship of lycopene intake and consumption of tomato products to incident CVD.
2013  1月  アメリカ



血中のリコピン濃度が高いと

脳卒中を含む心血管系疾患になりにくいことがわかっている。


ではトマトを食べる量と関連があるのか、調べてみたそうな。



314人の心血管疾患、171人の冠動脈疾患、99人の脳卒中患者

について過去10年間の食生活データを解析した結果、


次のようになった。


・トマトを食べる量が増えると心血管疾患、冠動脈疾患のリスクが低下した。

・トマトを食べる量と脳卒中との関連はみられなかった。





トマトをたくさん摂ると心血管系疾患のリスクが低下した。

リコピン以外のトマトの他の成分についても調べる必要があるのかも知れない



というおはなし。




感想:

この記事↓をおもいだした。

トメィトゥが脳梗塞を予防する!



2013年1月19日

脳内出血は冬に多いことが確認される


Seasonal variation in spontaneous intracerebral hemorrhage frequency in Chengdu, China, is independent of conventional risk factors.
2013  1月  中国



脳内出血発生率の季節変動を調べたそうな。



2006-2009の中国のある都市での

脳内出血患者1615人のデータを解析した結果、


次のようになった。


・脳内出血発生率は、冬が10万人中45.5人でもっとも高く、夏が24.1人だった。

・この傾向は男女とも同じだった。

・年齢にも依らなかった。

・高血圧、糖尿、喫煙の有無などにも依らなかった。






理由はハッキリしないけど、

とにかく冬に脳内出血が多くなることがわかった



というおはなし。





感想:

ホント冬は嫌い。生命の危険を感じる。

2013年1月18日

失語症が治るスピーチ・エントレインメントとは


New technique helps stroke victims communicate
2013  1月  アメリカ



南カルフォルニア大学が、失語症を改善する新しい方法を見つけたそうな。



スピーチ・エントレインメント テクニックは

他の人が話す声をヘッドフォンに、

口の動きの映像をアイポッドタッチに映して

患者に真似させるという訓練法である。




この訓練を脳卒中で運動性失語(ブローカ失語)になり

22年間うまく話せなかった爺ちゃんに施したところ、

下のビデオ(2分間)のようになった、

というおはなし。






感想:

このテクニックを開発した大学教授のドヤ顔。

この種の劇的ビフォーアフター映像で人を信用させようとするのは

地位ある人としてあまり上品ではないと思った。

2013年1月17日

【21世紀】脳卒中リハビリ7つのトレンド


Seven capital devices for the future of stroke rehabilitation.
2012  12月  イタリア


将来の脳卒中リハビリを担う主要な最新装置を7種類、まとめてみたそうな。


1.ロボット
上下肢の外骨格ロボットなど。

2.ブレインコンピュータインターフェース
脳波や近赤外線をつかった装置。
写真:BCI



3.非侵襲脳刺激
磁気刺激や直流電気刺激など。
写真:TMS



4.神経機能代替
FES(機能的電気刺激装置)など。

5.バーチャルリアリティ

写真:VR



6.装着型機器
加速度計などの装置。



7.タブレットPC



これらを患者の状況に合わせて使い分けてゆきましょう

というおはなし。




感想:

画像は関連するものをテキトーに探して貼った。


タブレットPCを使ったリハビリアプリってほとんど目にしないけど、

STの検査の類はかなり楽しくなると思った。

2013年1月16日

脳卒中予防になる果物が判明


Total and specific fruit and vegetable consumption and risk of stroke: A prospective study.
2012  12月  スウェーデン



果物、野菜と脳卒中との関連を調べたそうな。



健康な男女74961人に食事アンケートを取り、

その後10.2年間の脳卒中の有無を追跡調査し、関連を解析した。


次のようになった。

・この間に4089件の脳卒中があった。

・内訳は、脳梗塞3159件、脳内出血435件、クモ膜下出血148件だった。

・果物、野菜を多く摂る人の脳卒中リスクはほとんど摂らない人より13%低かった。

・高血圧がないとこの関連はより顕著だった。

・特に、リンゴや梨、緑葉野菜が多いと脳卒中リスクが低下した。





果物、野菜を摂る量が増えると脳卒中リスクが低下した。

特にリンゴ、梨、緑葉野菜が効果的だった



というおはなし。

写真:りんご梨

感想:

どうやらリンゴと梨↓は定番のようだ。

梨とリンゴで脳卒中予防



2013年1月15日

非デブ男性が肉を多く摂ると脳卒中になる


Heme Iron Intake and Risk of Stroke: A Prospective Study of Men.
2013  1月  ポーランド



鉄分の摂取と脳卒中との関連を調べてみたそうな。



45-79歳の健康な男性38859人について、12年近く追跡調査した結果、


次のようになった。


・この間に3097件の脳卒中があった。

・2482件が脳梗塞、450件が脳内出血だった。

・ヘム鉄を多く摂る人の脳卒中危険率は約2割増しだった。

・肥満でない人に限定すると、その危険率は4割増しになった。

・非ヘム鉄の摂取量と脳卒中との関連は見られなかった。





正常体重の男性がヘム鉄を多く摂ると

脳卒中リスクが増加することがわかった



というおはなし。




感想:

