脳卒中からのリハビリテーションに「音楽療法」が注目されています。音楽療法(特に音楽を聴くリスニング療法)は、クラシック音楽や自然音、患者さんの好きな曲、さらにはバイノウラルビートなど幅広い音を活用し、脳と心身にポジティブな刺激を与えるアプローチです。実は近年の医学論文で、音楽を取り入れることで運動機能や認知機能の回復、感情面の安定、睡眠の質向上、疼痛(痛み)緩和など様々な効果が報告されています。ここではエビデンスに基づき、音楽療法が脳卒中患者にもたらす驚きの効果を前向きな論調で解説します。
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2025年7月21日
2017年2月18日
アクティブ音楽療法を脳卒中患者でやってみた
元
Active music therapy approach for stroke patients in the post-acute rehabilitation.
2017 1月 イタリア
アクティブ音楽療法は神経学的音楽療法の1つで、おもに患者の心理 コミュニケーションの改善を目的としている。同時に上肢機能への影響も期待されている。
この効果を脳卒中患者でたしかめてみたそうな。
脳卒中患者38人を2グループにわけて、両グループに通常のリハビリと いっぽうにはアクティブ音楽療法をほどこした。
アクティブ音楽療法は、木琴やドラム、パーカッションなどのリズム楽器をもちいて患者と療法士が非言語的にコミュニケーションをはかる取り組みである。これを1回30分間、3週間で20セッションおこなった。
次のようになった。
・両グループともに生活の質スコアが向上した。
・とくにアクティブ音楽療法グループで不安やうつの程度が低下した。
・また、非利き手(麻痺手ではない)のつまみ動作スコアがアクティブ音楽療法グループで有意に向上した。
・患者と音楽療法士との関係性スコアも向上した。
脳卒中患者へのアクティブ音楽療法により心理面と上肢機能面でポジティブな結果が得られた、
というおはなし。
感想:
脳卒中やってから言葉を紡ぐのがホント面倒くさくかんじるようになった。
これがわるいこととは思ってないんだけど、太鼓たたきたい気持ちも理解できる。
2015年5月25日
言語聴覚療法に音楽療法を組み合わせると
元
Improvement of spontaneous language in stroke patients with chronic aphasia treated with music therapy: a randomized controlled trial.
2015 5月 イタリア
脳卒中で失語症の患者への言語聴覚療法に、音楽療法を組み合わせたときの効果を調べてみたそうな。
*患者10人に言語聴覚療法+音楽療法
*別の患者10人には言語聴覚療法のみ
とし、各々15週間30セッション行った。
音楽療法では 即興の音楽に乗せて訓練を行った。
次のようになった。
・音楽療法グループでは自発的な発話能力が有意に改善した。
・音楽療法グループの50%は健康上の活力スコアも改善した。
言語聴覚療法には音楽療法を組み合わせるとより効果的かも知れない、
というおはなし。
感想:
PTやOTが任天堂Wiiを利用するように、STは患者にカラオケやらせればイイんじゃないかな、、と思った。
2025年1月1日
音楽が脳を救う!脳卒中後の回復を加速させる驚きの効果
元2024 11月 オランダ
脳卒中は、身体機能だけでなく、認知や感情にも深刻な影響を与える障害である。特に、実行機能(注意力、記憶、柔軟性)や感情的健康(幸福感、不安、抑うつなど)の低下は、患者の社会復帰や生活の質を著しく制限する。
そこで、音楽療法(MT)や音楽に基づく介入(MBI)がこれらの課題にどのように役立つかをくわしくしらべてみたそうな。
2025年6月26日
薬なしで救われた──脳卒中後の感情障害にもっとも適した療法とは?
