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2024年9月22日

断食の代償?ラマダン中に増える心原性脳梗塞と減る脳内出血

2024  9月  エジプト


ラマダンはイスラム教徒にとって最も神聖な月であり、日の出から日没までの断食が義務付けられている。

この断食が、健康に対してどのような影響を与えるのか、特に神経学的な緊急事態に関しては、まだ十分に研究が進んでいない。

そこで、ラマダン中における脳卒中やその他の神経疾患の発生率について、ラマダンの前の月であるシャーバンと比較することで、断食の影響をくわしくしらべてみたそうな。

2016年12月2日

2日間の断食が脳梗塞を癒やすという根拠について


Prolonged Fasting Improves Endothelial Progenitor Cell-Mediated Ischemic Angiogenesis in Mice.
2016  11月  中国

食事制限がおおくの慢性病に良い効果をもたらすとする考え方がある。

特に 単なるカロリー制限ではなく2日~5日間の長期断食が有効であるとする報告もある。

これを 脳卒中の動物で実験してみたそうな。


人為的に脳虚血にしたネズミを48時間の長期断食させた。

もしくは この断食を週1回ペースで4週間繰り返して脳組織、血管内皮前駆細胞を観察したところ、


次のことがわかった。

・長期断食グループでは食べ放題グループよりも血管新生が明らかに増加し、虚血のダメージも小さかった。

・繰り返し長期断食は脳萎縮を抑え長期に神経症状を改善しているようにみえた。

・断食ネズミと食べ放題ネズミから抽出した内皮前駆細胞を それぞれ別の虚血ネズミに移植したところ、断食ネズミのそれは虚血脳に定着し血管新生を促して脳のダメージも小さかった。

長期断食が血管内皮前駆細胞を通じて虚血脳に血管新生をうながし長期の改善をもたらした、


というおはなし。
図:長期断食の脳梗塞治療効果

感想:

2日間の断食はつらすぎて自分ひとりではできない。

断食道場もうかるだろな、、食事ださなくていいんだから。

[断食]の関連記事

2014年2月23日

プチ断食で脳梗塞に負けない身体をゲット


Intermittent fasting attenuates increases in neurogenesis after ischemia and reperfusion and improves recovery.
2014  2月  アメリカ

食事の間隔を通常よりも空ける軽い断食の神経保護効果を調べてみたそうな。


マウスを軽い断食グループと好きなだけ食べれるグループに分けた。

3ヶ月の後、各々 人為的に脳虚血にするグループとしないグループに分けた。

各時点で脳内の細胞の増殖、細胞死、神経形成の程度を測定して比較した。


次のようになった。

・断食によって、飽食シグナルホルモンでもあるレプチンが半分になったが、虚血後は更なる減少は止まった。

・虚血後、断食マウスの梗塞体積は、飽食マウスの半分以下だった。

・虚血前、断食マウスの海馬や脳室近傍での基底細胞の増殖は飽食マウスのそれよりも30%増えた。

・虚血後、飽食マウスでは基底細胞の増殖が5倍になったのに対し、断食マウスでは2倍にとどまった。

・虚血後の神経形成の減少は、細胞死の減少と関連しており、飽食マウスでは断食マウスの2倍の細胞死があった。



軽い断食習慣が脳梗塞から神経を護ることがわかった、


というおはなし。

写真:断食


感想:

脳梗塞になったあとに断食しても効果はあるのかな?

2024年6月28日

脳を護る『断食』の最適時間帯があきらかに!

2024  6月  アメリカ


間欠的な絶食による事前準備は、脳卒中後の認知機能と運動機能、回復力の強化につながる。

脳梗塞後の神経保護の程度は断食期間の長さによって異なることが示されているが、概日リズムにおける断食時間帯の影響についてはまだ解明されていないので実験してみたそうな。

2024年3月4日

再起への扉を開く: 断食がもたらすリハビリの新時代

2024  2月  アメリカ


カロリー制限は神経可塑性と神経損傷後の回復を促進する。

マウスにおいて、カロリー制限が脳卒中後に作用し、訓練に伴う運動回復を促進するという仮説を検証するべく実験してみたそうな。

2024年6月27日

断食がもたらす健康革命:脳卒中回復の秘密を解き明かす

2024  6月  アメリカ


事前に何らかの処置によって得られた脳の虚血耐性は、やむをえず脳梗塞が起こった場合に脳を守るよう働くことが知られている。

現在、すでに雄のマウスにおいて、間欠的絶食(IF:1日15時間絶食)を短期間(6週間)行うと、長期間(12週間)行う場合と同様の虚血耐性が生じることがわかっている。

そこで、同様のIF介入が、老マウスやメスマウスにも虚血耐性をもたらすものか実験し、そのメカニズムを検証してみたそうな。

2016年5月31日

ラマダンの断食は脳卒中的にどうなのか?


