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2012年3月30日

コレステロールが高いほど脳卒中の回復も良い


Association of total serum cholesterol with functional outcome following home care rehabilitation in Italian patients withstroke.
2012  4月  イタリア




脳卒中の予後の良し悪しに影響を与える

要因を調べたそうな。


141人のリハビリ入院中の脳卒中患者について

生活の自立度や精神状態、

その他身体データを計測し、解析した。



その結果、

血液中の総コレステロールの値が高いほど

機能回復が良いことがわかった、


というおはなし。





感想:

コレステロールは大切。

玉子 食べまくるよ。

2012年3月29日

脳卒中研究 世界順位発表: 2位じゃダメなんでしょうか?


Changes instrokeresearch productivity: A global perspective.
2012  2月  アメリカ




どこの国が脳卒中を熱心に研究しているのか調べたそうな。



過去12年間の脳卒中に関する研究論文数の推移を調べた結果、


・その数は年々増加傾向にあり、

・その占有率はアメリカが27%で1位、日本が9%で2位、3位イギリスは8%だった。





脳卒中研究量はアメリカがダントツで、

日本は2番目であることがわかった、


というおはなし。


research_productivity.png

2012年3月28日

脳卒中のダメージはアルファ波に現れる


The behavioral significance of coherent resting-state oscillations after stroke.
2012  3月  スイス



脳卒中が脳の電気ネットワークに及ぼす影響を調べてみたそうな。


脳梗塞患者の脳波を多数のセンサーで記録して、

その協調分布を解析し、

健常人の結果と比較した。




その結果、

・アルファ波での分布は被験者の運動、認知機能との関連が高く、

他の脳波(デルタ波、シータ波、ベータ波)ではそのような関連は見られなかった。


・脳卒中患者のアルファ波での協調分布をみると

運動や認知機能に関連した領域での強度低下が見られた。


・健常側の脳への協調度が増えると患者の動作が良くなかった。




安静時のアルファ波の協調分布が、

脳卒中患者の運動機能や脳のネットワークについての

重要な手がかりを与えてくれることがわかった、


というおはなし。






感想:

アルファ波をマシマシするためには、

目を閉じて瞑想すると良いと思う。


でも瞑想って、なかなか続かない。


もっと簡単な方法は …

2012年3月27日

つま先を上げる筋力を鍛えると遠くまで歩けるようになる


Contribution of Ankle Dorsiflexor Strength to Walking Endurance in People With Spastic Hemiplegia AfterStroke.
2012  3月  中国


片麻痺患者が長く歩けるようになるための

筋肉を調べたそうな。



足裏が痙縮気味の62人の片麻痺患者について、

・6分間歩行テストと

・足先を上に上げる背屈筋の力、

・足先を下げる底屈筋の力、

・底屈筋の痙縮程度、

を調べた。



その結果、

6分間に歩行出来る距離は、

底屈筋とはほとんど関連がなくて、

背屈筋力が大きいと延びることがわかった。


背屈筋を鍛えましょう、


というおはなし。






感想:

最初の頃は左足先が地面を擦ってばかりいたことを思い出す。


手のリハビリで、指を握るよりも 開く方が

はるかに難しいことと同じような理由だと思う。






注目製品:背屈くんⅡ タイコン製作所

2012年3月26日

入院してもすぐに逃げ出す脳卒中患者がいるらしい


Successful escape of acute ischemicstrokepatients from hospital to home: Clinical note.
2012  1月  日本




急性期脳梗塞患者が病院を脱走して

家に帰ってしまった事例4件。



・このような事は数百人に1人の割合でしか起きない。(日本)

・これら4人は全て男性で、60歳前後

・いずれも左脳梗塞で発症後24時間以内に脱走、

・中程度の失語症あり、

・運動機能や視覚の障害はなく、

・脱走後 無事家に帰り着いた。

・概ね回復良好だった。






脳卒中患者の管理には注意しましょう、


というおはなし。






感想:


脱走できるくらいに元気があってよろしい。


次はやってみたい。

写真:病院から脱走

2012年3月25日

睡眠中 足をバタバタさせてたら脳卒中の素質あり


Periodic leg movements in sleep in patients with supratentorial cerebral infarction.
2012  3月  トルコ
眠っているときに足を曲げ伸ばし してしまう

周期性四肢運動障害(PLMS)の原因を調べてみたそうな。



35人の脳梗塞患者と、35人の同性、同年齢の健常人について、

睡眠中の身体の状態を記録し、比較した。


その結果、

・脳梗塞患者では

PLMSの頻度が1時間あたり
5回以上 → 27人15回 → 19人

だったのに対し、

健常人では
5回 → 10人15回 → 6人

だった。

・PLMSと性別、年齢などとの関連は見られなかった。

・梗塞の範囲とPLMSの頻度、むずむず脚症候群との関連も見られなかった。

・梗塞の対側にPLMSが発生した。

脳の中の病変が神経の伝達を阻むことで

周期性四肢運動障害
が起きるのではないか...