元2025 6月 中国
脳卒中のあとに気分の落ち込みや不安、怒りっぽさなどの感情の不調(PSED)がよく見られ、患者の約3人に1人が経験すると言われている。こうした状態はリハビリの妨げになり、生活の質や社会復帰にも悪影響を与え、場合によっては命に関わることもある。
薬による治療もあるが、副作用や高齢者への影響を考えると、薬を使わない方法(非薬物療法、NPI)が注目されている。ただし、これらの方法について書かれたガイドラインは内容や質にバラつきがあり、現場でどう活かせばいいのか迷うことも多い。
そこで、非薬物療法に関するガイドラインの質や内容を、わかりやすくするようくわしくしらべてみたそうな。
2025年8月21日
脳卒中リハビリにおける音楽療法とバイノウラルビート
はじめに
脳卒中は運動機能や認知機能の障害に加え、情動面(うつや不安)や睡眠障害など様々な問題を引き起こします。近年、音楽療法がこうした脳卒中後のリハビリに有益であることが報告されており、飲み込み障害や失語症の改善、認知・運動機能の向上、気分の改善、神経学的回復の促進につながるとされています。音楽は脳の情動・認知・記憶・運動に関わる領域を広範囲に活性化しうるため、リハビリ治療への応用が期待されています。
本稿では、バイノウラルビート(binaural beats)を用いた音楽療法に注目し、その脳卒中後リハビリへの活用可能性を医学論文に基づき検討します。バイノウラルビートは左右の耳にわずかに異なる周波数の音を聞かせることで脳内に特定周波数の拍動音を知覚させ、脳波を誘導・同期させる方法です。この手法は聴覚的ニューロモジュレーション(音刺激による神経調整)の一種で、非侵襲かつ簡便に脳活動へ影響を及ぼせる点が注目されています。以下、バイノウラルビートが脳卒中患者の認知機能、運動機能、神経可塑性(脳の柔軟な適応能力)、睡眠、情動調整に与える可能性について、関連研究や音楽療法全般の知見も踏まえて整理します。
2026年2月15日
眠れない脳卒中患者に“聴くだけ処方”──音楽療法はどこまで本物か
元2026 1月 中国
脳卒中後の睡眠障害(PSSD)はかなり多く、報告によっては7〜8割台とされる。睡眠が乱れると、脳の回復に関わる修復プロセスにも悪影響が出やすく、リハビリの伸びや日中の活動にも響くため、負担が少なく続けやすい対策が求められる。
薬は効く場合がある一方で副作用の心配があり、心理療法(CBTなど)は取り組める人が限られたり、効果の持続がはっきりしなかったりする。
そこで「聴くだけでもできる」音楽療法が、安全・非侵襲・低コストの選択肢として注目されている。しかし、どの音楽がよいか、どれくらい聴くべきか、評価方法をどうそろえるかなどが整理しきれていないのでまとめてみたそうな。
2016年12月5日
脳卒中の音楽療法は4種類あった
元
Effectiveness of music-based interventions on motricity or cognitive functioning in neurological populations: a systematic review.
2016 11月 ベルギー
脳卒中などの神経疾患には長期のリハビリが求められる。
近年、神経学的音楽療法(Neurologic Music Therapy)を謳う
*療法的楽器演奏 (Therapeutic Instrumental Music Performance)
*音楽による記憶訓練法 (Musical Mnemonic Training)
*リズム性聴覚刺激(Rhythmic Auditory Stimulation)
*メロディック・イントネーション・セラピー(Melodic Intonation Therapy)
等が導入されるようになった。
そこで神経疾患への音楽療法の種類と効果についてレビューしてみたそうな。
