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2024年2月7日

客観的睡眠不足が脳卒中リスクを高める一方で、主観的な不足には関連性なし

2024  2月  アメリカ


客観的に短い睡眠時間を伴う不眠症(ISSD:Insomnia with objective short sleep duration)は、心血管代謝の問題すなわち高血圧や糖尿病などと関連している。

そこで、客観的または主観的な睡眠評価に基づく不眠症が、心血管/脳血管疾患(CBVD:cardiovascular and/or cerebrovascular disease)の新たな発症といった、より深刻な健康問題と関連しているかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2014年5月16日

睡眠時間の長いお年寄りは脳卒中になり〇〇い


Sleep duration and history of stroke among adults from the USA.
2014  5月  アメリカ

睡眠時間の短さと高血圧、肥満などとの関連が指摘されている。

そこで睡眠時間と脳卒中との関連を調べてみたそうな。


2006-2011の国民健康調査から18歳以上154599人のデータを解析したところ、


次のことがわかった。

・睡眠時間が*6時間以下、*7-8時間、*9時間以上の者の割合は各々29.2%、61.8%、5.2%だった。

・年齢構成で調整した脳卒中罹患率は各々、2.8%、2.0%、5.2%だった。

・睡眠が7-8時間に比べ、6時間以下、9時間以上の場合脳卒中が多かった。

・年齢、性別で分類したところ、18-44歳の若年層では睡眠時間の短い女性で脳卒中が多かった

・中年では睡眠時間が短いまたは長い男女で脳卒中が多かった。

・65歳以上の高齢層では9時間以上の睡眠を取る者に脳卒中が多かった。


睡眠時間と脳卒中との関連は性別、年齢で変わった。睡眠時間の短さと脳卒中との関連が確認できたが、特に高齢者では長時間睡眠と脳卒中との関連も見られた、


というおはなし。

写真:睡眠


感想:

2日間眠って2日間起きていた元長寿世界一のかまとばあちゃんの場合は一体どういうことなのよ?って思った。

2023年4月5日

短時間睡眠と脳卒中

2023  3月  中国


睡眠時間と脳卒中リスクとの関連はまだ十分に理解されていないので、年齢、高血圧の有無別にくわしくしらべてみたそうな。

2020年6月30日

睡眠時間、昼寝、脳卒中との関連

2020  5月  アメリカ


睡眠時間と脳卒中リスクについてのこれまでの研究では、7-8時間の睡眠を標準として 両者はJ字型の関係をしめすことがわかっている。

しかしこれら研究のおおくは欧米のものである。アジア人の、とくに高齢者についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2018年11月2日

睡眠時間と脳卒中のまとめ


Self-Reported Sleep Duration and Quality and Cardiovascular Disease and Mortality- A Dose-Response Meta-Analysis
2018  10月  イギリス

睡眠が脳卒中など心血管疾患のリスク要因であるとする報告が数多くあがってきている。

しかしこれらの結果から適切な睡眠時間をガイドラインで勧めるまでには至っていない。

そこでこれまでの研究をまとめてみたそうな。


関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のようになった。

・被験者300万人あまりをふくむ74の研究がみつかった。

・睡眠7時間にくらべ8時間を超えると総死亡リスクがあがり、

・9時間では1.14倍、10時間で1.30倍、11時間で1.47倍になった。

・7時間未満では脳卒中を含めて心血管疾患死亡リスクに時間ごとでおおきな差はなかった。

・主観的な睡眠の質が良くないと、冠動脈疾患のリスクのみが高かった。

睡眠時間が7-8時間の範囲からはずれるほどに心血管疾患や死亡のリスクが高かった。睡眠時間は短いよりも長いほうが状況は深刻だった、


というおはなし。

図:睡眠時間と総死亡リスク


感想:

これは因果関係をしめすものではない。

睡眠が長いのはべつの病気か、無職で貧困な鬱の引きこもり状態を反映してのこと、と考えることもできる。

だから睡眠時間を調節してもかならずしも問題の解決にはならない。

2020年8月26日

発症まえの睡眠時間と脳卒中後うつ

2020  5月  アメリカ


睡眠障害とうつは脳卒中患者によく見られるが、脳卒中後うつにおける睡眠の役割についてはほとんど知られていない。

そこで、脳卒中まえの睡眠時間と、脳卒中から90日後のうつとの関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年1月24日

手段的日常生活動作と睡眠時間


The impact of short and long sleep duration on instrumental activities of daily living among stroke survivors
2019  1月  アメリカ

