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2010年9月18日

脳卒中になりたくなければ野菜を喰え、果物はどうでもいい


Intakes of vegetables and related nutrients such as vitamin B complex, potassium, and calcium, are negatively correlated with risk of stroke in Korea.
2010 8月 韓国



野菜や果物の摂取が脳卒中の予防に良いらしいという噂を検証したそうな。

その結果、
ナイアシンや葉酸も含めたビタミンB群を含む野菜を摂ると
脳卒中になる危険性が著しく下がることがわかった、とのこと。

一方、抗酸化物質であるビタミンC,Eを含む果物の類は、
脳卒中予防と関連がないことがわかった、という内容。




最近、
ナイアシン(ビタミンB3)の評判がすこぶる良い

2010年9月17日

刺激豊富な環境は脳の回復を促すけれど 梗塞も少し大きくなる


An Enriched Environment Improves Sensorimotor Function Post-Ischemic Stroke.
2010 9月 オーストラリア



数々の動物実験から、
脳卒中後に刺激の豊富な環境に置くと
脳機能の回復が早まることが示唆されている。

この効果を確かめるべく過去の(動物)研究を
再調査したそうな。



たしかに
脳卒中後に刺激豊富な環境にさらされると
知覚運動機能が著しく改善することがわかった。

一方で梗塞の大きさが8%ほど大きくなることもわかった、とのこと。



刺激に はしゃぎすぎてはイカンってこと と理解。

2010年9月16日

rTMSは慢性期患者にも大変有効な夢の治療法


Brain Stimulation Can Help Partially Paralysed Stroke Patients Regain Use of Their Muscles, Research Finds
2010 9月 エジプト



"rTMS 5Hzと1Hzのつかいわけ"
のつづき


磁気刺激治療法(rTMS)の麻痺改善効果を調べるべく
脳卒中患者を20名ずつ次の3グループに分けたそうな。

通常のリハビリに加え、
・脳の病側に5ヘルツのrTMS
・脳の健常側に1ヘルツのrTMS
・刺激を与えたフリ


その結果、
偽の刺激以外の2グループで著しい成果があった、とのこと。


なんでも 脳卒中後は
脳の健常側が活動過剰になっているので
1ヘルツで活動を抑制してバランスをとり、
病気側は5ヘルツで働きを増強するのだそうな。


さらにこの被験者グループは発症時期が急性期~慢性期と
幅が広かったけれど、みな同程度に効果が見られたという。

磁気刺激治療法は慢性期患者にも有効である、という結論。





実験結果、背景理論ともに
話がうますぎる気がする。




CIなんとかと同じ匂いがする。

2010年9月15日

NIHSSがゼロでも脳卒中はあり得る


Zero on the NIHSS Does Not Equal the Absence of Stroke.
2010 9月 アメリカ



NIHSS(National Institute of Health Stroke Scale)は
脳卒中の障害度の評価スケールの代表的なものであるが、

この評価法が必ずしも脳卒中のすべての状態を捉えているわけではない
と考えて  調べてみたそうな。


脳卒中の有無は拡散強調MRIで判定した。


その結果、
頭痛、目眩、吐き気などの症状を持つ虚血性の脳卒中がNIHSSスコアが0(ゼロ)として見逃されることがわかった、とのこと。


NIHSSの点数がゼロだからと言って健常者というわけではない、という内容。

2010年9月14日

雨が多い寒い土地の女性は脳卒中になりやすい


Rurality of communities and incidence of stroke: a confounding effect of weather conditions?
2010 9月 日本



脳卒中になりやすさと人口、地理、気象条件との関連を調べたそうな。

12000人以上を10年にわたり追跡した結果、


雨の多い または気温の低い土地に住む女性は
脳卒中にとてもなり易いことがわかった、とのこと。

その仕組みは不明、といった内容。

2010年9月13日

6ヶ月以上経っても理学療法は効果あり


Efficacy of physiotherapy interventions late after stroke: a meta-analysis.
2010 9月 イタリア



理学療法は脳卒中の初期に行われるものであるが、
6ヶ月以上経った患者にも効果があるかどうかを
過去の研究から調べたそうな。



700例以上の患者データから
十分な効果があることがわかった、とのこと。


一般に6ヶ月以降は回復が進まないとされている常識に
疑問を持つべきじゃないか、という内容。

2010年9月12日

キネシオテーピング+ボトックス効果とは


The role of kinesiotaping combined with botulinum toxin to reduce plantar flexors spasticity after stroke.
2010 8月 トルコ


脳卒中後の下肢の痙縮緩和のためのボトックス治療に加え
キネシオテーピングを加えてみたらどうか、という実験をしたそうな。


キネシオテーピングを併用したグループとそうでないグループとで
大した違いは見られなかった、とのこと。





キネシオテーピング、初めて知った。

調べてみると、頭痛や不眠症、多汗症など
いろいろな病気に効く夢の治療法みたいだ。

2010年9月11日

幹細胞の移植治療はまーだまだ


Stem cell transplantation for ischemic stroke.
2010 9月 イタリア


脳梗塞で壊死した脳に幹細胞を移植して
本当に機能改善になるものなのかどうか、
これまでの研究成果を調べてみたそうな。



信頼に足るような研究成果は未だない、とのこと。





数年前NHKスペシャルで札幌医大の医師が
脳梗塞患者に骨髄幹細胞を静脈注射したら
その翌日に患者が歩き出したシーンを思い出した。


きっと、テレビ撮影されていると知った患者が
つい根性出して歩いちゃった、ということなんだと思う。

2010年9月10日

作業療法でボケが改善するわけではなさそう


Occupational therapy for cognitive impairment in stroke patients.
2010 9月 オーストラリア



作業療法で脳卒中患者の認知機能が改善するかどうかを
過去の研究から調べてみたそうな。




どうやら そういった証拠は見つけることができなかった、という内容。

2010年9月9日

CI療法はただの訓練だからいつ始めても効果はおなじ


The EXCITE Stroke Trial. Comparing Early and Delayed Constraint-Induced Movement Therapy.
2010 9月 アメリカ



約200人の 脳卒中後3~9ヶ月の患者を 次の2つのグループに分けて、

・早いグループ-->直ちにCI療法2週間
・遅いグループ-->1年後にCI療法2週間

を受けさせて、実験開始から2年後までその効果を追跡したそうな。


結果は、
どちらのグループにも顕著な改善効果が認められ、
2年後の時点でも その効果の程度にまったく差がなかった、とのこと。

CI療法は慢性期脳卒中患者であっても大変有効である σ( ̄^ ̄) エッヘン
という結論。








これを読んでなにかおかしいな…と思った。


早期リハビリの有効性については論じるまでもない。

にもかかわらず、
早期リハビリでも慢性期患者と変わらぬ改善結果であった、という。

しかもどちらも顕著に改善した、とのこと…



……



CI療法の適応基準を思い出したらその疑念が晴れた。


CI療法は手指を動かすことのできる極めて軽度の麻痺
患者のみを選別したトレーニング法である。


もともと麻痺が非常に軽いので早期リハビリの効果が差になって現れることもない。

治療法ではなく ただの手技訓練法であるため いつ始めても一定の効果が得られる。


そう考えたらすっきりした。

2010年9月8日

半盲リハビリには音響刺激も加えたほうがイイ


Improvement of visual search after audiovisual exploration training in hemianopic patients.
2010 9月 ドイツ


同名半盲四半盲のリハビリには
視覚探索訓練のみよりも、音響刺激も加えた
音響視覚探索訓練の方がずっとよい成果が得られる
ことがわかった、という内容。

図:同名半盲治療装置

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