今日までの関連論文を検索して内容を吟味したところ、
次のことがわかった。
・19の研究がみつかった。多くは脳卒中患者を対象とし、パーキンソン病や多発性硬化症もあった。
・従来型リハビリに同等か上回る効果があった。
・音楽療法は大きく4種類に分類できた。
1)楽器演奏→ 上肢の運動機能、手の器用さの改善
2)リスニング→ 言語記憶、注意力の改善
3)リズム同期→ 歩行速度やペースの改善
4)複合→ これらの合わせ技
神経疾患への音楽療法は4種類に大別できた。多くは脳卒中患者の運動機能の改善に関わるものだった。音楽療法には患者の心的健全性をうながしリハビリへの意欲を高める効果があるのかもしれない、
というおはなし。

感想:
なかでも音楽リスニングの研究は極端に少ないんだよね。
2022年11月22日
脳卒中後うつの音楽療法メタアナリシス
元2022 11月 中国
脳卒中後のうつはほとんどのばあい1ヶ月ほどで発症し、慢性化する傾向があり機能回復の妨げとなる。
そのメカニズムは解明されておらず、有効とされるセロトニン再取り込み阻害薬はしばしば副作用が問題となっているため代替となる治療法が求められている。
そこで、脳卒中後うつへの音楽療法の効果についてメタアナリシスをこころみたそうな。
2011年11月4日
音楽療法が脳卒中後の抑うつ気分を改善する
元
脳卒中患者の抑うつ気分の改善に
音楽療法が役立つかどうか、調べたそうな。
発症から6ヶ月以内の18人の脳卒中患者について、
9人ずつ、
に分けて、
音楽療法グループには通常のリハビリに加えて、
1回40分のセッションを
週に2回のペースで4週間、計8回行った。
比較グループには通常のリハビリのみだった。
音楽療法セッションでは、
歌ったり、楽器を演奏したり、音楽を聴く
などを行った。
この前後での患者の気分をアンケート調査し、
定量化して比較したところ、
音楽療法グループで統計学的に有意に
抑うつ気分の改善が見られた。
音楽療法は薬とは異なり副作用もなく、
脳卒中患者の不安や抑うつ気分を改善
することができることがわかった、
というおはなし。
Effects of music therapy on mood instrokepatients.
2011 11月 韓国
脳卒中患者の抑うつ気分の改善に
音楽療法が役立つかどうか、調べたそうな。
発症から6ヶ月以内の18人の脳卒中患者について、
9人ずつ、
・音楽療法グループ
・比較グループ
に分けて、
音楽療法グループには通常のリハビリに加えて、
1回40分のセッションを
週に2回のペースで4週間、計8回行った。
比較グループには通常のリハビリのみだった。
音楽療法セッションでは、
歌ったり、楽器を演奏したり、音楽を聴く
などを行った。
この前後での患者の気分をアンケート調査し、
定量化して比較したところ、
音楽療法グループで統計学的に有意に
抑うつ気分の改善が見られた。
音楽療法は薬とは異なり副作用もなく、
脳卒中患者の不安や抑うつ気分を改善
することができることがわかった、
というおはなし。
2021年6月15日
音楽支援療法と脳卒中麻痺上肢
元2021 5月 中国
脳卒中経験者の67%は、発症後4年経っても上肢になんらかの障害が残るという。
上肢の音楽支援療法(music-supported therapy)では通常、楽器を演奏させる。ピアノを弾いたり、ドラムスティックを握る動作は、手の協調を促し、握力強化になる。
また、音楽の聴覚刺激による運動前野の働きの調節、損傷部位の血流増加がfMRIなどで示されている。
音楽による筋緊張の緩和による手指動作の改善効果も期待できる。
そこで、脳卒中患者の上肢への音楽支援療法についてシステマチックレビューをこころみたそうな。
2017年3月22日
脳損傷の音楽療法のいま
元
Music interventions for acquired brain injury.
