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2012年10月14日

山元式鍼療法で脳卒中のハンガリー人がミラクル回復!


Rehabilitation of stroke patients using yamamoto new scalp acupuncture: a pilot study.
2012  10月  ハンガリー



日本の医師が考案した山元式新頭鍼療法(YNSA)

脳卒中リハビリ効果を検証してみたそうな。



脳卒中患者をランダムに

YNSAグループ、

・比較グループ

に分けて、

回復の程度を2年間追跡調査した。




その結果、

YNSAグループでは自立度、運動機能、関節の動き等、ブッチギリで回復がよかった。


特にバーセルインデックス(100点満点)は、4→95に跳ね上がった。

(寝たきりの人が飛び起きるレベル)



山元式新頭鍼療法は脳卒中患者の回復を大いに促すことがわかった


というおはなし。




感想:

詳しくはこの↓ニュースビデオを是非最後まで観て欲しい。

宮崎にトキ現る! 

2012年10月13日

片麻痺患者の感覚異常は、両側に及んでいることが判明


Position Sense of the Hemiparetic and Non-Hemiparetic Ankle after Stroke: Is the Non-Hemiparetic Ankle also Affected?.
2012  10月  トルコ



片麻痺患者の麻痺していない側の位置感覚について調べてみたそうな。


20人の脳卒中患者と10人の健常人について、

足首の位置感覚テストを行った。


次のようになった。


・足首を底屈5度、10度、背屈15度

にされた時の位置認識の誤差を計測したところ、


・健常人の利き足での結果に比べ、


・脳卒中患者では、麻痺側、非麻痺側共に

誤差が非常に大きかった。






脳損傷の影響を受けていない健常な側の脳の

支配下にあるはずの足首に

感覚異常が及んでいることがわかり

大変ビックリした



というおはなし。






感想:

これは実感ないね。


もし本当なら 自分の自動車運転の

アクセルコントロールが

危なくてしょうがないと思う。

2012年10月12日

55歳未満の脳卒中患者がどんどん増えている件について


Stroke rates rise among adults younger than 55
2012  10月  アメリカ




脳卒中患者の若年化を示す研究が出たそうな。


130万人のアメリカ人を調査した結果、

次のことがわかった。


過去10年間に、

・脳卒中になる平均年齢が 71→69 になった。

・55歳未満が占める割合が 13%→19% になった。

・55歳未満の発症率が10万人あたり 109人→176人 になった。






この背景として

糖尿病、肥満、高コレステロールの増加、

診断装置の高性能化
、などが考えられる、


というおはなし。




感想:

リハビリ病院に居た経験では、

55歳未満は10%くらいだった気がする。

2012年10月11日

【やってみた】iPS細胞を使った脳梗塞治療の可能性とは


Therapeutic Potential of Human Induced Pluripotent Stem Cells in Experimental Stroke.
2012  10月  韓国


脳梗塞の治療法は非常に限られている。


動物実験では神経幹細胞治療が

神経症状の改善に役立つとされている。




そこで、今注目のiPS細胞を使って早速、実験してみた。




ヒトの体細胞からiPS細胞を作り、

それをさらに神経幹細胞に誘導した。


これを人為的に脳梗塞にしたネズミの梗塞領域に移植したところ、


・壊死した領域を補うように、周囲の組織と馴染んで定着した。

・炎症反応や、グリオーシス、細胞壊死が減り、

・神経組織の再生が促された。




iPS細胞から作った神経幹細胞が

脳梗塞の治療に有効であることがわかった



というおはなし。





感想:

この実験で ものすごく賢いネズミができそうな気がした。

写真:iPS細胞
iPS細胞

2012年10月10日

トメィトゥが脳梗塞を予防する!


Tomato compound tied to lower stroke risk
2012  10月  フィンランド




ビタミンA、E、リコピン等の栄養素と脳卒中との関連を調べたそうな。



42-61歳の男性1031人について12年間追跡調査したところ、

次のようになった。


・67人が脳卒中になった。

・血中リコピンレベルの高い人はそうでない人に比べ脳卒中リスクが55%低かった。

・この関連は特に脳梗塞で顕著だった。

・ビタミンA、Eとの関連は見られなかった。






リコピンはトマトソースを使った料理に多く含まれる。

いっぱい食べて脳卒中を予防しましょう



というおはなし。


写真:トマト

英語でトマトは「トメィトゥ」と習ったのですが、イギリスに行ったとき、イギリス...Yahoo知恵袋



Serum lycopene decreases the risk of stroke in men: A population-based follow-up study.

2012年10月9日

大学を出ておくと脳卒中になったあと なにかと有利


Association Between Socioeconomic Status and Functional Impairment 3 Months After Ischemic Stroke: The Berlin Stroke Register.
2012  10月  ドイツ



脳梗塞患者の社会経済的状況と回復具合との関連を調べてみたそうな。


ベルリンの14の施設に入院した1688人の脳梗塞患者に

アンケートをとった。

また、発症3ヶ月時点での自立度を調べた。


社会経済的状況の指標として最終学歴を使用した。




次のようになった。


・40%が女性で50%が70歳以上だった。


・若く、発症前自立していて、合併症のない、重症でない患者は回復が良かった。


・大学を卒業している患者はそうでない者に比べかなりの高確率で回復が良かった。







どういうわけか、学歴の低い脳卒中患者は回復がよくないことがわかった


というおはなし。

2012年10月8日

鉄を多く摂っていると、脳梗塞治療でかえってひどくなることが明らかに


Iron overload, measured as serum ferritin, increases brain damage induced by focal ischemia and early reperfusion.
2012  10月  スペイン



