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2023年3月28日

Stroke誌:脳卒中でメンタル治療している割合

2023  3月  オーストラリア


脳卒中の後の不安やうつ気分が悪化して治療されていない場合、それが転帰に影響する可能性がある。

そこで、脳卒中後に心のケアを受けることと、将来どのように影響するかをくわしくしらべてみたそうな。

2023年3月27日

くも膜下出血の「週末効果」なかった

2023  3月  アイルランド


くも膜下出血では破裂動脈瘤の迅速な診断と治療が求められている。

いっぱんに週末入院の患者は死亡率が高く、「週末効果」と呼ばれている。

その原因としてスタッフレベルの低下、上級医の不在、画像診断利用率の低下、などが考えられる。

3次病院でのくも膜下出血の週末効果をくわしくしらべてみたそうな。

2023年3月26日

血圧下げると再発予防にいいかも JAMA Neurol .

2023  3月  台湾


高血圧は脳卒中の主な再発危険因子と考えられているものの、

降圧療法のランダム化比較試験のほとんどでは有意な再発予防効果が示されていないので、

どの程度血圧を下げたらよいものかメタアナリシスで検証してみたそうな。

2023年3月25日

くも膜下出血の「ターソン症候群」の頻度ときっかけ

2023  3月  ドイツ


ターソン症候群(Terson Syndrome)はくも膜下出血後によくみられる合併症で、10-46%の割合でおきると報告されている。

頭蓋内圧の上昇により眼球内の静脈が破綻、出血した状態を指す。自然治癒しない場合には手術により大幅に症状改善できるという。

ターソン症候群の発生率の高さにもかかわらず、その認知度は低いので、予測因子についてくわしくしらべてみたそうな。

2023年3月24日

原因不明の脳梗塞の「原因」がわった

2023  3月  ノルウェー


潜因性脳梗塞は、原因が不明または競合する原因が2つ以上ある場合を指し、脳梗塞の25-40%を占める。

大部分は塞栓元不明のESUSとよばれる状態で、おもに心房細動や卵円孔開存が疑われる。

脳梗塞の再発予防は原因をただしく特定することが重要なので、潜因性脳梗塞の原因を解明するべく患者を12ヶ月間しらべてみたそうな。

2023年3月23日

Stroke誌:気分障害と脳卒中の因果関係

2023  3月  スウェーデン


気分障害(mood disorder:いわゆるうつ病または躁うつ病)と脳卒中はしばしば併存する。

そこで気分障害と脳卒中の因果関係をあきらかにするべくメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2023年3月22日

動作観察と運動イメージの組合せは

2023  3月  イギリス


脳卒中のリハビリテーションにおいて、身体的な運動がむつかしいばあいには動作観察療法(AO)や運動イメージ療法(MI)が用いられる。

それぞれを独立して行うよりも、組み合わせることで相乗効果が得られるとする報告があるので、上肢リハビリのカップスタッキング課題についてその効果を検証してみたそうな。

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