元2026 3月 トルコ
脳卒中のあとに起こる肩の痛みはよくある問題であり、リハビリの進み方や日常生活のしやすさを大きく左右する。これまでは、痙縮、肩の亜脱臼、関節のこわばり、腱板のはさまりこみなど、肩そのもののトラブルが主な原因と考えられてきた。
だが最近は、それだけでは説明しきれず、神経そのものの痛みや、脳や脊髄が痛みに敏感になっている状態も関係しているのではないかと考えられている。そこで、脳卒中後に肩の痛みがある人とない人を比べて、その違いをくわしくしらべてみたそうな。
元2026 3月 トルコ
元2026 3月 チェコ
元2021 11月 中国
元2025 10月 ベルギー
元2023 1月 中国
Central hypersensitivity in chronic hemiplegic shoulder pain.2013 1月 アメリカ
・肩の痛みがある患者の圧痛閾値は、
両肩とも、痛みのない患者のそれよりも低かった。
・肩の痛みのある患者の麻痺側の圧痛閾値は、
非麻痺側よりも低かった。
・この肩の痛みは脳卒中経験者でないとわかるまい
・脳卒中後、肩の痛みがなかなか治まらない人の特徴
・ボツリヌス療法で肩の痛みは治るのか?
元
Pain management strategies among persons with long-term shoulder pain after stroke - a qualitative study
2018 9月 スウェーデン
・彼らがとる対策には実践的なものと精神的なものがあって、
・実践的な方法として、家の中で高い棚のものを下に置く、1回の買い物の量をへらして軽くする、着替えしやすいようゆったりとした服を選ぶ、
・肩が痛くなりやすい動作方向や特定のタスクを避けるようにする。たとえば着替えの際に麻痺腕を先に袖に通すなど。
・痛みがひどいときには休憩を入れる、薬を使う、シャワーで温冷刺激を与える、散歩で痛みを紛らわす など。
・精神的な方法として、痛みを受け入れ、痛みに耐え、痛みを無視できるような認識をもつこと。たとえば もっとひどい状況の人がいる、チクチクする痛みよりはましだ、自分は強く楽観的である、などと考える。

元2020 5月 トルコ
元
Somatosensory impairments are common after stroke but have only a small impact on post-stroke shoulder pain.
2014 1月 スウェーデン
・肩の痛みのあるグループとないグループとで感覚障害の程度に違いはなかった。
・しかし肩の痛みのあるグループで冷感覚異常のある者が多かった。
・両グループ共に熱閾値は健常人にくらべ概ね高く、収縮閾値は非常に高いか低いかのいずれかだった。
元
Does hemiplegic shoulder pain share clinical and sensory characteristics with central neuropathic pain? A comparative study.
2016 1月 イスラエル
・両グループとも正常部位に対する温度感覚の低下度が似ており、痛みの頻度も近かった。
・しかし痛みの質と悪化要因は異なっていた。
・肩の痛みの強度と温痛閾値低下や亜脱臼、痙縮に明らかな関連があった。

元2022 1月 中国
元
Shoulder pain and concomitant hand oedema among stroke patients with pronounced arm paresis.
2013 12月 スウェーデン
・63人の患者で調査を完遂した。
・そのうち21人に肩の痛みがあった。
・肩の痛みがある患者には麻痺手の浮腫がよく見られた。
・神経症状の重い患者ほど肩の痛みがあった。
・脳出血患者ほど肩の痛みが多かった。
元
Upper limb function and functional independence in patients with shoulder pain after stroke.
2017 2月 ブラジル
・肩の痛みのある者は27.6%いた。
・機能的自立度FIMスコアは肩の痛みがあると91、痛みがないと114で明らかに低かった。
・上肢機能の別の指標SULFSでも 2 vs. 5で肩の痛みグループのスコアがはっきりと低かった。
片麻痺のアームスリングは"害" 使わないほうがいい
元
The effects of hyaluronic acid on hemiplegic shoulder injury and pain in patients with subacute stroke: A randomized controlled pilot study.
2016 12月 台湾
・いずれのグループも肩の痛み度、屈曲、上肢運動機能がかいぜんした。
・特にヒアルロン酸グループで肩の痛みスコアと外転運動にあきらかな改善があった。
元
Post-stroke shoulder pain and its association with upper extremity sensorimotor function, daily hand activities, perceived participation and life satisfaction.
2014 3月 スウェーデン
・肩の痛みがあると受動的な肩上げ動作と上肢の運動が著しく困難だった。
・しかし日常生活動作や社会参加、人生満足度でのグループ間の差はあまりなかった。
Left-Sided Hemiparesis, Pain Frequency, and Decreased Passive Shoulder Range of Abduction Are Predictors of Long-Lasting Poststroke Shoulder Pain.
2012 6月 スウェーデン
・4ヶ月時点で肩の痛い人の72%は16ヶ月後にも痛みが続いていた。
・16ヶ月後も肩の痛みが続いていた人の特徴は、
左片麻痺、常に肩が痛い、関節の外転可動域が狭い、だった。

元
Effects of Acupuncture on the Recovery Outcomes of Stroke Survivors with Shoulder Pain: A Systematic Review.
2018 2月 香港
・29のランダム化比較試験がみつかった。
・おおくの研究で偏りがつよく、治療や評価方法もことなるためメタアナリシスが実行できなかった。
・従来型の鍼は痛みや腫れを和らげ上肢機能を改善したが、関節可動域への影響は2つしか研究がなかった。
・電気鍼も痛みと上肢機能への改善効果が示されていたが、腫れや関節可動域については研究が少なく結論はでなかった。
・火鍼と温鍼も研究が非常にすくなかった。

元2023 1月 中国
元
Post-stroke spasticity and shoulder pain prevalence decrease over the last 15 years.
2018 3月 フランス
・平均年齢58、786人(脳梗塞68%、脳出血32%)の記録がみつかった。
・関節可動域に影響するようなひどい痙縮の患者は2006まで増えたのち減少に転じた。
・肩の痛みの患者は13%→8%に減少した。
・ひどい痙縮患者の26%は肩の痛みもあった。
・歩ける入院患者や退院時に手が動く患者が増えていた。
・認知障害は24%→63%に増えていた。
Stroke誌:これ エビデンス? 早期リハビリの...
元2024 8月 中国