元2022 8月 イラン
脳卒中後の「疲労」はよくある合併症であり、何年も持続する。
その病因は不明であるが、視覚、体性感覚、前庭感覚などの中枢性感覚の統合障害が非効率的な姿勢制御を引き起こしている可能性がある。
これら感覚統合をうながす方法として「前庭リハビリテーション」があるので、脳卒中後疲労への影響をくわしくしらべてみたそうな。
元2022 8月 イラン
元
Effects of primary caregiver participation in vestibular rehabilitation for unilateral neglect patients with right hemispheric stroke: a randomized controlled trial.
2013 4月 台湾
・時間が経つに連れ、両グループともに半側空間無視、日常生活動作、バランスが著しく改善した。
・特に、前庭リハビリグループでは著しい交互効果が確認できた。
・転倒回数は両グループで違いはなかった。
元2020 9月 スウェーデン
元2025 12月 アメリカ
元2024 12月 アメリカ
元
Effects of galvanic vestibular stimulation combined with physical therapy on pusher behavior in stroke patients: A case series.
2014 7月 日本
・両患者はGVSを行った週にのみ傾きが改善した。
脳卒中経験者は傾く
前庭感覚電気刺激で半側空間無視をやっつけろ!
元2024 5月 イタリア
元
Kinaesthetic ability training improves unilateral neglect and functional outcome in patients with stroke: A randomized control trial.
2017 12月 トルコ
・行動性無視検査BITおよび機能的自立度検査FIMが両グループで改善した。
・BITのペーパーテストの改善度は、運動感覚訓練グループ 40%、比較グループ 17.9%だった。
・BITの実技テストの改善度は順に 16%、10.7% だった。
プリズム順応療法で半側空間無視のADLは改善しない
元
Short-term effect of neck muscle vibration on postural disturbances in stroke patients.
2016 5月 フランス
・首筋肉振動刺激で脳卒中後のバランスの側方へのゆらぎが減少した。
・64.5%が光点の移動錯覚を経験した。
・この錯覚のある患者はない患者にくらべ首筋振動によるバランス改善効果が大きかった。
