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2010年7月3日

脳卒中後の感覚刺激で脳ダメージを防ぐ


Mild sensory stimulation completely protects the adult rodent cortex from ischemic stroke.
6月 アメリカ



ねずみの脳血管を塞いで脳梗塞のきっかけをつくったあとに、
頬ヒゲ刺激を続けたら 壊死してしまうはずの脳組織に
別のルートから血液が流れこむようになって
ダメージゼロだったそうな。

この方法なら手術も薬も必要ないので人間にも応用できないかな、ってはなし。




よく

脳卒中になったら とにかく刺激豊富な環境に置け、と言う。

一方で病院での生活は 刺激とはほとんど無関係で
勝手に動けば怒られるし、
暇な時間ばかりですることもない。


工夫の余地あると思うんだよね。

2010年7月2日

階段昇り降り訓練支援用ロボットを開発


Innovative gait robot for the repetitive practice of floor walking and stair climbing up and down in stroke patients.
6月 ドイツ



片麻痺患者の階段の昇り降り訓練を補助する最新ロボット装置を開発したそうな。

G-EO-System という名称で、


調べてみるとこんなに大掛かりなものらしい。




なんと言うべきか…

2010年7月1日

80過ぎると降圧薬を使っても死亡率は変わらない


Treatment of hypertension in patients 80 years and older: the lower the better? A meta-analysis of randomized controlled trials.
7月 フランス



80歳以上の人について血圧の降圧薬による死亡率を調べたそうな。


脳卒中や心臓発作の発生率は下がるけれども、
死亡率は下がらなかった、とのこと。





80を超えて生きるほどの人は もともと生命力が強くて、
ちょっとやそっとの病気ぐらいでは人生を諦める
ということがないのだと理解した。

2010年6月30日

人はどんな脳卒中症状で救急車を呼ぶのか


Which stroke symptoms prompt a 911 call? A population-based study.
6月 アメリカ



脳卒中になったら一刻も早く病院へ行くことが肝要である。

脳卒中患者がどんな症状に遭遇したときに救急車を呼ぼう
という気になったのかを調査したそうな。


意識を失ったり ろれつが回らない、めまいなどをきっかけに
救急車をよぶことが多く、

一方、感覚の低下などは見逃されやすく、
頭痛の有無はまったく関連がなかったとのこと。





感覚低下や頭痛なんてものは日常的に経験するものだから
この結果は当然かな、と思う。

自分が最初に気づいたときはまさに感覚低下で、
キーボードに触れる自分の指の位置がわからずに
誤字入力を連発するようになってはじめて
これはおかしい、と思った。

それでも駅ホームで力尽きて倒れるまで家に帰るつもりでいた。

そんな程度にしか深刻に思わないものである。

2010年6月29日

バーチャル3Dで半側空間無視の検査


A virtual reality test battery for assessment and screening of spatial neglect.
6月スウェーデン



液晶シャッターメガネを使った3D表示の仮想現実装置を
つかって脳卒中患者の空間無視を検出しようという研究。

短時間でかつ、非常に高精度でしかも楽しく検査ができたそうな。





自分もリハビリ病院に転院後、
臨床心理士と面接したときのことを思い出す。

彼女は、とにかく
『左側に気をつけてください。』
と言う。


いろいろな検査やテストの結果があるのに、
左を注意しろの一点張りだった。


そんな漠然としたアドバイスはいいから
自分で空間認識の度合いを体感できるゲームソフトのようなものは無いのか?
と尋ねた記憶がある。


でないと、患者にただ不安を植えつけるだけのアドバイスになってしまうと思う。

2010年6月28日

時間外脳梗塞のほうが生存率がたかい


Intravenous Thrombolysis for Acute Cerebral Ischaemia: Comparison of Outcomes between Patients Treated at Working versus Nonworking Hours.
6月フランス



病院の通常業務時間外に担ぎ込まれる脳梗塞患者は
適切な血栓溶解処置を受けることの困難が予想される。

ところが実際に調べたところ、通常業務時間内に入院
してきた患者のほうが そうでない患者に比べ すぐに死んでしまう
ことがわかったそうな。

理由は分からないとのこと。





要するに 夢の治療法tPAとか余計なことはしない方が
長生きのためには良い、ってことなんじゃないかと思ったりする。

2010年6月27日

血圧改善にはジョギングもいいけどサッカー


Effects of a 12-week intervention period with football and running for habitually active men with mild hypertension.
4月 スイス



25-45歳の高血圧の男性約50人を
・サッカー
・ジョギング
・なにもしない
の3グループにわけて12週間追跡した。

血圧、コレステロール低下の点で、
サッカートレーニングのほうがより有効だった、とのこと。



世の中には おかしなことを研究するひとがいるもんだ…

2010年6月26日

ボトックス + イメージトレーニング


Effect of botulinum toxin type A, motor imagery and motor observation on motor function of hemiparetic upper limb after stroke.
5月イタリア



脳出血で上肢の片麻痺患者3人に、
ボトックスに加えイメージトレーニングを施したそうな。

こういう合わせ技は有効かも知れない、って内容。





ボトックス信者がイメージトレーニングに助けを求めた
というところが興味深い。

2010年6月25日

麻痺脚の強制使用が歩行を改善する


Single limb exercise: pilot study of physiological and functional responses to forced use of the hemiparetic lower extremity.
6月アメリカ



脳卒中で麻痺した側の一方の脚のみを強制的に運動させることが
少ない疲労でより効率的に歩けるようになることにつながる、という内容。




自分の入院経験では、一般に 
理学療法士は この麻痺側の脚のみをトレーニングする
ということについて まるで禁忌事項のように考えていると思う。


何人かに尋ねたことがあるけど、
そういうことをすると筋肉のバランスが崩れて
拘縮やびっこがひどくなるのだという。




そんなこともあるのだろうけれど、
人によりけりだろ、と思った。

だから人目を盗んでは 手すりに掴まって
麻痺脚の屈伸を繰り返していたものだった。

2010年6月24日

脳卒中後うつ患者の脳の白質に異常あり


White matter hyperintensities in post-stroke depression: a case control study
5月中国




脳卒中後うつの患者の脳MRIをしらべたところ、
うつのない場合に比べ、脳の白質に高信号の領域が
見られることが多かった、とのこと。


信号が高いから組織がどういう状態である、といったことには触れていない。


要するに うつ状態は脳の器質的な変化によるものであって、
気分転換や心理療法ぐらいでは治りませんよ
と言いたいだけのような気がする。

2010年6月23日

退院後の集中訓練は効果なし


Effects of a Community-Based Intensive Motor Training Program Combined With Early Supported Discharge After Treatment in a Comprehensive Stroke Unit. A Randomized, Controlled Trial.
6月 ノルウェー




脳卒中で入院していた患者を退院後 特別にフォローして、
集中的に歩行訓練などを施したグループと
普通にリハビリを続けたグループとで比較したそうな。


2倍以上の訓練時間の差にも関わらず、
両グループ間で 機能回復程度の違いは見られなかった、とのこと。




一生懸命ガンバりさえすれば報われる、

そんな甘い考えは もう捨てなさいってこと。

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