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2021年6月8日

高齢脳卒中の栄養状態と認知障害

2021  5月  韓国


栄養状態が脳卒中後の認知障害と関連するかどうかはよくわかっていない。

そこで、高齢者向けの栄養評価指標(GNRI)をもちいて脳卒中後3ヶ月の認知障害をくわしくしらべてみたそうな。



急性脳梗塞の平均年齢63の患者344人を対象とした。

GNRIは、(1.489×血清アルブミン(g/L))+41.7×(現体重(kg)/標準体重(kg))
として簡単に評価できる。

GNRIが98未満のとき栄養上のリスクありと考えられている。

認知障害は、実行性/活動性、記憶、視空間、言語の少なくとも1つの認知領域において2標準偏差以上下回る場合とした。



次のようになった。

・平均GNRIは106で、17.2%は98未満で栄養リスクありの状態だった。

・3ヶ月後、20.3%の患者が認知障害とされた。

・年齢、性別、教育歴、重症度、左脳病変、で調整後、GNRI低値は認知障害と独立に関連していた。

・GNRIスコアはとくに、前頭葉機能の障害と関連が強かった。


GNRIをもちいた高齢者栄養評価の低下は、脳卒中後の認知障害と独立に関連していた。とくに実行 活動性の認知障害との関連がつよかった、


というおはなし。
高齢栄養と脳卒中認知機能




感想:

さいきんお腹が空かなくて、食べる量が減った。ただでさえヤセ身なのにこのひとつきで1キロ以上減った。










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