2017 1月 アメリカ
事故や病気で脳に損傷を負った患者へのリハビリ手段の1つとして音楽療法がある。
たとえばリズムに合わせて歩行動作を円滑にする、歌いながら発話 発声を促す、リスニングで疼痛や気分を癒やす、といったものがある。
これまでの研究成果をまとめてみたそうな。
関連する研究を厳選し データを統合 再解析したところ、
次のことがわかった。
・被験者775人を含む29の研究がみつかった。
・音楽リズムが歩行とQoLの改善に役立った。
・音楽療法は腕の反復動作スピードやコミュニケーション能力の改善にも効果があった。
・単に拍子をとるよりも音楽と拍子を組み合わせることでより効果がでた。
・音楽療法の専門家が行うほうが効果的かも。
・有害事象を報告する研究はなかった。
・データの多くは偏りが強く エビデンスの質は概ね低かった。
音楽療法は歩行や上肢機能、コミュニケーション能力、QoLの改善に役立つかもしれない。よりハイレベルな研究が期待される、
というおはなし。

感想:
有害事象がない、ってことだけで価値があるよ。
2017年6月17日
乗馬や音楽で慢性期患者のリハビリを工夫してみた
元
Long-Term Improvements After Multimodal Rehabilitation in Late Phase After Stroke
2017 6月 スウェーデン
慢性期脳卒中患者への多様な刺激をもたらす治療法として、リズム音楽療法と乗馬療法をためしてみたそうな。
発症後10ヶ月-5年の脳卒中患者123人を、リズム音楽療法と乗馬療法、通常リハビリの3グループに分けた。
これら治療を週2回x12週間継続し、回復度の自己評価、バランス、歩行、上肢機能、認知機能を6ヶ月後までフォローしたところ、
次のようになった。
・回復度の自己評価は 乗馬療法>リズム音楽療法>通常リハビリ の順であきらかに高かった。
・この回復効果は乗馬とリズムの両グループで6ヶ月後も持続していた。
・バランス、歩行、握力、認知機能も改善していた。
脳卒中の慢性期であってもリハビリ方法をいろいろと工夫することであらたな回復を実感させることができた、
というおはなし。
感想:
Stroke誌に載って やたらニュースになっていたので関心をもった。
でも乗馬はやり過ぎだと思う。
シングルブラインドだから被験者はだれが乗馬療法に当たったかハズれたかがわかる。
つまり当選者は馬に乗れて上機嫌、落選者(通常リハ)は不機嫌。
こういう結果になるのは実験するまでもないと思うんだ。
[乗馬]の関連記事
2015年10月28日
神経学的音楽療法とは NMT(Neurologic Music Therapy)
元
How music is helping stroke patients walkand talk again
2015 10月 アメリカ
ボストンの2人の若者が音楽療法の会社を立ち上げた。
MEDRhythms
・神経学的音楽療法 NMTに基づく1回60分間ほどのセッションを
・ギター、ピアノ、歌唱の専門家を派遣して行う。
・リズムによる聴覚刺激:Rhythmic Auditory Stimulation(RAS)の歩行リハビリの事例(2分間)
従来型リハビリを3週間受けても歩行がまったく改善しなかった脳卒中の男性が、派遣された音楽療法士がギターを奏でるや杖を放り出し その日のうちに数倍のスピードで歩けるようになった。
・治療的歌唱とメロディックイントネーション療法の失語症事例(2分間)
設立から6ヶ月の会社ではあるが これからも神経学的音楽療法を世に広めてゆきたい、
というおはなし。
感想:
自分のために目の前でギター演奏してくれたら そりゃぁ頑張っちゃうよなぁ、、
けど上の歩行ビデオはやり過ぎだね。
2021年7月17日
音楽に長時間さらされると脳が復活する?
元2021 7月 中国
音楽が心拍数や血圧に影響することがわかっている。また、音楽療法により聴覚野、運動野、海馬を活性化できるとする報告もある。
さらに音楽療法は脳卒中後の言語障害、運動障害、認知 気分障害に良い影響を与えると考えられている。
しかし、その最適な用量とメカニズムについてはよくわかっていないので、動物実験でくわしくしらべてみたそうな。
2015年11月15日
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
元
Music therapy in neurological rehabilitation settings.
2015 10月 ポーランド
神経学的リハビリシーンでの音楽療法についての総説。
・神経学的音楽療法(NMT:neurologic music therapy)は 神経疾患患者を対象としたあたらしい考え方である。
・音楽がもたらす固有の刺激で脳を活性化する。
・実際のリハビリへの応用では 楽器や音楽の特性を利用する。
・そのなかでもリズムはもっとも重要で、「エントレインメント効果」により 与えたリズムに生体リズムがシンクロするようになる。
・一定のリズムパターンには記憶能力を活性化するはたらきもある。
・また 音楽は情動システムに作用して知覚、認知、感情に影響をもたらす。
・たとえば「モーツァルト K.448」のてんかん抑制効果は 多くの研究で確認されている。
・近年あらたな感覚刺激技術として「バイノウラルビート(Binaural Beat Stimulation)」などが登場している。
・これら多様な音楽刺激方法が脳卒中、脳損傷、認知症などの治療に用いられ、音楽療法のエビデンスが増えつつある、
というおはなし。

バイノウラルビート周波数で注意力をコントロール
Turow G, Lane J D. Binaural beat stimulation: altering vigilance and mood states. In: Berger J, Turow G. ed. Music, science, and the rhythmic brain. New York, London: Routledge; 2011. p. 122–136.