脳卒中による身体的 認知的 精神的障害はIADL(手段的日常生活動作)に影響する。

IADLは 食事の準備、雑用、入浴、お金の管理などの自立生活を送るうえで必要な能力を指す。

いっぽう脳卒中患者には睡眠障害がおおくみられ、これもまたIADLに影響すると考えられる。

そこで、脳卒中経験者の睡眠時間とIADLとの関連をくわしくしらべてみたそうな。


2000-2015に行われた健康調査のうち脳卒中歴のわかる486619人の記録を解析したところ、


次のことがわかった。

・被験者全体の平均年齢は46、87%の健康状態は良く、30%は睡眠6時間以下だった。

・全体の3%が脳卒中経験者だった。

・脳卒中経験者の30%にIADLの問題があった。

・IADLに問題のあったすべての被験者の34.4%は睡眠が6時間以下だった。

・脳卒中経験者のうち睡眠時間が9時間以上ある場合、平均的な7-8時間睡眠の者にくらべIADLに問題のある率が1.97倍だった。

・短時間睡眠の脳卒中経験者のIADL問題のリスクは平均睡眠と同レベルだった。

睡眠時間が平均よりも長い脳卒中経験者は、手段的日常生活動作(IADL)に問題を抱えていることがあきらかにおおい、


というおはなし。

図:睡眠

感想:

なぜ、7-8時間が正しいのかね? 短いのもいけないみたいだし。
脳卒中で眠れないと死ぬの?

2019年12月14日

高血圧なのに睡眠8時間以上は脳卒中


Effect of hypertension status on the association between sleep duration and stroke among middle-aged and elderly population
2019  12月  中国

睡眠時間と脳卒中との関連をしらべた研究はおおくあり、メタアナリシスも行われている。

しかし結論はばらばらで、U字型の関係で睡眠は短くても長くても危険とするもの、短い場合だけが危険とするもの、J字型の関係があり長い睡眠のみが危険とするものもある。

高血圧ステータスを考慮にいれた調査はまだ行われていないようなのでくわしくしらべてみたそうな。

2014年4月22日

脳卒中で死ぬ人の睡眠時間が明らかに


Sleep Duration and Risk of Stroke Mortality Among Chinese Adults: Singapore Chinese Health Study.
2014  4月  シンガポール

睡眠時間と脳卒中との関連をアジア人について調べてみたそうな。


45-74歳の中国人63257人について面談し 睡眠時間を調べた。

さらに15年前後フォローして脳卒中死亡者数を集計して関連を解析した。


次のようになった。
・この間に1381人が脳卒中で死亡した。内訳は322件の脳出血、1059件の脳梗塞。

・1日あたり7時間の睡眠と比べた時の脳卒中死亡リスクは、
*5時間以下睡眠で1.25倍
*6時間睡眠で1.01倍
*8時間睡眠で1.09倍
*9時間以上睡眠で1.54倍 だった。

・高血圧の病歴があるとこの関連はさらに強くなって、
*睡眠が短いと1.54倍
*睡眠が長いと1.95倍 だった。

・この関連は脳梗塞に限られ、脳出血では見られなかった。


睡眠時間は長すぎても短すぎても脳卒中死亡リスクが上昇した。特に高血圧症があるとこの傾向が顕著だった、


というおはなし。



メモ:

なぜか夢日記を付けるようになって 数ヶ月経つ。

枕元に紙とペンを置いておき 夢をみたらすぐに書き留める。まっくら闇のなかでキーワードだけを幾つか記しておく。

朝、目が覚めてからそれらを見直すと どんな夢を見ていたのか、かなりはっきりと思い出すことができる。

 役に立ちそうな気はしないけど、内容が面白くて 眠るのが楽しくなった。

2019年11月27日

血管性認知障害の疑い しかも眠れない→死ぬ


Objective short sleep duration increases the risk of all-cause mortality associated with possible vascular cognitive impairment
2019  11月  アメリカ

高齢者の13%はなんらかの認知障害を経験し、6%が認知症にいたるという。認知症の25-50%の原因は血管性である。

血管性認知障害(vascular cognitive impairment:VCI)は軽い認知障害から完全認知症までを含む呼び名で、心血管代謝要因である高血圧や糖尿病の影響をうける。

睡眠もまた心血管代謝に関係すると考えられ、不眠症が脳卒中などのリスク要因であることはあきらかになっている。

そこで、客観的睡眠時間が短い場合の死亡率が血管性認知障害VCIとどのように関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2020年11月1日

睡眠時間と脳梗塞の種類別の因果関係

2020  10月  中国


不健康な睡眠習慣と脳梗塞との関連をしめす報告がいくつもあるが、因果関係は不明なままである。

そこで、脳梗塞の種類別に睡眠時間、不眠症、クロノタイプ(朝型 夜型)との因果関係をくわしくしらべてみたそうな。

2024年12月24日

昼寝が脳卒中リスクを高める!?〇〇分以上の昼寝でリスク23%増

2024  12月  中国


脳卒中は主要な死因および障害の原因であり、その予防は重要な公衆衛生課題である。

そこで、脳卒中リスクへの「長時間昼寝」の影響についてはエビデンスが限られているのでくわしくしらべてみたそうな。

2012年2月6日

睡眠6時間未満 → 脳卒中まっしぐら


Association of Sleep Duration with Chronic Diseases in the European Prospective Investigation into Cancer and Nutrition (EPIC)-Potsdam Study.
2012  1月  ドイツ



