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2010年6月22日

Saebo flex :ひょっとして良いもの かも

図:
これSaebo flex という商品で、
脳卒中後の麻痺側の手に着けることで
びっくりするような機能改善が起きるそうな。

このページの右側にあるビデオを見て、

第一印象で
うわっ、ヤラセくさい!』 と思った。



でもこの装置の構造をよく見ると、
手のひらを開くための仕組みがメインになっている。



実は入院中、手のひらがピクリとも開かなくて
1ヶ月以上、激しく悩んだものだった。


よわーく握ることはできても、
指を外側に動かすことがどうしてもできなかった。



その頃にこの装置を着けていたら
かなり楽しい思いをすることができたかもしれない…



だから怪しいけどひょっとしたら…


そう思った。

2010年6月21日

イメージトレーニングで起居動作が改善する


Effect of motor imagery training on symmetrical use of knee extensors during sit-to-stand and stand-to-sit tasks in post-stroke hemiparesis.
1月韓国



脳卒中で片麻痺の患者の脚に筋電計をつけて
起居動作イメージトレーニング中の反応スピードを調べたそうな。

イメージトレーニングをすると正常側の脚との
反応のズレが小さくなったとのこと。

2010年6月20日

電気鍼で急性期脳梗塞治療


Angiogenesis and improved cerebral blood flow in the ischemic boundary area were detected after electroacupuncture treatment to rats with ischemic stroke.
6月



ねずみでの実験。

脳の中の太い血管を縛って血が流れにくくして
脳梗塞が起きる状況を再現して

その間、電気鍼刺激を続けたところ、
血管形成がうながされて
脳の血流も著しく改善されたとのこと。





ねずみのツボがどこにあるのかどうやってわかるのかが不思議。



水溝というツボがあるらしい。

2010年6月19日

あぐらができれば歩けるようになる


Early detection of non-ambulatory survivors six months after stroke.
1月スペイン



脳卒中で入院直後の体幹機能検査のスコアが良いと、
半年後 歩けるようになっている患者が多い、
という内容。





救急病院のベッドの上でなんとかバランスをとって、あぐらをかいて座り
目を閉じていたら、

看護師が驚いて『なにをしているんですか?』
と訊いてきた。

『瞑想しているんです』
と答えると、

笑いながら

『倒れずにそうやって座っていられるのを見てびっくりしました。』
という。


『これは歩けるようになる 良いしるしですよ』

とも言っていたことを思い出した。




体幹機能検査って、そういうことで、

彼女たちはそのことを経験的に知っていたのだと思う。

2010年6月18日

病態失認の頻度


The frequency, clinical correlates, and mechanism of anosognosia after stroke.
6月オーストラリア


半身麻痺の状態を認めない症状を病態失認という。

その頻度を調べたところ、急性期脳卒中患者の10%にみられたそうな。

右脳損傷で、特に頭頂葉付近のダメージの場合になるという。

2010年6月17日

ミラーボックス療法

以前、ラマチャンドラン医師の
脳の中の幽霊 という本を読んだ時、
このミラーボックス療法 というものが出てきた。

幻肢痛対策として考案したらしいのだけれど、
具体的にどういうものか知らなかった。



ミラーボックス療法のビデオ


なんとなくわかる

2010年6月16日

作業療法は患者のためにならないのか


Is there a role for meaningful activity in stroke rehabilitation?
4月 オーストラリア




脳卒中患者を2つのグループに分けて、
一方に作業に焦点を当てたグループプログラム
というのを施したそうな。

退院後まで調べたところ、
そのプログラムを受けたグループの患者は
そうでないグループの患者よりも入院期間が長く、
しかも作業療法に割いた時間も格段に長かったにも関わらず、
その後の社会復帰や後遺症からの回復の程度は
むしろ低い状態であった とのこと。


作業ベースのグループプログラムや個人毎の作業療法
というのは 控えめに言っても、
回復のためのなんの助けにもならなかった、という結論。





自分の入院経験からすると、
作業療法って、レクレーション、遊びの時間だと思う。

その主な目的は、患者に後遺症の深刻さをできるだけ認識させないようにするために
その作業レベルは極めて低い状態に維持して 容易に達成できる課題のみを用い、
暗くなりがちな気持ちを少しでも盛り上げようとすること、

それが主になってしまっている、 という印象がある。



だからそんな作業に何時間費やしたところで
手が動くようになるわけでもなく、

むしろ現実逃避の時間が長かったぶん
社会への適応が遅れることになる というこの調査結果は当然のことと思う。




かといって手が動くようになる別の有効なトレーニング法もないので、

改善の望みのない患者を事前に切り捨てる必要も出てくる。

CI療法のような 
"手が動くことが治療を受ける条件" とする不思議な治療法の存在も、
こういった背景を考えると無理もないことなのかも知れない。

2010年6月15日

脳卒中になりやすいヤングアダルトの特徴


Risk factors and treatment of stroke in Chinese young adults.
5月中国



35-45歳の脳卒中患者を調べたところ、

ほとんどの患者が脳梗塞で、かつ男性であった。

また、高血圧、喫煙、飲酒が 共通したおもな特徴であった、とのこと。






自分は喫煙、飲酒はゼロだけど、
血圧だけは高かった。

2010年6月14日

疲労感と脳卒中


Physical impairment, depressive symptoms and pre-stroke fatigue are related to fatigue in the acute phase after stroke.
6月ノルウェー



脳卒中患者のうち約3割が発症前から疲労感を持っており、
4人に1人は脳卒中後にも強い疲労感があるということがわかった、
という内容。






人生に疲れたひとが病気になりやすいというのは
脳卒中に限ったことではないかもしれない。

2010年6月13日

脳卒中リハビリにイメトレをとりいれたら


An Integrated Motor Imagery Program to Improve Functional Task Performance in Neurorehabilitation: A Single-Blind Randomized Controlled Trial.
6月イギリス



脳卒中後のリハビリにイメージトレーニングを取り入れることが
できるよう、プログラムを工夫した、という内容。

療法士も患者もやる気がなくて、イメトレを取り入れた効果があったのか
なかったったのかよくわからなかったそうな。

2010年6月12日

極端なダイエットで脳梗塞になり発狂した例


Starvation Causes Acute Psychosis Due to Anterior Thalamic Infarction: A Case Report and Review of Literature.

5月アメリカ

ある19歳女性が、一日に100キロカロリーしか摂らないダイエットを
2週間続けたところ、精神に異常をきたした。

脳を撮影してみると、ちょうど ひとの性格を司る機能をもった位置に
梗塞が見つかったそうな。

どうやら極端なダイエットがその原因らしい、という内容。

図:ダイエットで脳梗塞

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