感想:
やっと時代が追いついてきたか、、
追記:
nature.com:バイノウラルビートで脳卒中リハを加速?
2020年8月5日
音楽聴きながらエクササイズ→失語症改善
元2020 8月 ギリシャ
脳卒中患者の21-38%は失語症を経験するという。
失語症の治療には通常、言語聴覚療法(speech and language therapy:SLAT)が行われるがじゅうぶんな効果は得られていない。
薬物療法やrTMSなどの脳刺激法にも公式に認可されたものはない。
いっぽう、脳卒中後の代替療法としてエクササイズトレーニングがよく利用される。
また、音楽リスニングによる脳の構造や機能の可塑的変化、辺縁系でのドーパミン調節効果が報告されている。
そこで、音楽を聴きながらのエクササイズトレーニングが失語症へおよぼす影響について実験してみたそうな。
2025年4月13日
好きな音楽を“聴くだけ”で脳が変わる!?――驚きの脳卒中リハビリ革命
元2025 4月 イタリア
音楽やダンスは、人間の感情や記憶、運動機能に深く関わる芸術表現である。近年、これらをリハビリテーションに応用し、脳卒中や認知症リスクを抱える患者の機能回復を図ろうとする試みが増加している。
しかし、音楽やダンスによる介入が脳の構造的・機能的変化(いわゆる神経可塑性)をどの程度促すのか、特に脳画像を用いたエビデンスは限定的であった。
そこで、音楽・ダンス療法が脳卒中を含む神経疾患患者にどのような神経変化をもたらすかを、画像診断を伴うRCT研究をもとにくわしくしらべてみたそうな。
2019年1月6日
リハビリの不安と音楽療法
元
Music as a Therapy to Alleviate Anxiety During Inpatient Rehabilitation for Stroke
2019 1月 アメリカ
脳卒中患者は不安がつよく、不安症の率はアメリカ一般人の20%にたいし脳卒中リハビリ中の患者で26%とやや高い。
音楽で気分や覚醒度、ストレスが改善され脳血流もふえるという。
そこで、リハビリ患者にすきな音楽を聴かせたときの不安程度を評価してみたそうな。
脳卒中でリハビリ入院中の患者50人を2グループにわけて、
いっぽうには、ゴスペル、クラシック、ロック、カントリー、ポップのなかから好みの音楽を1時間聴かせた。
もういっぽうのグループは音楽はなしですきにさせておいた。
この1回の介入前後での2種類の不安尺度検査(State–TraitAnxiety Inventory と Hospital Anxiety De-pression Score)の結果をくらべたところ、
次のようになった。
・音楽グループでは不安度スコアが介入まえよりもあきらかに低くなった。
・音楽なしのグループでは不安度スコアに変化はなかった。
・年齢、性別、脳卒中の種類で調整しても結果はかわらなかった。
リハビリ入院中の脳卒中患者に好きな音楽を聴かせることは不安緩和に効果的かも、
というおはなし。

感想:
脳卒中の音楽療法でリスニングのメンタル効果を調べた研究はすくない。
リズムにのって身体を動かす系のはなしばかり。
片麻痺におすすめの曲は 米津玄師のフラミンゴ(←リンク)踊りやすい。このMVを観ていっきに米津ファンになった。
2024年8月10日
楽器で上肢機能改善!音楽がもたらす脳卒中リハビリ革命
元2024 8月 スペイン
脳卒中後の慢性期において、多くの患者は依然として上肢麻痺を抱えており、これが日常生活の自立や生活の質(QoL)に大きな影響を与えている。
従来のリハビリテーション療法は効果が限られるため、新たな治療法が求められている。
そこで、従来の運動プログラムである「段階的反復腕補助プログラム(GRASP)」と比較して、音楽を用いた「強化された音楽支援療法(eMST)」が、上肢機能とQoLの向上において優れているかどうかをくわしくしらべてみたそうな。
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