睡眠時間と慢性疾患との関連を調べたそうな。


中年の23620人について、

一日の睡眠時間を自己申告してもらい、

8年間追跡調査した。



その結果、

・この間に841件の糖尿病、

197件の心筋梗塞、169件の脳卒中、

846件のガンが発生した。


・7-8時間睡眠をとる人に比べ、

6時間未満の人は慢性疾患の危険率が高くなり、

特に脳卒中の危険率は2倍以上になった。


・高血圧症の昼寝も脳卒中などとの関連が高かった。







睡眠時間が短いとすごく脳卒中になりやすくなる

ことがわかった、


というおはなし。




写真:昼間眠くなる

2013年10月20日

睡眠不足は自慢にならない 脳卒中のもと


Associations Between Sleep Duration and Prevalence of Cardiovascular Events.
2013  10月  アメリカ

睡眠時間と脳卒中を含む心血管系疾患との関連を調べてみたそうな。


米国全国健康・栄養調査の2007-2008のアンケート結果を解析した結果、


次のようになった。

・睡眠時間と心血管系疾患との強い関連が確認できた。

・特に、睡眠6時間未満だと脳卒中が2倍になった。

・心筋梗塞も同様だった。

・逆に睡眠が8時間を超えると冠動脈疾患、狭心症が増えた。


睡眠時間が短いと脳卒中になりやすい、

というおはなし。




感想:

とにかく睡眠不足は敵。

2022年12月21日

「起床時脳梗塞」によくある睡眠行動とは

2022  12月  韓国


起床時脳梗塞は夜間睡眠中に発症し起床時に神経障害が認められる脳梗塞で、脳梗塞全体の15-25%を占める。

睡眠時無呼吸症が危険因子として認識されているが、そのほかの因子とくに睡眠時間、週末の睡眠補償(Weekend catch-up sleep)、クロノタイプ(朝型、夜型)、についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2018年8月29日

軽度なのに認知障害→睡眠が短かった


Cognitive impairment and sleep disturbances after minor ischemic stroke
2018  8月  中国

脳卒中患者の25-81%は たとえ軽症であったとしても認知障害を示すという。

また睡眠時無呼吸症は脳卒中の発生要因の1つと考えられているが、脳卒中後の認知障害との関連についてはほとんど知られていない。

そこで、軽症脳卒中患者の認知障害および睡眠パラメータとの関連をくわしくしらべてみたそうな。


軽症(NIHSS 5以下)の脳梗塞から14日後の患者84人と健常者36人について、

複数の認知機能検査と睡眠ポリグラフ検査を行い関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中患者の81.4%に認知障害、74.4%に睡眠時無呼吸症がみられた。

・脳卒中患者はとくに注意力、作業記憶、実行機能が劣っていた。

・睡眠時無呼吸症は 50.0 vs. 80.0% で認知障害のある患者におおかった。

・またトータルの睡眠時間は 435 vs. 347分 で認知障害患者が短かった。

・教育期間、睡眠時間、血中酸素飽和度の最低値 が認知障害のリスク要因だった。
軽症脳卒中患者の認知障害は珍しくなかった。おもに注意力、作業記憶、実行機能が低下した。そのリスク要因として短い睡眠時間と低酸素症の可能性が示された、


というおはなし。
図:軽症脳卒中の認知障害

感想:

今朝「理研が遺伝子操作でレム睡眠のないネズミを作ったら記憶力が悪かった」というニュースがあったので関心をもった。

2010年5月9日

睡眠時間が短いと脳卒中になりやすい



In Elderly Hypertensive Patients, More Sleep May Prevent Stroke: Presented at ASH (HYP)
5月8日




日本での研究。

睡眠時間が短くて(<7.5時間)、血圧も高い人は
そうでない人に比べ脳卒中になる危険性が何倍も高いことがわかった、とのこと。






当時は確かに睡眠時間が短かった。

朝5時に起きて、7時前には職場にいた。

夜は仕事持ち帰りだし。




今後は
これまで以上に積極的に眠ろう、と思う。

2024年9月3日

昼寝が痛みを引き起こす!?脳卒中後の首痛に関連する意外なリスクとは?

2024  8月  中国


脳卒中後に肩の痛みや中枢性痛(CPSP)が一般的に見られるが、首(頸部)や腰の痛みも多くの患者に現れる症状である。

しかし、中国の脳卒中患者における頸部痛と腰痛の有病率と、それに関連する要因については十分にわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

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