というおはなし。

図:PLMS

これが周期性四肢運動障害




こういうことがあったような気もする…
睡眠時やたら手足がビクビク動く脳卒中経験者の再発リスクは異常

2012年3月24日

ときどき自分の身体を操縦するパイロットになった気分になる


Living an unfamiliar body: the significance of the long-term influence of bodily changes on the perception of self afterstroke.
2012 3月 ノルウェー




脳卒中経験者のボディイメージの変化を調べたそうな。


23人の脳卒中経験者に面談した結果、

次のことがわかった。

・脳卒中経験者は自らの身体を、もろく、よくわからない、信用のできないものと感じている。

・弱く、不快な身体では自立、安定した意識を育むことはできない。

・弱ったボディイメージが続くと人間関係や社会から離れて内向的になる。

・さらに他人によるネガティブな評価が心にとどめを刺す。

・自らの身体に新たに適応するために生涯を費やすようになる。

・仕事を見つけることで自信を取り戻すことが出来る。






脳卒中経験者が自分を取り戻すために

なにかしてあげられることがあるかもしれない、


というおはなし。




感想:

概ね同意。

でも、こういう体験ができるのも脳卒中になったおかげ、

と考える。

2012年3月23日

脳卒中のおかげで脳が増量する可能性について


Dynamic brain structural changes after left hemisphere subcortical stroke.
2012  3月  中国



脳卒中のあとに脳のどこがリハビリに影響するかを調べたそうな。



皮質下梗塞患者10人について、

脳の高解像度MRIを経時的に撮影し、

灰白質の体積変化と

運動機能の改善程度を調べた。




その結果、

・病変に関連した灰白質の体積の減少が見られた。

・一方、認知機能に関連する海馬などの灰白質体積は部分的に増え、

・これは運動機能の改善程度との関連が見られた。






認知機能に関連した脳部分の構造再編が起きて

脳卒中後の運動機能の改善を促しているのかも知れない、


というおはなし。





感想:

面白そうな話なんだけど、

あまり信用していない。


10年以上前の私の脳(動画)


表面付近のやたら黒い部分が灰白質

2012年3月22日

コレステロール減らしてますます健康になるぞ! → 脳出血で半身麻痺


Low cholesterol as a risk factor for primary intracerebral hemorrhage: A case-control study.
2012  1月  インド



血中コレステロールと脳出血との関連を調べたそうな。


74人の脳出血患者と、74人の同性、同年令の健常人とを比較した。


その結果、

・コレステロール低値の人の割合は、脳出血患者68%、健常人43%

・コレステロール平均値は、脳出血患者177mg/dl、健常人200mg/dl

・LDLコレステロールと中性脂肪も脳出血患者で著しく低かった。

・HDLコレステロールに違いはなかった。

・特に、45歳以上ではコレステロールが低い脳出血患者が多かった。

・コレステロールが低いと脳出血の危険率が2倍以上になった




コレステロール値が低いと

男女問わず、特に高齢では、

激しく脳出血になりやすいことがわかった、


というおはなし。





感想:

コレステロール問題は他人事とは思えない。


過去の記事

たとえ悪玉コレステロールでも 低すぎると脳出血のもと

日本人、コレステロールは高いが勝ち

警告:総コレステロール160未満は超キケン


2012年3月21日

脳卒中患者は やたら痛がることが判明


Pain followingstroke: A prospective study.
2012  3月  デンマーク



脳卒中後に新たに現れる痛みについて調べてみたそうな。


299人の脳卒中患者について、

発症から3ヶ月後、6ヶ月後の痛みの状況を

電話で追跡調査したそうな。



その結果、

46%が脳卒中後に新たな痛みを感じるようになった。

そのうち、 

・13%が頭痛

・16%は肩の痛み

・12%は その他関節痛

・8%が触覚や温感で起こる痛みで、

・37%は複数の痛みを持っていた。

・11%が中枢性疼痛とされた。

・33%が日常生活に重大な支障を受けていた。





脳卒中後の痛み問題は珍しいことではなく、

約半数の患者が発症後6ヶ月経っても

新たに生じた痛みに悩んでいることがわかった、


というおはなし。




感想:

自分は当初、

肩の痛み、金属や水に触れた時の痛みなどを経験した。


いまは、左の足の裏が過敏になっていて、やたら痛くなることがある。



この種の、手足が怪我しているわけでは無いのに感じる痛み

というのは観察していて面白い。


これらは一種の幻なんだけど、

自分自身にとっては厳然として存在する。



じゃぁ 現実っていったいなんだろうか...などと考えたり

2012年3月20日

脳機能MRIで脳卒中リハビリ


Investigation of fMRI neurofeedback of differential primary motor cortex activity using kinesthetic motor imagery.
2012  3月  カナダ




脳機能MRIを用いたリハビリイメージトレーニング装置

の可能性について実験してみたそうな。



脳機能MRIで 運動を司る部分の働き具合を

被験者がリアルタイムに画面観察することのできる

仕組みを作った。



健常人な13人について、

フィードバック画面をみながら

その働きが活性化するようにイメージしてもらった。



その結果、

・13人中6人で脳の活動を強めることができた。

・残りの7人は偽のフィードバックを与えた比較グループと同じだった。

・いろいろ解析した結果、実際の運動機能も増強できそうなことがわかった。




このニューロフィードバックシステムは、

将来、脳卒中リハビリに応用できるかも知れない、


というおはなし。





感想:

脳機能MRIって、やられたことあるけど、

とても騒々しくて 心静かにイメトレしている状況ではないと思う。




右手の指を動かしているときの私のあたま(動画)
脳が血を吹く数年前に撮影.



左脳のてっぺんの辺りと小脳に活発なところが見える。


最近はこういう画像がボタン1発で撮れるんよ。

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