ヘム鉄は主に赤肉(牛肉、豚肉)に多く含まれている。

非ヘム鉄は肉以外に由来する鉄分。

やたら肉を食べる人は脳卒中になりやすいってことと理解した。

この記事↓の意味がわかった気がする。

【初耳】鉄を多く摂る日本人男性は、脳卒中で死亡することが判明



2013年1月14日

毎日1個の玉子が脳出血予防になる


Egg consumption and risk of coronary heart disease and stroke: dose-response meta-analysis of prospective cohort studies.
2013  1月  中国



玉子の摂取量と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


データベースから関連する世界の研究論文を厳選して記録を統合、再解析した。

次のようになった。

・7500件の脳卒中事例を含む、400万人年の被験者記録が得られた。

・玉子の摂取量と脳卒中の発生との間に線形的な関連はなかった。

・脳出血に限定すると、玉子をたくさん摂る人の脳出血リスクは25%低下した。





1日に1個玉子を摂るくらいでは脳卒中に影響はなかった。

ただし、脳出血のリスク低下が見られたのでさらなる研究が期待される



というおはなし。

2013年1月13日

脳梗塞死亡率が7月に高い ←研修医のせいなのか?


Seasonal Variation in 30-Day Mortality After Stroke: Teaching Versus Nonteaching Hospitals.
2013  1月  アメリカ


一般に、教育研究病院が研修医の採用を始める7月に

院内死亡率が上昇することが知られている。


脳梗塞患者についても同様の傾向があるのか調べたそうな。



1999-2006の健康保険記録から65歳以上280万人余りの

脳梗塞患者データを抽出し、月ごとの院内死亡率との関連を解析した。



次のようになった。

・51.7%は教育研究病院に入院していた。

・院内死亡率に季節的な変動が見られた。

・冬に高く、夏に低いという傾向が毎年見られた。

・しかし、7月に小さな死亡率のピークがみられた。

・年を経るごとに死亡率は減少したが同様の季節変動は見られた。

・この季節変動は教育目的の病院も、研修医を採らない病院も同じだった。




脳梗塞患者の院内死亡率は年々減少傾向にあるが、

1月と7月に高くなるという季節変動はいまだ存在している。

特に7月の小ピークは研修医の採用によるものとは考えにくい



というおはなし。



感想:

今回は死亡率であって発症数ではない。

過去の記事↓を思い出した。
脳梗塞の季節がやってまいりました。 水分、すいぶん

3月の月曜、カラッとした晴天日には脳梗塞に注意

1月の憂うつな月曜日には脳卒中に注意

脳出血が増える季節 それは...


2013年1月12日

脳卒中後ウツで死亡リスク3倍以上


Depressed stroke survivors may face triple the risk of death
2013  1月  アメリカ



来週の米国神経学会で発表予定の研究だそうな。


脳卒中後のウツと死亡リスクとの関連を、

25-74歳の10550人について21年間調査したところ、


次のようになった。


・73人は脳卒中になったがウツはなかった。

・48人は脳卒中になり、ウツにもなった。

・8138人は脳卒中にもウツにもならなかった。

・2291人は脳卒中にならず、ウツになった。


・関連する要因を考慮にいれて解析の結果、

・脳卒中後ウツになった人は、脳卒中でもウツでもない人に比べ

・何らかの原因で間もなく死んでしまうリスクが3倍、

・脳卒中が原因で死ぬリスクは4倍だった。





脳卒中患者のウツを早く見抜き対処することが重要かも


というおはなし。

2013年1月11日

紅茶を毎日ガブガブ飲む人は脳卒中にならない


Black tea consumption and risk of stroke in women and men.
2013  1月  スウェーデン

紅茶と脳卒中との関連を調べたそうな。



当時健康だった74961人の男女を10年あまり追跡調査した結果、

次のようになった。


・この間に4089人が脳卒中になった。

・3159人が脳梗塞、435人が脳内出血、148人がクモ膜下出血だった。

・紅茶の摂取量が多いと脳卒中リスクが低下した。

・一日に4カップ以上飲むと、飲まない人に比べて脳卒中リスクが2~3割低かった。

・ちょっと飲むくらいでは効果はなかった。




紅茶を毎日4カップ以上飲むと脳卒中予防になることがわかった


というおはなし。




感想:

トイレが近くなってしょうがないから

カフェイン飲料はとらないようにしているので残念。

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