一般に、血液中の鉄(フェリチン)が多いと脳卒中予後が悪い。


そこで、脳梗塞でフェリチンが増えるのか、それとも

過剰なフェリチンが予後を悪くするのか実験してみたそうな。




普通食のネズミと鉄サプリを与えたネズミを用意して、

それらを人為的な脳梗塞、または脳虚血状態にした。




次のようになった。


・鉄サプリを与えたネズミの血中フェリチン濃度は上昇した。


・脳梗塞によってフェリチン濃度は変わらなかった。


・グループ間で脳梗塞のサイズは同じだった。


・1時間の虚血後、血液を再還流した場合、

鉄サプリネズミの梗塞は拡大し、出血も起きた。








高い血中鉄は脳梗塞のせいではなかった。

また血中鉄が多いと再還流治療をしたときに

脳梗塞が余計に悪くなることがわかった、


というおはなし。




感想:

この記事↓を思い出した。

【初耳】鉄を多く摂る日本人男性は、脳卒中で死亡することが判明




鉄はヤバイのか!?


2012年10月7日

【歩行リハビリ】あなたは 距離派? スピード派?


Is walking faster or walking farther more important to persons with chronic stroke?
2012  10月  アメリカ



歩行リハビリはスピード重視にするべきか、

距離重視にするべきか、患者の意見を調べたそうな。



77人の慢性期脳卒中患者についてアンケートと歩行能力の調査を行った。



次のようになった。


・76%の患者は自由に外出するためには 歩行"距離" が重要であると答えた。


・18%の患者は 歩行"スピード" が重要、と考えていた。


・両グループで歩行能力に違いはなかった。


・"スピード" 重視の理由は、1)スピード=歩行能力が高いから、

 2)目的地にすぐに着くから、だった。


・"距離" 重視の理由は、1)家事や地域活動に携われるから、

 2)のんびり遠くまで行けるから、3)持久力がつくから、だった。






歩行能力についての考え方は人によって違うので

ちゃんと訊いてリハビリに反映させたいものである



というおはなし。





感想:

わたしはスピード派。

全力疾走に挑戦中。

2012年10月6日

脳卒中後疲労になりやすい患者の特徴


Prevalence and Predictors of 6-Month Fatigue in Patients With Ischemic Stroke: A Population-Based Stroke Incidence Study in Auckland, New Zealand, 2002-2003.
2012  10月  ニュージーランド



脳梗塞後に疲労を訴える患者の特徴を調べてみたそうな。


ニュージーランドの脳梗塞患者613人について

発症6ヶ月時点での疲労度を計測、解析した。



次のようになった。


疲労患者の割合は30%(男性28%、女性33%)だった。

・高齢になるほど疲労を訴える患者も増えた。

・発症前から失禁のある人や、ヨーロッパ系ニュージランド人に疲労が多かった。

・自立して一人暮らししている人は疲労になりにくかった。

・重度のウツがあると疲労になりやすかった。




高齢で、以前から失禁があって、ウツの脳卒中患者は

疲労問題が起きるであろうことがわかった



というおはなし。

2012年10月5日

脳卒中後の視力障害は1ヶ月以内に回復する


Recovery From Poststroke Visual Impairment: Evidence From a Clinical Trials Resource.
2012  9月  イギリス



脳卒中後の視力障害からの回復について調べてみたそうな。



11900人分の脳卒中患者データベースから、

発症後30日、90日時点での水平眼球運動、半盲の有無について

データ抽出し、90日時点での自立度との関連も解析した。




次のようになった。


・61%の患者が視力障害を経験していた。

30日以内に完全回復した割合は、43%

90日以内に完全回復した割合は、45% だった。

・持続性の視力障害の割合は、30日で28%、90日で21%だった。

・部分的注視麻痺、固定した偏視、完全半盲の患者の90日時点での自立度はとても低かった。






脳卒中後の視力障害の回復は

最初の1ヶ月間に起きることがわかった



というおはなし。

2012年10月4日

【試されるコミュ力】あなたの手はもう動かないんだからね!


Breaking bad news in stroke rehabilitation: a consultation with a community stroke team.
2012  8月  イギリス



脳卒中医療の現場では患者に悪い知らせを

伝えなければならないシーンがよくある。



かといってそのための特別なトレーニングや

マニュアルがあるわけでもない。



そこで脳卒中リハビリに携わる関係者へ

心理コンサルティングを受けてもらい、

患者への悪い知らせの伝え方、内容、その影響

などについてチームでいろいろ考えてもらった。




その結果、

コンサルティングを受けたリハビリ関係者達は、

患者への難しいメッセージを伝えるための

自信と技術を身につけることができ、

この心理コンサルティングを高く評価した。


後日、現場でもこの心理的変化が実務に反映されていた。





脳卒中患者へ良くない知らせを伝えるためには

コミュニケーション能力が要求される。

そのための技術や自信は

心理コンサルティングによって補強できることがわかった



というおはなし。






感想:

当初、20代前半のカワイイ療法士さんに

『あなたの手がまた動くようになることはありません』

ってキッパリ言われた。 2度も。


でも可愛かったのでまったく不愉快に感じなかったし

悲しい気持ちにもならなかった。

(このひと月後に手は動くようになった)



思い出しながら、カワイイもコミュ力のうち… と思った。

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