大気汚染が脳卒中死亡率に与える影響を調べたそうな。
中国の8つの都市について、日々の大気汚染程度と脳卒中死亡率との関連を解析したところ、
次のようになった。
各大気汚染物質と、その濃度が10μg/m3 増える毎に
上昇する脳卒中死亡率はそれぞれ
・PM10未満の浮遊粒子状物質→0.54%
・二酸化硫黄→0.88%
・二酸化窒素→1.47% だった。
大気汚染が進むと脳卒中死亡率が上昇することが明らかになった、
というおはなし。
感想:
中国が言うんだからこの研究は信用できる。
・PM10未満の浮遊粒子状物質→0.54%
・二酸化硫黄→0.88%
・二酸化窒素→1.47% だった。
・37%がリハビリ入院が必要であると選考された。
・そのうちの75%はリハビリ病院に転院した。
・残り25%がリハビリ病院に転院できなかった理由の1番は、ベッドが足りないから、だった。
・リハビリ入院が必要と判断されなかった63%の患者のほとんどは、
症状が軽いか非常に重いかのどちらかで、結局 自宅または長期療養所へ送られた。
Incidence and Associations of Poststroke Epilepsy: The Prospective South London Stroke Register.
2013 1月 イギリス
・6.4%(213人)の脳卒中患者がてんかんになった。
・時期別に、3ヶ月後:1.5%、1年後:3.5%、5年後:9.0%、10年後:12.4%が
てんかんになると推定できた。
・性別、人種、社会経済的状況はてんかんと関連がなかった。
・若年で入院時の神経症状が重く、脳の皮質を含む広い範囲が
損傷しているとてんかんになりやすかった。
・脳卒中患者は夏に少なく、冬と春に多かった。
・特に、脳梗塞が冬、脳内出血は春に多かった。
・冬の脳梗塞は心原性が多かった。
・入院時血圧は夏に低かった。
・入院時の白血球数は夏に少なく、冬に多かった。
Chronic rhinosinusitis increased the risk of stroke: A 5-year follow-up study.
2013 2月 台湾
・慢性副鼻腔炎があると、年間100人中10.65人が脳卒中になった。
・慢性副鼻腔炎でない場合、脳卒中になる割合は、7.53人だった。
・解析の結果、慢性副鼻腔炎があると特に脳梗塞になりやすかった。
・一方、クモ膜下出血や脳内出血との明らかな関連は見られなかった。
One out of 12 stroke survivors contemplates suicide
2013 2月 アメリカ
・脳卒中:8%、心臓発作:6%、ガン:4%、糖尿病:5%
の患者が死んだ方がまし、と考えていた。
・うつ症状がある患者にこの傾向が強かった。
After stroke, 6,000 steps a day for better health
2013 2月 日本
3年の追跡期間に29人が脳卒中を再発した。