Ramadan fasting is not usually associated with the risk of cardiovascular events: A systematic review and meta-analysis.
2016  5月  カナダ

世界十数億人のイスラム教徒がラマダンの月に断食をする。この間、食事と睡眠が大きく変化する。これらは心血管疾患のリスクになり得る。

ラマダンと脳卒中など心血管疾患との関連についてのこれまでの研究をまとめてみたそうな。


関連する過去の研究を厳選しデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・15の研究がみつかった。

・ラマダンの断食と脳卒中や心筋梗塞、心不全との関連はなかった。

・脳梗塞、脳出血に分けても関連は確認できなかった。

ラマダンの断食と脳卒中など心血管疾患の発生とは関連がなかった、


というおはなし。

写真:ラマダン断食


感想:

今年のラマダンは来週の6月6日から とテレビで言ってたので関心を持った。

2024年3月1日

夜食は命取り?最新研究が明かす、夜間断食と脳卒中リスクの衝撃的な関係

2024  2月  中国


1日の食事回数(DEF:daily eating frequency)と夜間の絶食時間(NFD:nighttime fasting duration)が死亡率に及ぼす健康影響に関する知見は非常に限られている。

これまでの研究で、DEFが少ないと血圧やコレステロール、糖尿病リスクが上昇し、いっぽうNFDが長いとインスリン抵抗性や炎症が改善することが報告されている。

そこで、DEFとNFDが脳卒中をふくむ心血管疾患(CVD)および全死因死亡率と関連するかどうかをくわしくしらべてみたそうな。

2017年2月17日

ミクログリアを味方にして慢性期脳梗塞を治療する方法


Microglia preconditioned by oxygen-glucose deprivation promote functional recovery in ischemic rats.
2017  2月  日本

中枢神経の5-20%を占めるミクログリア細胞は、周辺の神経を食べたり保護したりと 状況によりあいはんする働きをする。
急性期の脳梗塞ではミクログリアが脳保護的にはたらくことがわかっている。

こんかいミクログリアを脳虚血と同様の低酸素 低ブドウ糖環境にさらすことで脳保護の性質をもたせることに成功した。
これを慢性期の脳卒中に投与して治療効果をたしかめてみたそうな。

2010年7月21日

満腹食べると脳卒中になりやすい


Dietary restriction suppresses inflammation and delays the onset of stroke in stroke-prone spontaneously hypertensive rats.
2010 7月 日本

脳卒中になりやすいネズミを使って、
餌を半分しか与えないグループとそうでないグループとで
脳卒中になるまでの日数を比較したそうな。

餌半分のネズミは満腹ネズミより2倍の期間
脳卒中にならなかった、とのこと。

図:断食と脳卒中

血圧に変化はなく、

食事制限が血中の抗炎症物質の濃度を
高くする効果があったため と推測。

2025年4月16日

新たな健康常識!?肉をやめるとラクナ梗塞になるメカニズムとは

2025  4月  ギリシャ


肉や乳製品などの動物性食品を控えることが、健康にどんな影響を与えるのかはよく話題になる。特に、糖尿病や心臓病、脳卒中との関係が注目されている。

しかし、こうした食事の変化が人の体の中でどんな風に働いているのか、特に脳卒中との関係では、まだよくわかっていなかった。

そこで、ギリシャ正教の「断食」の習慣を持つ人たちを対象に、体の中の変化を詳しく調べてみたそうな。

2021年6月17日

カロリー制限の脳梗塞リハビリ長期効果

2021  6月  中国


カロリー制限は、腸内細菌叢に影響し、脳梗塞などの疾患への保護効果が報告されている。

しかし、カロリー制限による腸内細菌叢の変化と脳梗塞後のリハビリテーション効果との関係についてはあきらかになっていないので動物実験してみたそうな。

2011年10月3日

いつも満腹食べていると、治る脳梗塞も治らなくなる


Calorie restriction and stroke.
2011  9月  オーストラリア




動物実験では、食事のカロリー制限や断食によって

寿命が伸びたり病気にかかりにくくなったりすることが知られている。


脳梗塞患者へのカロリー制限がもたらす影響について考えてみたそうな。




マウスの実験では、

脳梗塞前のカロリー制限によって

神経保護を促すタンパク質やホルモンの増加が見られ、


結果として脳組織への白血球の侵入やグリア化を防ぐことができ、

脳細胞の壊死を抑えることができた。


ただしこの効果は高齢になるほど小さくなった。





食事のカロリー制限が脳梗塞治療に

活かせるようになる日が来るかもしれない、


というおはなし。





感想:

病院食の量が少なくて

いつもお腹が空いていたのにもわけがあった。

なるほど。




写真:脳梗塞のカロリー制限効果

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